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和歌山城観光をMAX楽しむ為の10のこと

和歌山城観光をMAX楽しむ為の10のこと 和歌山市のランドマークと言えば、この和歌山城です。江戸時代には「徳川御三家」としても栄えたこの和歌山城ですが、今では和歌山を代表する観光地でもあります。

今回はそんな和歌山城をMAX楽しむ為の10のことを地元民がご紹介します。

 

和歌山城観光をMAX楽しむ為の10のこと

 

①まずは歴史のお勉強から!和歌山城の成り立ちとは?

「和歌山城=徳川吉宗」と思われる方も多いと思いますが、実はそうではありません。築城は安土桃山時代の1585年に豊臣秀吉の弟、秀長により築城されました。その後、関ヶ原の戦いがあり、江戸時代になると徳川家康の第10男の徳川頼宣が入城し、紀州55万5千石の城となり、「徳川御三家」として栄えていました。

明治時代からは和歌山公園として公開され、昭和10年には天守閣が国宝に指定されましたが、第二次世界大戦の空襲により、天守閣は焼失してしまいました。しかし、昭和33年に天守閣が再建され、現代に至るまで市民の憩いの場として親しまれています。

②徳川御三家とは?紀州徳川家と徳川将軍家の関係性

②徳川御三家とは?紀州徳川家と徳川将軍家の関係性phoyo by Mukai
尾張・紀州・水戸と言えば、徳川御三家としてお馴染みです。では何故この御三家が成立したのでしょうか?

元々は家康の第九男の義直、第十男の頼宣、第十一男の頼房がそれぞれ尾張、紀州、水戸の君主となり、将軍家の補佐をする事になりました。徳川将軍家では「将軍家に後嗣が絶えた時は、尾張家か紀州家から養子を出す」と定めていたと言われており、実際に八代将軍の吉宗から十四代将軍の家茂までは紀州家の血筋に当たります。

この辺りの時代背景は後継者争いや各家の確執等もあったとされますので、興味のある方は是非詳しくお調べ頂ければ幸いです。

③いよいよ本題へ!まずはアクセス情報から。

和歌山城は和歌山市のちょうど中心部にあり、周りには市役所や県庁、美術館等があります。

電車であれば大阪から南海電車で和歌山市駅かJR阪和線で和歌山駅までどちらも約60分~70分。各駅からバスに乗り、「公園前」バス停で下車すぐです。

車の場合は阪和道和歌山ICから約15分の所にあります。電車でも車でもアクセスは良好ですので気軽に観光する事が出来ます。

但し、花見や紅葉のシーズンはかなり混み合うので、車で訪問する際は周辺のコインパーキングも事前に調べておいた方が駐車場の順番待ちに巻き込まれなくて済みます。

④意外と広い!和歌山城の見どころをご紹介。

公園前のバス停を降りるとすぐ目の前が「大手門」になります。大手門から二の丸庭園を越えると天守閣への登り口となります。天守閣へは少し階段を上ります。

天守閣からは和歌山市内が一望出来、天気が良ければ紀伊水道の先に淡路島まで望めます。他にも和歌山城の中には紅葉が美しい「西の丸庭園」、その庭園を眺めながらお茶が楽しめる「茶室 紅松庵」や「動物園」まであります。

天守閣入場料:大人410円・小中学生200円
茶室 紅松庵:一服460円(お抹茶と和菓子が楽しめます)西の丸庭園と動物園は入場無料                 

⑤和歌山城をもっと楽しむなら「語り部さん」をお願いしましょう。

和歌山市観光協会が語り部さんを派遣してくれます。依頼出来るのは和歌山城だけではありませんが、観光のアクセントとして依頼してみるのも良いのではないでしょうか?

利用料金:1時間につき1,000円プラス交通費1,000円
※申し込みや問い合わせは和歌山市観光協会まで

⑥和歌山城には忍者が現れる?ぜひ会いたい「おもてなし忍者」

和歌山城では忍者が観光のお手伝いをしてくれます。週末のお昼頃の目撃情報が多いようです。パンフレットを配っていたり、「殺陣演舞」を披露してくれたり、記念撮影のお手伝いをしてくれたりするそうです。

また、事前に申し込みをしておけば、身体が不自由な方のサポートも引き受けてくれるそうです。

⑦和歌山城は和歌山市民にとってはイベント会場でもある!

和歌山城が和歌山市の中心部である事はアクセスの項でご紹介しましたが、和歌山市内で行われるイベントは和歌山城が会場になる事があります。

中でも大規模なイベントとしては夏に行われる「紀州おどり ぶんだら節」と「紀州よさこい祭り おどるんや」が最も有名では無いでしょうか?特にこのお祭りは和歌山市でも最大のイベントと言えます。

他にも週末には和歌山城にある「砂の丸広場」や「西の丸広場」を利用した催し物が行われる事もあります。

⑧桜のシーズンは関西でも屈指のお花見スポットにもなる!

和歌山城には数多くの桜の木があり、シーズンともなれば県内外から多くの花見客が訪れ、年間でも一番賑わうシーズンとなります。

桜の見ごろは毎年3月下旬から4月上旬になります。このシーズンは駐車場に車を停めるのもかなり時間が掛かりますので、周辺のコインパーキング等を利用した方が得策です。

⑨和歌山城を見ながら過ごしたいなら2つのホテルがおすすめ!

ダイワロイネットホテル和歌山

和歌山東急イン

和歌山城の目の前には「ダイワロイネットホテル和歌山」と「和歌山東急イン」の2つのホテルがあります。勿論、和歌山城が見える客室があり、夜にはライトアップされた和歌山城を目の前で楽しむ事が出来ます。

⑩番外編!和歌山城と一緒に紀州徳川家のゆかりの地を巡りましょう!

和歌山市内には和歌山城の他にも紀州徳川家に所縁のある観光地が沢山あります。東照宮と言えば日光ですが、和歌山市内にも東照宮があったり、ペリーの黒船を見張る為に設置された「番所(ばんどこ)」の跡地でもある「番所庭園」や平成7年の大河ドラマ「吉宗」のロケ地にもなった徳川家ゆかりの庭園である「養翠園(ようすいえん)」等が代表的です。和歌山城と併せて訪問したいスポットです。

 

最後に

如何だったでしょうか?「和歌山城観光をMAX楽しむ為の10のこと」をご紹介させて頂きましたが、皆様の参考にはなりましたでしょうか?江戸時代に徳川御三家として栄えた和歌山を訪問する事によってその歴史を肌身を持って感じる事が出来るかと思います。大阪市内から約1時間程度、関西空港からも約40分程度で気軽にアクセス出来る和歌山城へ是非お越し下さいね。

和歌山城観光をMAX楽しむ為の10のこと
①まずは歴史のお勉強から!和歌山城の成り立ちとは?
②徳川御三家とは?紀州徳川家と徳川将軍家の関係性。
③いよいよ本題へ!まずはアクセス情報から。
④意外と広い!和歌山城の見どころをご紹介。
⑤和歌山城をもっと楽しむなら「語り部さん」をお願いしましょう。
⑥和歌山城には忍者が現れる?ぜひ会いたい「おもてなし忍者」
⑦和歌山城は和歌山市民にとってはイベント会場でもある!
⑧桜のシーズンは関西でも屈指のお花見スポットにもなる!
⑨和歌山城を見ながら過ごしたいなら2つのホテルがおススメ!
⑩番外編!和歌山城と一緒に紀州徳川家のゆかりの地を巡りましょう!

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