面白い岐阜弁★訳の分からない方言のセリフ10選自然が豊かで、日本の中央に位置する岐阜県。でも、どちらかといえば東海の中でも地味な部類に入ってしまいがちですね。

そんな岐阜県で話される方言の中には、「ごめんなさい、今何て?」と聞き返さずにいられない言葉が、いくつか出てきます。

今回はそんな変わった面白い岐阜弁をご紹介いたします。皆さんもどんな意味なのか、想像してみてくださいね。

 

面白い岐阜弁★訳の分からない方言のセリフ10選

 

面白い岐阜弁①○○やったけど、えか

方言の意味:○○だったけれど、いいですか?

年配の岐阜県民が使われる方言として有名なのが、こちらの「えか」。

「よろしいですか」という意味で、「えか、えか」と続けて使うことも多いようです。突然言われても何のことか、ちょっとわかりにくいですよね。実際の会話では、「えかっ!」と、結構強めに発音されることもしばしば。

面白い岐阜弁②あんたの家にケッタで行くわ

方言の意味:あなたの家に自転車で行くよ。

岐阜だけでなく東海で使われる方言ですが、ケッタは「自転車」を表します。「蹴りたくる」から派生し、いつしかケッタと呼ばれるようになりました。若い人は普通に「チャリ」と呼んでいますので、これも年配の方にありがちな方言ですね。知らないと、一体この人はどういう状態で家に来るのだろう・・・と不安になりそうです。

ちなみに原付バイクの事を「ケッタマシーン」と呼ぶこともあり、他府県の人ならば、もはや意味不明間違いなし。

面白い岐阜弁③そのB紙使ってええよ

方言の意味:その模造紙を使っていいですよ。

「びーし」と読みます。これは小学生が自由研究の際に使われる模造紙のことですが、初めて聞いても何のことかサッパリですね。模造紙自体それほどよく使う言葉ではありませんが、「意味のわからない岐阜弁」として有名ですが、この「B紙」を標準語であると思っている岐阜県民が意外にも多いのも、不思議な話ですね。

面白い岐阜弁④銀行行ってお金をこわしといて

方言の意味:銀行行ってお金を崩しておいてください。

愛知などでも使用されますが、独特な言い方ですね。もちろん硬貨をハンマーで叩き割ったり、紙幣をビリビリに破くことではありません。銀行などで両替をするときにお金を崩すことを、何故か「こわす」と呼ぶのが東海流です。不要な端数を処分するときにも使われますよ。

面白い岐阜弁⑤ガバリ危ないから手ぇ気ぃつけえ

方言の意味:画鋲は危ないから(ケガをしないよう)手に気をつけてください。

恐らく「画」を「貼る」、画鋲の役割から、このような方言が生まれたのかと思われます。小学校で使われる道具として、岐阜県の方言あるあるでもよく登場します。「B紙」とセットで使われたら、他府県の人は本当にちんぷんかんぷんではないでしょうか?

面白い岐阜弁⑥机つるからそっち持って!

方言の意味:机を持ち上げて運ぶからそちら側を持ってください。

岐阜では小学校の掃除などで小学生が多用しているので、若い人でもしっかり使っている岐阜弁ですよ。

「つる」という方言は、「持ち上げる」「持ち上げておく」などとして日常でも登場するので、岐阜に住んでいると、耳にする機会は多いはず!B紙やガバリと同じく、学校つながりの意味不明な岐阜弁として有名です。

ちなみに、ソナーポケットのeyeronさんが、公式ブログで「机をつるとは何の意味?」と、問題にしていたこともあります!

面白い岐阜弁⑦このお茶、でらちんちんやで!飲めん!

方言の意味:このお茶は熱すぎて飲めません。

噴飯ものの岐阜弁です。年配の方が使われる方言で、「でらちんちんやで、気ぃーつけーや」などと言われたら、何事かと思ってしまいますよね。名古屋弁としても有名な「でら」は、「とっても」。そして「ちんちん」は、「すごく熱い」という意味です。

岐阜で年配のおじいちゃんおばあちゃんから、熱いお茶などを出されたとき、このような方言が登場します。決して下ネタではなく、まっとうに話されているので笑わないようにご注意を!

面白い岐阜弁⑧ひきずり鍋でも食べていきーや

方言の意味:すき焼き鍋でも食べていきなさい。

罪人がひきずりまわされることではありません。岐阜では「すき焼き」を「ひきずり」と呼び、庶民の食べ物として愛されています。

一体なぜこのような呼ばれ方をされているかというと、「鍋の上でひきずるように」して食べるすき焼きの食べ方から、方言が生まれたようです。他府県の人は、聞いただけではピンとこない方言の一つですね。

面白い岐阜弁⑨そのおちょんぼカワイイなー

方言の意味:その結んだ髪型可愛いね。

髪の毛をゴムで結ぶことを「おちょんぼする」といいます。ちなみに、「ひとちょん」はポニーテール、「ふたちょん」はツインテールや二つ結びのことです。

語源についてははっきりしませんが、「ちょんまげ」から来ているようです。元々「ちょんぼ」は、近畿などで「失敗」という意味の方言として用いられていますし、麻雀では反則行為を指しますが、岐阜県では意味が違うのですね。

面白い岐阜弁⑩あんたんとこの子こすいわー

方言の意味:あなたの子どもは賢い子ですね。

他府県でも使われる方言なので、ご存知ではありませんか?「こすい」は「ずるがしこい」「ケチくさい」などの意味ですね。

ところが、岐阜県の「こすい」は、上記のようなネガティブな意味ではありません!岐阜県では「利口だ」「賢い」など、悪い意味がないところが特徴です。

他人のお子さんに「こすい子やなぁ~」と言われる人がありますが、皮肉や悪口でなく、純粋に褒めているのです。他府県の「こすい」を知っている人が聞くと、誤解してしまいそうですね。

 

最後に

いかがでしたか?様々な岐阜弁がありますが、タイトルだけで意味はわからないものばかりかと思われます。しかし、ユーモアあふれる方言の数々やその語源には、古くからの歴史を感じませんか?こんな訳のわからない、面白い方言を使っているのも、岐阜県民の特徴です。

面白い岐阜弁★訳の分からない方言のセリフ10選

①「○○やったけど、えか」
②「あんたの家にケッタで行くわ」
③「そのB紙使ってええよ」
④「銀行行ってお金をこわしといて」
⑤「ガバリ危ないから手ぇ気ぃつけえ」
⑥「机つるからそっち持って!」
⑦「このお茶、でらちんちんやで!飲めん!」
⑧「ひきずり鍋でも食べていきーや」
⑨「そのおちょんぼカワイイなー」
⑩「あんたんとこの子こすいわー」