千葉県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ！
千葉県は東西南北鉄道が走っているので、山や海の景色を楽しめる鉄道の旅はバラエティに富んでいます。そして鉄道で旅をする時の楽しみのひとつ「駅弁」も千葉県グルメのイイとこ取り。各地のご当地グルメや独特なB級グルメまで多彩に詰まっているので、是非お好みの駅弁を見つけてください。
それでは、本記事では「千葉県駅弁ランキング★地元民おすすめ10選」をご紹介いたします！
千葉県駅弁ランキング①千葉県のご当地がギュッとひと箱に詰め込まれた「千葉ご当地弁当」
こちらは千葉県各地のご当地グルメが多彩に詰め込まれた千葉県の幕の内弁当です！まず、白いご飯の中央にチョコんと乗っているあさりの生姜煮は、アサリの風味たっぷりでこれだけで白飯がなくなってしまわないよう注意しましょう。他にも、銚子産の鮪煮や焼鯖、千葉県産の鶏肉の味噌漬け焼きやつくね等、千葉県グルメの宝庫ですね。個人的には、あさりの生姜煮もおすすめですが、菜の花の落花生和えは千葉県でしか味わえない逸品おかずだと思います！
【HP】万葉軒｜千葉ご当地弁当
千葉県駅弁ランキング②房総名産さざえとうにがたくさん詰まった「房総半島うにとさざえめし弁当」
ひじきご飯に錦糸卵とたっぷりの蒸したウニとコリコリ歯ごたえのさざえが入っていて豪華な海鮮弁当となっています。950円でこのウニとさざえの量は満足度高いです！さらに副菜として添えられている、ひじきの煮物とセロリの佃煮も、ウニとさざえの箸休めにピッタリの相性。ミネラルたっぷりの房州産極太ひじきも特産品で、下のひじきご飯にも使われています。白飯じゃなくてひじきご飯というところも珍しく、極太ひじきもセロリの佃煮も副菜だけど主役級の美味しさで、自信をもっておすすめする駅弁です！
【HP】南総軒
千葉県駅弁ランキング③蓋を開けると菜の花畑が広がっている様をイメージ「菜の花弁当」
この「菜の花弁当」は、ひと昔前に天皇陛下も千葉でお召し上がりになったという千葉を代表する駅弁のひとつ。“なのはな”は千葉県花で、中身はパッと咲いた菜の花畑を連想する黄色い煎り卵と大地をイメージしたという鶏そぼろが敷き詰めてあり、境界には甘辛く煮たあさりの串が一本、あとは紅ショウガに漬物というシンプルな中身ですが、素朴な味わいのロングセラー商品です。こちらのお弁当は包装がなんとも昭和っぽい色使いとフォントで昔ながらの・・・という感じが好きです。
【HP】万葉軒｜菜の花弁当
千葉県駅弁ランキング④脂ノリノリの鮪のカマが食べても食べてもなくならない！「かまトロ丼」
五井駅の名物駅弁として一部の駅弁マニアからは定番となっている「かまとろ丼」。地元の仕出し弁当「やり田」さん製造で、駅構内でテーブルに並べられて売られています。人気のポイントは鮪のカマのボリュームです。脂ののった少々濃い味のほぐしたカマが、何重にもギュッと押しつぶされた白飯の上に分厚く乗せられていて、白飯との相性は言うまでもありません。冷めていても美味しくいただけると評判。この量のかまトロがギュギュっと詰め込まれていて450円はコスパ良すぎですね。
【HP】やり田 小湊鉄道五井駅販売所
【住所】千葉県市原市五井中央東1-1-2
【アクセス】JR内房線・小湊鐡道五井駅跨線橋
【地図】やり田の地図
千葉県駅弁ランキング⑤「ヒルナンデス!」でも紹介！いすみ食材をギュッと詰め込んだ「いすみの宝石箱」
いすみの食材で作られたおかずがたくさん入っていて、どれから食べようかとワクワク迷ってしまう「いすみの宝石箱」。パッと目につくのはご飯の上の鮮やかな黄色の錦糸卵、味付けは全体的に優しい薄味でヘルシー、特に女性層に人気です。パッケージは、いすみ鉄道の黄色に緑のラインの入ったおもちゃみたいにかわいい電車の箱、割りばしも電車の絵に“ISUMIRAIL”と書かれたかわいい袋で電車好きも子供もウキウキしますよ。また、いすみ鉄道のお弁当には昔はよくあった「ポリ茶」が付いてくるのが嬉しいですね。原則土日祝日の販売で、要予約となっているので、HPをチェックして準備万端でおでかけしましょう！
いすみの宝石箱
参照：いすみ鉄道株式会社
千葉県駅弁ランキング⑥銚子産の秋刀魚一本！豪快な昆布巻き鮨「千葉寿司街道 秋刀魚」
全国でも水揚げ上位を誇る銚子の秋刀魚を、まるまる一本千葉の佐倉産味噌で西京焼きにして、おぼろ昆布で巻き寿司にした逸品。パッケージを開けて笹の葉を開くとビックリ、見た目ちょっと黒光りしていてなんとも言えない模様・・・・コレ美味しいの？と思ってしまいますが、口にすれば美味しいことはすぐにわかるはず。昆布のヌメリで食べこぼす人続出（・・のはず）、注意してください。サイドに、甘酢生姜と醤油が添えられています。おかずがなく、中の酢飯のボリュームも少し物足りないかもしれないので、一緒に総菜等の購入をおすすめします。
【HP】万葉軒｜千葉寿司街道 秋刀魚
千葉県駅弁ランキング⑦房総半島の郷土料理がそのまま味わえる「さんが焼き弁当」
まずは駅弁の名前にもなっているメインのおかず“さんが焼き”とは、旬の地魚（鯵やイワシ、サンマ等なんでもOK）を紫蘇やネギ、ミョウガなどの薬味と合わせて、粘りがでるまで叩いたものを、“なめろう”と言い、これも郷土料理なのですが、この“なめろう”を焼いた物が“さんが焼き”です。いわゆるお魚ハンバーグですね。このさんが焼きの横に添えられている極太で立派なひじき煮は、おそらく房州産のひじきだと思うので、よく噛んで味わってくださいね。他、ごぼう天、錦糸卵、紅ショウガ等。
【HP】南総軒｜さんが焼き
千葉県駅弁ランキング⑧“出没！アド街ック天国”でも紹介！南房総の珍味「館山名物 くじら弁当」
館山駅前のマリンという喫茶店で販売している「くじら弁当」。南房総の和田浦は古くから捕鯨の街として知られ、地元民の間でくじらは昔から食べなれた味ということで、マリンの店主が販売を始めました。中身は、シンプルに白飯の上にくじらの大和煮とそぼろが乗っかって、真ん中の境界に卵。大和煮は醤油味、そぼろは味噌味でご飯のお替りが欲しくなっちゃいます。もちろん鯨の臭みなどは全く感じません。この美味しい珍味弁当、1日限定30個なので週末はお早めに。
【住所】千葉県館山市北条1884
【アクセス】JR内房線館山駅からすぐ
【地図】マリンの地図
千葉県駅弁ランキング⑨木更津名物あさりをたっぷり味わえる「漁り弁当」
木更津と言えば潮干狩りが有名ですが、その名物あさりをたっぷり美味しくいただけるのが、木更津名物漁り弁当です。楕円形の曲げわっぱのお弁当箱に、醤油と生姜の効いたあさりの炊き込み飯が半分を占めています。この磯の風味を感じるあさりごはんがメインというだけあって、あさりの量が多くギュッと詰まっているところが他にはないおすすめポイントです。
【HP】万葉軒｜漁り弁当
千葉県駅弁ランキング⑩銚子電鉄の新たな救世主となるか！？「鯖威張（サバいば）る弁当」
銚子電鉄が経営困難を脱するため、「ぬれ煎餅」や「まずい棒」などの商品販売で経営危機を脱しつつあるが、2018年新商品として考案されたのが「鯖威張る弁当」です。製造元は地元の居酒屋で、ふざけた商品名とは裏腹に銚子漁港で水揚げされた鯖がたっぷり使われていて美味しいのでそこはご安心を。鯖の水煮を使った炊き込みご飯がぎっしり詰まっていて、その上に威張っているようにドーンと塩焼き鯖の切り身が乗っています。これで経営サバイバルを生き抜けるのでしょうか！？関東の駅百選にも選ばれている犬吠埼駅にて週末のみの販売、または各地イベントで出店しているということなのでHPなどチェックしてみてください。
【HP】銚子電気鉄道｜鯖威張る弁当（銚子電鉄プレスリリース）
【住所】千葉県銚子市犬吠埼9595-1
【地図】銚子電気鉄道線犬吠駅の地図
最後に
千葉県は海の幸山の幸たくさんありますが、やはり海に囲まれた県なので海鮮系の駅弁がたくさんあり人気ですね。県内の駅弁をたくさん製造している「万葉軒」や房総の「南総軒」に人気駅弁が集中していますが、ローカル線のこじんまりと経営している駅弁も是非食べに行ってみてくださいね！
千葉県駅弁ランキング★地元民おすすめ10選
- ①千葉県のご当地がギュッとひと箱に詰め込まれた「千葉ご当地弁当」
- ②房総名産さざえとうにがたくさん詰まった「房総半島うにとさざえめし弁当」
- ③蓋を開けると菜の花畑が広がっている様をイメージ「菜の花弁当」
- ④脂ノリノリの鮪のカマが食べても食べてもなくならない！「かまトロ丼」
- ⑤「ヒルナンデス!」でも紹介！いすみ食材をギュッと詰め込んだ「いすみの宝石箱」
- ⑥銚子産の秋刀魚一本！豪快な昆布巻き鮨「千葉寿司街道 秋刀魚」
- ⑦房総半島の郷土料理がそのまま味わえる「さんが焼き弁当」
- ⑧“出没！アド街ック天国”でも紹介！南房総の珍味「館山名物 くじら弁当」
- ⑨木更津名物あさりをたっぷり味わえる「漁り弁当」
- ⑩銚子電鉄の新たな救世主となるか！？「鯖威張（サバいば）る駅弁」
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。