熊本県の阿蘇へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
神々しい山々が連なる阿蘇の大地。阿蘇地方の開拓は、難しいとされてきました。同じ熊本県内でも、阿蘇地方は独自の文化を歩んできた歴史もあります。かつて、九州でもいち早く神々が降りてきたとされる地方。神聖な歴史ある地方だけに、昔から不吉な場所や行ってはいけない心霊スポットとされる場所が多く残っています。たくさんの魂が集まる場所の阿蘇。決して土足で入って、魂を呼び起こしてはいけません~。
それでは、本記事では「熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット★行ってはいけない10選」をご紹介いたします!
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット①阿蘇山里に隠れキリシタン!12家族の悲しい叫び!千人塚「臼内切」
キリシタン弾圧は、熊本では天草地方が有名ですが、実は、阿蘇の山里にも深く信仰していた集落があります。阿蘇小国町の満願寺にある千人塚「臼内切」(うすねぎり、と読みます)。この平原一帯がお墓となっていて、12の少し土が盛り上がっている場所に、12の家族ごと葬られたと言われています。小さい子供を含め、幸せに暮らしていた家族が突然襲われ、さぞ無念だったことでしょう。ここを訪れる人は、昼間も少なく、道も狭くなっていて、標識も途中からありません。夕方には、地元の人は誰も近づきませんので、遊び半分で行くのは辞めた方がいいと思います。12家族は、今も、阿蘇の平和を祈りながら、静かに眠っています。
- 【住所】熊本県阿蘇郡南小国町満願寺
- 【アクセス】豊肥本線、阿蘇駅から車で約40分
- 【地図】臼内切の地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット②あの世へ通じる門が開くとき、決して行ってはいけない「阿蘇中岳火口」
年に数回、あの世へ通じる門が開くと言われている阿蘇中岳火口。外輪を含めた阿蘇山、中岳火口は見るからに、神様が作った大自然の脅威を感じる場所です。この山頂は、毎年、夏に門が開くと言われていて、特にお盆の季節は、たくさんのさまよえる魂がこの火口を目指して行くようです。過去、何度も噴火を繰り返している中岳なので、噴火や火砕流によって亡くなった方々も多いのです。また、死に場所を求めて火口に身を投げた方々の魂(火口は、すり鉢状になっているため、投身自殺は出来ません。)が、まだ残っているのかもしれません。阿蘇火口付近には、突然の噴火に対応するため、避難場所をコンクリートで出来たドームが数個、設置してあります。また、阿蘇地方では、「黄泉がえり」の言い伝えもあり、あの世へ通じる門が開くとき、亡くなった最愛の人が、そのままの姿であらわれるという伝説もあります。
- 【HP】阿蘇市ホームページ 阿蘇山
- 【住所】熊本県阿蘇市黒川
- 【アクセス】豊肥本線 阿蘇駅から車で約30分
- 【地図】阿蘇中岳の地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット③美しい自然に蛇の目撃談多発!大蛇の化身か?寄姫伝説「白糸の滝」
阿蘇郡西原村にある「白糸の滝」。20mの高さから落ちる水は、白い糸のように流れ落ち、透明度の高い水で美しいと評判です。毎日、地元の人、また、全国各地から、水のパワースポットを求める人々も多いのです。実は、この美しい場所も夜になると空気が一転!心霊スポットに変わり、真っ暗闇に重い空気が流れます。各地にも寄姫伝説は、ありますが、ここ白糸の滝も、そのひとつです。夜な夜な出かけて行く寄姫のあとを追ったところ、大蛇だったという伝説。夜にこの場所に来ると、美しい女性の姿や蛇の目撃談が多いのです。愛する人に、切りつけられた姫の悲しい姿なのでしょう。
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット④健磐龍命が蹴破られなかった阿蘇外輪山!西南戦争激戦地「二重峠」
国内最後の内戦、官軍と薩軍の戦いの西南戦争。熊本市植木町の田原坂は有名ですが、阿蘇地方でも、この戦いはありました。その戦場跡地が阿蘇「二重峠」です。薩軍に占領されていたこの地方の農民達を巻き込む、激しい戦いとなりました。会津藩の鬼官兵衛と言われていた佐川官兵衛がここで農民の銃弾で落命しています。夜になると、誰もいないこの場所に、生ぬるい風が吹き、戦いに加わった人々の声が聞こえるようです。またこの土地は、阿蘇の神話で、健磐龍命が外輪山に穴を開けようと蹴破っても出来なかった峠とされ、大地のパワーも最強なのです。江戸時代に参勤交代が行われた豊後街道沿いで、1.6kmの石畳は全国でも最長クラス。観光的にも、景観も良いのですが、古戦場だからでしょうか、訪れる人は少ないようです。
- 【HP】【公式】熊本県観光サイト もっと、もーっと!くまもっと。二重峠の石畳・的石の御茶屋
- 【住所】熊本県阿蘇市車帰
- 【アクセス】豊肥本線 赤水駅から車で約7分
- 【地図】二重峠展望台の地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット⑤天に通じる不思議空間、天の怒りか?伝説となった幻の「ラピュタの道」
新緑の季節は青々とした大草原の阿蘇が見られ、雲海が広がる道。まるで、空に浮かぶ道として有名な絶景スポット、天空の阿蘇「ラピュタの道」。天に通じる不思議なスポットとして、阿蘇の人々を見守ってきました。2016年4月の熊本地震で大幅に崩れ、復興には莫大な費用がかかるため、市は復興工事を断念しています。天に通じる美しい道として有名だっただけに、とても残念です。人が住みやすくなるため、自然を壊し、そして争い・・・現世にもたらす災害すべてが、天の神々の怒りなのだという人も多いのです。通行止めで、人が入れない今、天に通じる美しい「ラピュタの道」は、阿蘇の人々の中では、幻の道、伝説の「ラピュタの道」になりつつあります。
- 【住所】熊本県阿蘇市狩尾
- 【アクセス】豊肥本線 市ノ川駅から車で約15分
- 【地図】ラピュタの道の地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット⑥たくさんの楽しい思い出とともに、人々の魂だけ残す「阿蘇観光ホテル」
1939年(昭和14年)から1999年11月の閉館まで、昭和天皇はじめ、たくさんの観光客を集めてきた大型リゾートホテル「阿蘇観光ホテル」。当時、最新式の家具や電気機器を取り入れ、オープン当初から、たくさんの人々を楽しませてくれました。閉館となり、廃ホテルになりましたが、熊本地震でも崩れず、少しの被害ですみました。地震にも耐える頑丈な造りの建物、当時の日本の建築力の素晴らしさが物語っています。ホラー映画のロケ地として使われたホテルなので、その流れで心霊スポットとして有名になりました。阿蘇の山々が眺められ、美しい景色が見られますが、高台にあるため、人の行き来がありません。夜は、真っ暗な山の中で、風の音だけが聞こえるだけ。楽しかった当時を思い出す人々の魂だけが、ここに残っているのでしょう。
- 【住所】熊本県阿蘇郡南阿蘇村長野2514-8
- 【アクセス】豊肥本線 赤水駅から車で約15分
- 【地図】阿蘇観光ホテルの地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット⑦駅に向かう足音が?!旧国鉄宮原線七つのアーチ橋「幸野川橋梁」
1954年、熊本小国町と大分の九重を結ぶ路線として作られた登録有形文化財「幸野川橋梁(こうのがわきょうりょう)」旧国鉄宮原線(みやのはらせん)。戦争のため資材がなく、鉄筋の代わりに竹を入れて作られたと言われている美しいアーチ橋です。竹筋橋とも言われています。わずか30数年程前までは、通勤通学の足として、人々を運んでくれた鉄道。廃路線になった今でも、駅に向かう人の魂が出勤しているのでしょうか、建設作業中の職員さんなのでしょうか、コツコツと橋の近くやトンネル近くを、歩く?たたく?音が聞こえてきます。山の中に作られた八つの橋で、小国町に残っているのは、七つ。うち二つは、遊歩道として整備され、昼間は人々を楽しませてくれています。
- 【住所】熊本県阿蘇郡小国町大字宮原字西村
- 【アクセス】豊肥本線 阿蘇駅から車で約40分
- 【地図】幸野川橋梁の地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット⑧心霊最強の阿蘇大橋の霊たちが集まる橋、引き込まれる「長陽大橋」
2016年4月の熊本地震よりダメージを受けた長陽大橋ルート。翌年の8月には、大津町から阿蘇方面へ向かうルートが完全復活しました。いち早い復興で、さすがに、日本の土木建築技術は素晴らしいと、改めて感じます。すぐ近くの阿蘇大橋が地震で崩落した現在、心霊スポットも長陽大橋がメインになっているようです。今まで、阿蘇大橋の影に潜んでいましたが、昔から地元では、長陽大橋も自殺が多いとされていました。阿蘇大橋より高さはありませんが、橋の上から下をのぞくと、かなり怖いものがあります。下から、何か、呼ばれているような気がして、その場から、早く立ち去りたい気持ちになります。阿蘇大橋の霊たちが集まってきているのでしょうか。
- 【住所】熊本県阿蘇郡南阿蘇村河陽4310
- 【アクセス】南阿蘇鉄道 立野駅から車で約5分
- 【地図】長陽大橋の地図
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット⑨UFOと交信?不思議な空間、マゼノミステリーロード「押戸石の丘」
阿蘇大観峰から、車で約10分くらいの所にある農道、マゼノミステリーロード。名前からして、謎の道ですね。この地域は、以前から、宇宙との交信があるとされ、全国のミステリー、UFOマニアが集まってきます。また、天空の力を呼び寄せるヨガの団体も、時折見られます。この地で、空と大地のパワーもらっているのでしょう。映画の舞台となった事もある「押戸石の丘」には、特に不思議な力があるようです。時間の空間の入り口があるのか、異次元の世界を目撃したりして、時間や時空のズレが起こるらしいと言うウワサが・・・。古代の人が使っていたという時計の役目の石や、真上に北極星がある太陽の石など、ここは、昔から異次元のような、不思議な空間なのです。
photo by 押戸石の丘
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット⑩娘を帰して!叫ぶ両親の声が残る村民の長く苦しい戦い「教団体跡地」
国民を震撼させた地下鉄サリン事件。熊本阿蘇地方でも、団体と村民の激しい戦いがありました。阿蘇郡波野村、現、阿蘇市。時代とともに風化されつつありますが、阿蘇地方にもこういった恐ろしい事件を起こす団体と、村民の苦しく長い戦いがあった事を忘れてほしくなく、また、若い方にも知ってほしいと思いアップすることにしました。
当時の波野村は、穏やかな静かな農村でした。あの宗教団体が建設を始めた日から、戦いは始まりました。何度も衝突し、争い、村ではケガ人も多数出ました。幸せに暮らしていた村民は、畑仕事も出来ず、昼間も一人では怖くて出かけられず、夕方は早めに鍵をかけて外に出ない、そんな日が続いていたのです。入信した子供に会わせろ、と遠方から訪ねてくる御両親も多かったのです。何度行っても会うことが出来ず、泣きながら村を後にする御両親。また、入信してから亡くなられたり、行方不明になった信者も多いと聞きます。
今は、この山間の荒れた跡地には、倒れた看板と石碑があるだけです。地元の人々は、もうこの跡地には、誰も近づこうとはしません。そもそも、宗教とは、大金を出すこともなく、人を傷つけたりは、絶対しない、人の心が豊かになるべきものなのです。当時、関わった人々の憎悪の気持ちが、今でも、ここには残っているのです。
- 【住所】熊本県阿蘇市波野大字波野付近
- 【アクセス】豊肥本線 波野駅より車で約10分、阿蘇望橋より南東
- 【地図】サティアン跡地付近(阿蘇望橋)の地図
最後に
神が作り出した阿蘇地方は、まさに心霊スポットの宝庫!黄泉の国の入り口にふさわしい神聖な土地なのです。未だに解明されない未知の地方、阿蘇。古代から、たくさんの人々が生きていた証と、それぞれの魂がここに生きています。心霊は、人の心に潜む<闇>が、もたらしているのかもしれません。平和に暮らす阿蘇の人々を見守りながら、静かに眠っている魂の場所を、決して、遊び半分で行ってはいけません~。
熊本県阿蘇の最強危険心霊スポット★行ってはいけない10選
- ①阿蘇山里に隠れキリシタン!12家族の悲しい叫び!千人塚「臼内切」
- ②あの世へ通じる門が開くとき、決して行ってはいけない「阿蘇中岳火口」
- ③美しい自然に蛇の目撃談多発!大蛇の化身か?寄姫伝説「白糸の滝」
- ④健磐龍命が蹴破られなかった阿蘇外輪山!西南戦争激戦地「二重峠」
- ⑤天に通じる不思議空間、天の怒りか?伝説となった幻の「ラピュタの道」
- ⑥たくさんの楽しい思い出とともに、人々の魂だけ残す「阿蘇観光ホテル」
- ⑦駅に向かう足音が?!旧国鉄宮原線七つのアーチ橋「幸野川橋梁」
- ⑧心霊最強の阿蘇大橋の霊たちが集まる橋、引き込まれる「長陽大橋」
- ⑨UFOと交信?不思議な空間、マゼノミステリーロード「押戸石の丘」
- ⑩娘を帰して!叫ぶ両親の声が残る村民の長く苦しい戦い「教団体跡地」
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。