千葉県出身の知り合いがいたり、千葉県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
千葉弁は大きく分けて「野田弁」「東総弁」「房州弁」の3種類に分類されます。関東圏の特に東京にほど近い北西部では標準語を話す人が多く「方言なんてあるの?」と思われがちですが、他県の人が聞くと聞きなれない「え?」となる千葉弁、実は使っていますよ~。
それでは、本記事では「面白い千葉弁★笑われちゃう方言のセリフ10選」をご紹介いたします!
面白い千葉弁①「寝坊したと思ったの!したっけさー時計狂ってたから良かったー!」
方言の意味:寝坊したと思ったの!そしたらさー時計狂ってたから良かったー!
「~したっけ?」という感じで、普通に使える言葉に思えますが、千葉弁の場合、「~した」ではなく接続語として「そしたら~」「けれども~」というように使います。したっけさー(けどさー)という感じですね。北海道でも「したっけ」という方言があり、したっけねー(じゃあねー)といった挨拶として使われています。
面白い千葉弁②「赤ちゃんの足って、ちゃっけくて可愛いねぇ」
方言の意味:赤ちゃんの足って、小さくて可愛いねぇ
「ちゃっけぇ」は「小さい」という意味だが、「ちっくり」というと、ちゃっけぇよりもっと小さいという意味になります。なんとなく響きから意味がわかりますかね?
面白い千葉弁③「ひゃっこくて気持ちいいね~」
方言の意味:冷たくて気持ちいいね~
「ひゃっこい」は「冷たい」という意味で、暑い日はひゃっこい飲み物が欲しくなるわ~」や、「井戸水がひゃっこいからスイカ冷やそう」なんて使えますね。
面白い千葉弁④「前にぶつけた時のあおなじみなかなか消えないね」
方言の意味:前にぶつけた時の青あざなかなか消えないね
青あざという意味ですが、お隣茨城県民の方も同じあおなじみ使っているそうです。青いというところは同じなんですね。
面白い千葉弁⑤「こんなでれすけ見たことないわー」
方言の意味:こんなだらしがない人見たことないわー
「でれすけ」は「だらしがない」という意味です。親が子に対して「このでれすけ!」と小言を言っているイメージが強いです。こちらも茨城県で同じく使われているそうです。
面白い千葉弁⑥「このねねこちっくりで可愛いね~」
方言の意味:この赤ちゃん小さくて可愛いね~
「ねねこ」は「赤ちゃん」という意味です。先に紹介した、「ちゃっこい」や「ちっくり」もよく合わせて使えます。猫の赤ちゃんは、ねこのねねこになりますね、「ね」が多くてややこしい(笑)
面白い千葉弁⑦「今日学校終わったらうちんち来ない?」
方言の意味:今日学校終わったら私の家に来ない?
「うちんち」は「私の家」という意味です。自分の家のことを「ウチ」と言ったり、自分のことを「ウチ」と呼ぶ方言もあって、似てるようで微妙に違うのでややこしいですね。
面白い千葉弁⑧「じゅんぐりに並びなさい」
方言の意味:順番に並びなさい
「順番通りに」「順番に」という意味で、順を追って繰り返すというイメージです。じゅんぐりは、甲州弁や仙台弁でも同じように使われているそうで、各地方で同じ方言が使われているなんて面白いですね。
面白い千葉弁⑨「このラジオちゃけちゃってる」
方言の意味:このラジオ壊れちゃってる
「ちゃける」は「壊れる」という意味です。この言葉は、聞いても意味わかる人は少ないかもしれませんね。壊れるという響きより、柔らかな響きで、なんとなく可愛らしさもありますね。
面白い千葉弁⑩「にすが好きです」
方言の意味:あなたが好きです
にすは、あなたという意味になります。これは意味を聞かないとわかりませんね。標準語にして、あなたというと少し丁寧な言い方に聞こえますが、「あんた」というような少しくだけた言い方に変えてもよいと思います。にすが言ったよねー(あんたが言ったよねー)という感じ。
最後に
千葉って方言あるんですね、しかも聞いてみたらわからない言葉がたくさんあることに驚いたのでは?千葉へお出かけの際に、地元の人に千葉弁で話しかけてみてくさいね!以上、「面白い千葉弁★笑われちゃう方言のセリフ10選」でした。最後までご覧いただきありがとうございました。
面白い千葉弁★笑われちゃう方言のセリフ10選
- ①したっけ(そしたら)
- ②ちゃっけぇ(小さい)
- ③ひゃっこい(冷たい)
- ④あおなじみ(青あざ)
- ⑤でれすけ(だらしがない)
- ⑥ねねこ(赤ちゃん)
- ⑦うちんち(私の家)
- ⑧じゅんぐり(順番通り)
- ⑨ちゃける(壊れる)
- ⑩にす(あなた)