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面白い栃木弁★笑われちゃう方言のセリフ15選

面白い栃木弁★笑われちゃう方言のセリフ15選栃木県出身の知り合いがいたり、栃木県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!

栃木弁「知んねぇな」と思ってらっしゃるあなた!意外と耳にしてるかもしれませんよ、TVで。U字工事、つぶやきシロー、大島美幸さんなどなど、茨城弁にも似てる、あの独特のイントネーション。あれですよ、あれ!

それでは、本記事では「面白い栃木弁★笑われちゃう方言のセリフ15選」をご紹介いたします!

面白い栃木弁①「だいじけ?」「だいじ、だいじ」

方言の意味:「大丈夫?」「大丈夫、なんともないよ」

「だいじ」は大丈夫、栃木弁の文法では「け?」は「ですか?」という質問形。一番、日常で使う言葉かもしれません。知らない人が聞くと「え?それ、大切なの?何が大切なの?」と聞き返される。そして、栃木県に来たら最初に出会う方言だっぺよ~!

面白い栃木弁②「いや~こわい」“こわい”その1

方言の意味:「いや~疲れた」

好きで登山に行くのではなく、学校などで行かされる山登りの時によく会話に出てくるセリフ。山で「こわい」なんて言ったら、熊でも出たのかと思ってしまいますよね?草むしりとか楽しくない重労働で日常的によく使うセリフ。

面白い栃木弁③「このキュウリこわいね」“こわい”その2

方言の意味:「このキュウリ固いね」

県南で多い。あ、これも地元民のセリフですが、ざっくり宇都宮周辺を“県央”、宇都宮より北を“県北”、南を“県南”と呼び、なんとなく違いがある。そんな背景もあり、県内での会話なのに、会話が成り立たないことも。「こわい=固い」は栃木県民でも使う人が少ない栃木弁かもしれない。

面白い栃木弁④「ごじゃっぺ言ってんじゃねぇっぺよ!」

方言の意味:「そんなウソいってんじゃないよ!」

「嘘」「冗談」「いい加減」という意味。親が子供によく言ってるのを耳にするけど、その時は「わがまま言ってるんじゃないの」という風にも聞こえる。響きがなんとも特徴的で、笑ってしまうひとこと。

面白い栃木弁⑤「あ!ぼっこれた」

方言の意味:「あ!壊れた」

「ぼっこれる」は好きな栃木弁のひとつ。初めて聞いても意味がイメージできる栃木弁。子供に新しいおもちゃをあげながら「ぼっこすなよ」、「壊さないでよ」と使ったり。とんちんかんなこと言う人に「こいつぼっこれてる」、「こいつの頭はおかしい」的な使い方も。

面白い栃木弁⑥「いじくってんじゃないよ!」

方言の意味:「触ってるんじゃないよ!」

授業中に「そこ、なにいじくってんだ!」と、先生に漫画を読んでたガキ大将が怒られていたのを思い出す。こちらも想像しやすい栃木弁かな。

面白い栃木弁⑦「思い通りにいかなくて、いじやけるよ!」

方言の意味:「思い通りにいかなくて腹が立つよ!」

「いじやける」の意味を説明するの「いじやけるなぁ」って、書いてて思う。意味をきっぱりと言い切れない。“すねる”と“イライラする”の両方を兼ねてる感じでしょうか。とある4コマ漫画でよく出てくるセリフとか。

面白い栃木弁⑧「お茶、よばれてって」

方言の意味:「お茶、飲んでって」

「よばれてって」は食事などを食べてって、というか「招待されて行って」「私のお茶を飲んでいってもらえる?」という感じの意味。なんだか相手のやさしさを感じる言い回しで、田舎のおばちゃんに言われるとほっこりする。

面白い栃木弁⑨「てれんこてれんこあるってんじゃねぇ!」

方言の意味:「ダラダラ歩いてるじゃないぞ!」

「てれんこてれんこ」はやる気がないという意味あい。スローな動きがなんとなく伝わる、響きですよね!怒られてる時に使う言葉だけど、響きがかわいらしくて、これこそ笑ってしまうひと言。「てれてれ」と言い換えることもOK.。

面白い栃木弁⑩「え?ちがかった??」

方言の意味:「え?違ったの?」

栃木弁の特徴的な動詞の活用形かと。繰り返すんですよね。なんかこう、つまづきそうな、でもちゃんと歩けてるような、不思議な言葉の表現。次の方言でも同じ活用形なので、雰囲気をわかっていただけるでしょうか?

面白い栃木弁⑪「押ささ(おささ)っちゃった」

方言の意味:「(間違って)押してしまった」

「押ささる」は意図せず押しちゃったというニュアンス。「おささっちゃた」場合、わざとやったつもりじゃないので仕方ない。「そんなこともあるさ」的な意味合いなので、間違って「押ささっちゃっても」あんまり怒られない感じあり。もちろん、時と場合によるけど。

面白い栃木弁⑫「しゃああんめ」

方言の意味:「仕方ない」

「しょうがないじゃない」と否定的な言い方と、「しゃああんめ、やってやるか」というふうに「しょうがないな、じゃ、やってやるか」とちょっと恩着せがましい使い方とある。

面白い栃木弁⑬「え(い)んがみた」

方言の意味:「大変な目にあった」「ひどい目にあった」

発音が難しい感じ。英語の子音みたいに「え」とも「い」ともいえない発音に聞こえる。さて、応用編。「パソコンを点けっぱなしで掃除してたら、電源ボタン押ささっちゃって、パソコンが落ちてえんがみた。」は「間違って電源ボタンを押しちゃって、パソコンが落ちちゃって大変な目にあったよ」

面白い栃木弁⑭「今日、頭はぎってくっから。」

方言の意味: 「今日は髪を切ります。」 

初めて聞いたら「え?」って、聞き返しちゃう。「ケガ」でもしてガーゼでも替えるの?とか、どこかに殴り込み?とか勘違いしそう。“髪”じゃなくて“頭”というから話を大きく誤解してしまう表現。

面白い栃木弁⑮こでらんねぇ~!

方言の意味:「たまんねぇ~!」

「こでらんねぇ~!」は「これはたまらない」「素晴らしい~!」という意味。なんでも、最上級の褒め言葉らしい。「A5ランクの那須牛ステーキはこでらんねぇ~」、A5ランクは最上級のお肉なので「こでらんねぇ~!!」味なのだ。

最後に

私は栃木弁のネイティブではないので当初はクエスチョンの嵐でした。今でも年配の方たちの会話は宇宙語でチンプンカンプン。栃木弁はそんなにキツイ言葉という印象がなかったけど、わからないものです。県央、県北、県南で微妙に栃木弁が違うのは歴史的背景もあるんじゃないかと思う今日この頃。江戸時代に人の往来の多かった日光は、あまり訛りがきつくない気がします。日光東照宮を作るために、各地から職人が住み着いたせいでしょうか?そんなことに思いをはせると方言も学問になりますね。さてさて、栃木弁。U字工事のふたりのおかげで、市民権を得てる気がします。TVで見かけたら、ちょっと気にして聞いてみてね!

面白い栃木弁★笑われちゃう方言のセリフ15選

  • ①「だいじけ?」「だいじ、だいじ」
  • ②「いや~こわい」“こわい”その①
  • ③「このキュウリこわいね」“こわい”その②
  • ④「ごじゃっぺ言ってんじゃねぇっぺよ!」
  • ⑤「あ!ぼっこれた」
  • ⑥「いじくってんじゃないよ!」
  • ⑦「思い通りにいかなくて、いじやけるよ!」
  • ⑧「お茶、よばれてって」
  • ⑨「てれんこてれんこあるってんじゃね~!」
  • ⑩「え?ちがかった??」
  • ⑪「押ささる(おささ)っちゃった」
  • ⑫「しゃああんめ」
  • ⑬「え(い)んがみた」
  • ⑭「今日、頭はぎってくっから。」
  • ⑮「こでらんねぇ~!」

以上、最後までご覧頂き、有難うございました。

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