世界的にも有名な観光地、京都・嵐山。その中でも絶景と言われているのが【竹林の道】です。空に向かって真っすぐに伸びた数万本の竹が両側に並んだ小道を歩くと、マイナスイオン効果も相まって、心が解きほぐされていく感覚が味わえます。その心地よさを求めて何度も足を運ぶ人も。そんな竹林の道を訪れる前に知っておきたい事柄10選を、地元民ならではの情報を交えてご紹介します。
京都は嵐山の絶景「竹林の道」観光前に知っておくべき10の事
①竹林の道とは?
京都・嵐山の嵯峨野地区、ちょうど渡月橋の北側一帯に広がる竹林の小路です。空に向かって真っすぐと伸びた数万本の竹が生い茂る小路はサラサラと竹の葉が擦れあう音も涼やかで、日々の生活で疲れたこころと頭をゆったりと癒してくれます。のんびりとお散歩をお楽しみください。
②アクセス方法と駐車場
▼竹林の道へのアクセス方法(電車・バス)
・嵐電(京福電鉄)嵐山駅下車 徒歩約5分
・JR嵯峨嵐山駅下車 徒歩約15分
・阪急電車嵐山駅下車 徒歩約15分
・トロッコ嵐山駅下車 徒歩約3分
・市バス・京都バス いずれも嵐山天龍寺前バス停下車 徒歩約5分
いずれも、嵐山の観光地を通り抜けて、ぶらぶら散策しながら到着する、というイメージです。
▼駐車場情報
・京都市嵐山観光駐車場(京都市右京区嵯峨天龍寺造路町31−1)
・天龍寺参拝者専用有料駐車場(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68)
その他、周辺にタイムズやリパーク等の時間貸し駐車場が点在しています。
ただし、常に混みあっている可能性がありますので、嵐山から2-3駅離れたあたりで駐車して、嵐山までは公共交通機関利用で行く方が効率的かも。
③おすすめの見どころはココ!
いろいろなCMにも起用されている竹林の道。CMのように車で走りたいところですが、日中は人が多くて到底無理(タクシーは入ってきますが)。それより、ここがあのCMに使われていた場所か~と思いをはせながらのんびりとお散歩でお楽しみください。特にお天気のいい日に、空の青さと竹緑のコントラストを楽しみながら、マイナスイオンを浴びると、気持ちが穏やかになりますよ。
④おすすめの服装
特別な服装や持ち物は必要ないですが、野宮神社のあたりから大河内山荘までの間、約200mの竹林が続きますし、その周辺の散策を含めると1-2㎞は余裕で歩くことになりますので、歩きやすい服装と靴で行かれることをおすすめします。また竹林の途中には自販機などないため、飲み物もあらかじめ手前で買って持って行ってくださいね。
⑤竹がキレイなのは紅葉の季節
竹にも落ち葉の季節があるのはご存知ですか?実は竹は一般的な新緑の季節の5月~6月に落葉し、秋口から新たな葉を茂らせます。ので、ちょうど嵐山の紅葉の見ごろが竹林にとっても緑豊かな時期、ということになるわけですね。俳句では「竹の秋」は春の季語、「竹の春」は秋の季語として使われています。竹の青々とした緑と真っ赤な紅葉のコントラストをお楽しみください。
⑥竹林の道のパワースポット
by Kiwi He
嵐山はパワースポットの宝庫。いろいろなパワースポットが点在しています。有名なところでは、竹林の道の入り口に位置する野宮神社の境内にある「お亀石」。撫でると願いがかなう、と評判です。竹林の道でマイナスイオンをたっぷり浴びて清められたところにパワーをもらえば、明日からの元気がみなぎります。
⑦竹林の道のライトアップの幻想的な風景は見逃せない
毎年12月初旬に嵐山一帯で「花灯路」というライトアップイベントが行われます。普段は夜は真っ暗で怖いくらいの竹林の道もLEDライトに照らされて、この世のものとは思えない幻想的な景色が見られます。寒い時期ですが、ぜひ一度は見に行く価値あり、です。
⑧人がいないところを狙うなら真冬の早朝に
いつ行っても観光客がいっぱいの竹林の道。世界的に有名な観光地だし、しょうがない。。。なんて諦めている人も多いのでは。でも、比較的人が少ない時間帯もあります。たとえば真冬の早朝。日の出前からスタンバイしてて、空が明るくなり始めたころに写真撮影すれば、人が写り込まない竹林の風景が撮れます。空気も澄みきってて、写真撮影目当てじゃなくても気分いいですよ。
⑨お土産に最適!竹細工専門店「いしかわ竹乃店」
参照(http://www.takenomise.com/shop/index.html)
竹林の道に象徴される通り、昔から京都では竹を生活の中に取り入れて使用してきました。その嵐山で作られた上質の竹材を用いて、京都の茶道や華道のお道具をはじめ、さらに現代の日々の生活にもなじむ数々の竹製品を製造・販売されています。竹林の道散策のあとのお買い物に最適です。
京都市右京区嵯峨天龍寺造路町35
営業時間:10:00~18:00(年中無休)
最寄駅:京福電車(嵐電)嵐山駅下車 徒歩1分
⑩散策後の一杯は最高!【ランデンバル】
参照(https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260403/26026591/)
竹林の道散策の後にちょっと一杯。なんて時におすすめなのが、嵐電「嵐山駅」の駅舎内にある“ランデンバル” 普通のビールももちろんありますが、せっかくなので京都ならではの「お抹茶ビール」をおすすめします。宇治茶をそのままビールに混ぜ込んであるので、お茶の風味も楽しめます。カフェ利用もできますので、昼酒を飲みたい人もカフェだけの人もどちらも大満足です。
京都市右京区嵯峨天龍寺造路町20-2
営業時間:11:00~22:00(年中無休)
最後に
嵐山観光で絶対ハズせない【竹林の道】。ただ歩くだけなのに、通り抜ける頃には心穏やかに、晴れ晴れとした気分にさせてくれる、不思議な力を秘めた場所でもあります。日頃のストレスやモヤモヤ気分を吹き飛ばしたい時や、もちろん何でもない普段の時にも、ぜひ足を運んでみてください。
京都は嵐山の絶景「竹林の道」観光前に知っておくべき10の事
①竹林の道とは
②アクセス方法と駐車場
③おすすめの見どころはココ!
④おすすめの服装
⑤竹がキレイなのは紅葉の季節
⑥竹林の道のパワースポット
⑦ライトアップの幻想的な風景は見逃せない
⑧人がいないところを狙うなら真冬の早朝に
⑨竹細工専門店【いしかわ竹乃店】
⑩散策後の一杯は最高!【ランデンバル】