広島県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
広島弁は少し昔だとヤクザ映画などでは広島弁を話しているイメージがあったり、アニメなどで広島弁を喋る登場人物がいる場合だとキャラ設定は豪快な人物だったりと、どちらかと言うと恐い印象に感じる人もいます。
ですが時にはアイドルのperfumeがテレビなどで広島弁を喋っている姿が可愛らしかったりすることもあり、これまでのイメージが変わりつつもあります。
独特のイントネーションがある広島弁ですが実は他県の方には伝わりづらい方言があり、不意に喋られると「どう言う意味?」と笑ってしまうこともあります。
それでは、本記事では「面白い広島弁★笑われちゃう方言のセリフ15選」をご紹介いたします!
面白い広島弁①授業がたいぎぃわ〜
「授業たいぎぃわ〜」や、「仕事たいぎぃな〜」などと使用します。初めて聞くと「大義」と混同しそうですが、どちらかと言うと意味は真逆です。
広島県民でこの方言を言ったことがない人はもしかすると1人もいないかもしれません。それほど日常的に使用します。
面倒くさいことを指して使用することもありますが、時にはボケに対するツッコミ文句やドッキリに対するリアクションとして「たいぎぃ!」を使用することもあります。
その場合広島県民であればニュアンスで通じますが、他県の方だと「なぜ面倒くさいと言う言葉を返すの?」と不思議に感じるかもしれません。
面白い広島弁②ブリぶり美味い!
「ぶり(ぶち)」は“とても”という意味です。
「とても美味しい」「とても面白い」「とても可愛い」と言う場合に、ぶり美味い!ぶりおもろい!ぶり可愛い!と言います。
「ぶち」と「ぶり」の両方があり、人によりどちらかを使用しますが意味は全く同じです。
「ぶり美味い!」と言っていたとしても、魚のブリが美味しいと言う意味ではありません。
ブリが美味しい場合には、「このブリぶり美味い!」と言います。
面白い広島弁③部屋がわやになっとる!
「わや」は“ひどい”という意味です。
「部屋が散らかってわやになっとる!」「髪型がわやになっとる!」などと使用します。2回連続で繋げて「わやわや!」と連呼することもあります。
意味合いとしては「ひどい」の上位互換のような意味合いで、ひどすぎてどうしようもないような状態の時に多く使用されます。
広島の人が「わや」を連呼しているのを見かけた時は、とても大変な状況なのだなと察してあげてください。
面白い広島弁④そがいにせんでもえかろうに!
「そがいに」は“そのように”という意味で、「せんでも」は“しなくても”という意味、「えかろうに」は“良いのに”という意味です。
それぞれ単体で使用されることもありますが、誰かがやった仕事や行動を否定するような時に「あんた〜そがいにせんでもえかろうに〜!」と言われることがあります。
否定で使われることもあれば、お土産やお礼の品を貰った時の遠慮の言葉としても使われるので、必ずしも否定されているとも限りません。
面白い広島弁⑤これをせにゃ〜いけま〜が!
「せにゃ〜」は“しないと”、「いけま〜が」は“いけないよ”という意味です。
相手がやらないといけないことを放置していたり気づいていなかったりした時に、「これをせにゃ〜いけま〜が!」と言います。
何かの呪文のようにも聞こえる言葉ですが割と言われる時は注意をされている時のことが多いので、思わず笑ってしまうと場合によっては余計怒られるかもしれません。