山梨県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
かつては「甲斐の国」と呼ばれていた山梨県には、歴史ある史跡がいっぱい。その分、地元の人たちの間で語り継がれている不可思議な昔話もたくさんあります。
今回はその中でも知っておいたほうが危険な目に遭わなくて済む山梨県の最強心霊スポットをご紹介していきます。面白半分にでは絶対に行ってはいけない危険な場所です…
山梨県最強危険心霊スポット①富士山の絶景とアレも見えてしまう!旧御坂トンネル
photo by Fluoride (sasablog)
この場所で出ると言われている幽霊は2種類。僧侶の霊と、事故死者の霊です。僧侶の霊の由縁は不明ですが、事故死者の霊は、このトンネルの開通工事の際に複数回起きている作業中の事故の犠牲者たちではないかと噂されています。
不吉な噂の尽きないトンネルですが、登録有形文化財に指定されています。観光客も絶えず行き来しているので、何も知らなければ怖い場所ではありません。
(所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町)
山梨県最強危険心霊スポット②トンネル内に石仏が…旧割石トンネル
参照http://www.yamanashi-kankou.jp/fc/location/14/14024.html
旧割石トンネル中腹には、トンネル工事に参加していた作業者たちを供養するための石仏があります。工事は劣悪な環境化で進められました。外国人労働者を強制労働させたり、多くの死傷者を出したと言われています。重労働で弱った作業員を、人柱として壁に埋め込むという非道なことも行われていました。
実は、この石仏には管理人の老婆がいます。しかし、地元民の誰もその老婆の素性を知らないそうです。
(所在地:山梨県市川三郷町黒沢)
山梨県最強危険心霊スポット③稲川淳二「地獄に誘う呪いの手」の舞台「すずらん池」
参照http://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4982.html
すずらん池は一周10分程度の小さな池です。四季折々の自然が手軽に楽しめる公園で、地元民の憩いの場となっています。
そんなのどかなすずらん池でしたが、稲川淳二氏の怪談によって一躍心霊スポットデビューを果たしました。稲川氏によると、「過去に身投げをした老婆の幽霊の手が、水面から飛び出してきた」とのことなのですが、昼間のすずらん池からはそんな雰囲気は微塵も感じられません。もしかしたら夜中に行くと何か起こるのかもしれませんね…。
(所在地:山梨県北杜市小淵沢町)
山梨県最強危険心霊スポット④過去にバスの転落事故!絶景「昇仙峡」
photo by fujitariuji
日本国内でも屈指の絶景スポット昇仙峡。この景勝地では、過去に悲しい転落事故が起きています。昭和52年、社員旅行中のバスが昇仙峡グリーンラインから谷へ転落、10名の死者を出しました。以来、事故現場付近には、血まみれの亡霊が夜な夜な徘徊しているという噂があります。
事故現場は本当に絶景です。谷を覗き込むとゾクッとするくらい美しい光景が広がっています。
(所在地:山梨県甲府市高成町)
山梨県最強危険心霊スポット⑤少女の霊が目撃される!旧笹子トンネル
2012年に起きたトンネル内崩落事故で「笹子トンネル」の名前を知った、という方も多いと思います。笹子トンネルには新旧の2本があり、2012年の事故が起きたのは上り線用の新トンネル。今回取り上げるのは、下り線用の旧トンネルです。
旧トンネルには、過去このトンネル内で死亡したと噂されている少女の霊が目撃されています。実際に現場へ行ってみると分かるかもしれませんが、トンネル内は車一台がぎりぎり通れる程の幅しかなく、照明が全くありません。少女の死亡事故が起きても全く不思議ではありません…。トンネルの大月市側には古い地蔵が祀られています。何かがあると言うことは間違いないと思います…
(所在地:山梨県大月市)
山梨県最強危険心霊スポット⑥枝を切ると呪われる諏訪神社「呪いの御神木」
参照http://yatsu-genjin.jp/suwataisya/suwasya/yamato.htm
諏訪神社の朴木には、「呪いの御神木」という異名があります。昭和28年、朴木の枝が架線に飛び出していて危険だったため、鉄道関係者6名はその枝を切ってしまいました。すると、6名中5名が次々と事故死や溺死によってこの世を去り、残り1名も事故に巻き込まれて重症を負ったそうです。
地域の信仰の対象であり、本来は傷つけることすら許されない御神木。やはり御神木を切ると祟られてしまう様ですね…。
(所在地:山梨県甲州市大和町宮本)
山梨県最強危険心霊スポット⑦武田勝頼の霊が祀られている「新府城跡」
photo by Takeshi KOUNO
天正9年に武田勝頼によって築城された新府城。しかしその翌年、織田・徳川連合軍との合戦に敗れ、新府城は火にかけられます。その後は廃城となり、1973年には国の指定史跡として公有地化されました。
敷地内には武田勝頼公霊社があり、ここに勝頼公の心霊が納められていると言われています。かつての勝頼公の家来たちなのか、公霊社の周辺には落ち武者の亡霊や火の玉が絶えず出没するそうです。
(所在地:山梨県韮崎市中田町中條上野)
山梨県最強危険心霊スポット⑧2度と出てこられない死の峠「大菩薩峠」
photo by Naoto Takai
「死の峠」の異名を持つ大菩薩峠には、2つのいわくがあります。
1つは大菩薩峠事件。1969年、首相官邸や警視庁を襲撃した赤軍派53名が逮捕された事件です。彼らの武装訓練施設がこの大菩薩峠にありました。残されたメンバーたちは後に数々の歴史的な事件を起こしています。
2つ目は樹海説。安易に峠へ足を踏み入れると、2度と抜け出すことが出来なくなると言われています。登山道が整備された今でも遭難者が絶えません。
(所在地:山梨県甲州市塩山上萩原と北都留郡小菅村鞍部の境)
山梨県最強危険心霊スポット⑨近くにあるキャンプ場は花魁たちが流れ着いた場所「花魁淵」
photo by iyoupapa
かつては黒川金山と呼ばれていました。
武田勝頼の死後、武田氏の隠し金山だった黒川金山は閉山されました。この時、金山の秘密が外部に漏れるのを防ぐため、鉱山労働者の相手をしていた遊女55人、その他金山関係者を皆殺しにするべく、谷の上に用意した祝宴の舞台もろとも全員を谷底へ沈めたという史実が、この場所には残されています。そのため、今でも遊女たちの亡霊が多く出没しており、地元民による供養が続けられています。
(所在地:山梨県甲州市)
山梨県最強危険心霊スポット⑩「姫ヶ淵」に伝わる血を血で洗った昔話
photo by inazakira
ここも武田勝頼絡みの心霊スポットです。天目山は勝頼やその息子である信勝、そして妻の北条夫人が自害した場所。戦国最強と謳われた、武田軍終焉の地です。
北条夫人の死後、彼女の侍女たちは日川の淵に身を投げて殉死しました。後にその場所は「姫ヶ淵」と名前を変え、当時の悲壮さを伝えるモニュメントが建てられました。
姫ヶ淵の上流には、土屋惣蔵片手切と呼ばれる土地があります。土屋惣蔵昌恒という男が、片手に持った刀で次々と追っ手を日川に突き落としたことに由来しています。日川の水はその後3日間、血で真っ赤に染まっていました。この逸話から、日川は「三日血川」とも呼ばれる様になったそうです。
(所在地:山梨県甲州市大和町田野)
最後に
山梨県最強危険心霊スポット★行ってはいけない10選
①旧御坂トンネル
②旧割石トンネル
③すずらん池
④昇仙峡
⑤旧笹子トンネル
⑥呪いの御神木
⑦新府城跡
⑧大菩薩峠
⑨花魁淵
⑩姫ヶ淵