鳥取県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
鳥取県は、兵庫県と岡山県、島根県の3県と隣接しているので、関西と山陽地方の文化が入り混じっています。中でも、鳥取東部は関西弁に近く、鳥取西部は広島弁に近いところがあって、鳥取県人の悪口はそれなりにキツいです。さらに、鳥取弁は平常時でもキツく聞こえるので、超怖い!
また、同じ言葉でも言い方によって意味が違ってくる(これは厄介)ので悪口なのかどうかは、方言を知らないと判断できません。
それでは、本記事では「鳥取弁の悪口特集★喧嘩・陰口で使われる方言のセリフ15選」をご紹介いたします!
鳥取弁の悪口①いかさまだらずだに!
いかさま=とても、だらず=馬鹿、という意味です。「いかさまだらずだに」と言われたら、あなたに対して呆れかえっているという感じです。「だらず」はのろまとかトロイとか、悪口として使っているニュアンスがあります。鳥取県人はあまり仲良くない人に悪口は言わないので、軽口を叩く感じでこう言われたら、「ちょっと自分に心を開いてくれたかな」と期待しても間違いないです。
ちなみに、鳥取には「だらずプロレス」というプロレス団体があって、地元では結構人気があります。馬鹿、という意味のはか、ハチャメチャなというニュアンスがあるように思います。
鳥取弁の悪口②ほんにやんなる!
ほんに=本当に、や=嫌、という意味です。「本にやんなる」でもないので、ご注意を。語尾に「~なる」と付ける鳥取弁は定番で、ちょっと嘆く感じです。仕事が終わらないとか、面倒ごとに巻き込まれたとき、「やんなる」と言われます。自分に対して言われているのではないですが、「やんなる」と言われたら、どうしたの?と聞いてあげて悪口を聞いてあげても良いかもしれません。
鳥取弁の悪口③いかれんあるけぇいかれん
方言を知らないと「行けない」という出来る出来ないの意味に捉えがちですが、これは禁止の意味ですので、注意です。いけれん、と言われたら、「いやいや大丈夫出来るよ~」と強行すると、鳥取県人にとても怒られるので気を付けましょう。
あと、「~ある」と鳥取弁で良く聞きますが、ニュアンス的には「ここに書いてある」という意味です。
鳥取弁の悪口④ええとしがらげでなんしょーるが!
「ええとしがらげで」は良く年配の方が言っている方言です。自分の子どもが年甲斐もなく馬鹿なことをしていたり、近所の誰かにたいして悪口を言うときに、使っている感じです。直接面と向かって言われることは無いですが、人伝てで誰かにそう言われていることを聞いたら、自分の態度を改めましょう。
鳥取弁の悪口⑤どがしょうやもにゃー
どがしょう=どうしよう、という意味です。語尾に「~にゃー」と付けるのは、鳥取中部西部の方で良く聞きます。「だー」とどうしようにもない感じを出しています。随分と呆れかえって言われているので、名誉挽回は遠い感じがします。