by KAMUI
高さ15メートルの派手な真緑の名古屋大仏で有名な「泉龍山 桃巌寺とうがんじ」。男女和合のお寺として知られ、名古屋のベットタウン千種区にありながら、どこか不思議な空気が漂い、別世界?で入りづらいオーラがあります。今回は愛知県の真緑の名古屋大仏がある珍スポット桃厳寺の秘密をご紹介致します。
ここから先は閲覧注意です。特に小さいお子さんはご注意ください。家族で訪れようとお思いの方は、ちょっぴり勇気がいるかもしれません。「これ何?」「これはどういう意味」と子どもの興味深々な質問が目に浮かびます。
住所 名古屋市千種区四谷通2-16
参拝 夏季9:00~18:00 冬季9:00~17:00
参拝料 無料(ねむり弁天、宝殿は1000円の拝観料が必要です)
アクセス 本山駅から徒歩7分
真緑の名古屋大仏がある珍スポット桃巌寺の10の秘密
名古屋大仏の桃厳寺①由緒正しき古寺に伝わる陰と陽「歴史と秘宝」
桃巌寺は織田信長の弟:信行の父:信秀を供養するために建立し、信秀の霊をお祀りしています。つまり、織田信長の父の菩提寺ですね。高い石垣の上にあり、寺の裏は墓地で竹林と雑木林におおわれていて、都会の一等地に建てられた由緒正しき、お寺ですが・・・周囲の雰囲気からは想像もつかない、性に関する寺宝も所蔵しています。境内をよーく見ると“なんじゃこりゃ”と驚くような彫刻、本堂のその先に祀られている“性の象徴”など、終始ドキドキ・ワクワクが止まりません。
名古屋大仏の桃厳寺②修学旅行生や遠足の学生さんを寄せ付けない「不思議な看板」
大仏様の近くに、参拝者へ読んでほしい“極意“たる看板があります。「見物の対象ではなく、仏様と対話して欲しいので、16才未満の人たちの団体(10名以上)はご遠慮して下さい」との事。“冷やかしや、見るだけの興味本位で来ないで欲しい“と主からのメッセージが伝わる看板です。16才未満の子どもたちを寄せ付けない「桃巌寺」もしかして”ハーメルンの笛吹男“が実在するのかも。16才未満は団体さんで来るのは避け、境内で騒ぐことなく参拝しましょう。
名古屋大仏の桃厳寺③座って叩くのは不可能「日本一の巨大木魚」
樹齢100年以上のクスノキ巨木から作られている「日本一巨大な木魚」そのご利益は“触れればたちまち過去の過ちが消えて無くなる”とか・・・。
これまでの人生悪い事をしてきたなぁ、新しい事でも始めよう、オールリセットをしたい人、沢山なでなでしてみましょう!「身体が軽くなるはずです」みんなが“ナデナデ、スリスリ”するので、人影が木魚に映るくらい、ツヤツヤしています。
名古屋大仏の桃厳寺④神々しい色白の女神様に生タッチを「ねむり弁天」
「子供は入ってはいけません」と書かれた大人の入り口をくぐると、妖艶なお色気プンプンの「ねむり弁天様」が横たわっています。
この弁天様は毎年1/1~5と5/7~8限定で、御開帳される秘宝です。御開帳期間中は特別に生タッチできちゃう。女性が触れたら美のエキスを貰えそう。この弁天様は音楽や芸事にご利益があるようで、多くの芸能人が参拝しています。
名古屋大仏の桃厳寺⑤遠くを見つめる考え深い表情「慕情観音」
エキゾチックな門を通れば、庭木の中になんとなく色っぽい慕情観音が立っています。緑色の看板に「眺めているだけで思い出すことがある」という意味深なメッセージ。笑みを浮かべているようにも見える、悲しい顔にも見える不思議な観音様です。「モナリザの微笑」のような不敵な笑みを浮かべる観音様と心で対話してみませんか。
名古屋大仏の桃厳寺⑥緑すぎる高さ15メートル名古屋大仏「別名ピッコロ様」
座高10メートル(台座5メートル)の緑すぎる大仏様は2006年に緑色へ変身しました。その色合いからジモティは“ピッコロ様”と親しみを込めて呼んでいます。それもそのはず、ここ名古屋市はドラゴンボールの作者:鳥山明先生の故郷であります。“ピッコロ様”と呼ばれて10年経ちますが、緑すぎる大仏様は、汚れるどころか、ますます緑が濃くなっているとのウワサです。その真相を確かめてみませんか?
名古屋大仏の桃厳寺⑦どれもリアルで力強い「リンガ男根」
ねむり弁天様の奥を抜けた、レースカーテンを潜ると見えてくるのがリンガ様。インドへ行った住職がヒンドゥー教に感銘を受け、各国からリンガを集めたそうです。
お堂を抜け、さらに階段を上り、屋上へ進んで行くと、インド風の三画屋根を覗くと、そこにはラマ仏を拝めます。このラマ仏は2体同時に触るとご利益があるそうです。子孫繁栄に一役買ってくれそうな、ラマ仏です。
名古屋大仏の桃厳寺⑧参拝料を支払うと付いてくる「黄金のリンガ守り」
宝殿に入るには、参拝料1000円を納めます。すると、お札入りの袋を渡されまして。その袋の中には“黄金に輝くリアルなリンガレプリカ”が入っています。
実はこの“黄金に輝くリンガ守り”は家庭円満、子孫繁栄にご利益があり、お財布に入れておけば、金運を呼び込む力があるそうです。万が一、五円玉の真ん中にハマッても、ビックリしないでください。和合の象徴ですから笑
名古屋大仏の桃厳寺⑨コミカルな撮影スポット「手乗りの大仏」
桃巌寺にもありました、フォトジェニックな大仏さんが撮影できる場所が・・・。境内にある「手のブロンズ像」何かを包むような手の形がそこにあります。なぜここに、手があるのか?と思いながら遠くの大仏様を眺めると“きたーーーーーーー”手のひらに乗っかる大仏様=手乗り大仏のショットが撮影できてしまいます。
ちょっとバチ当たりかもしれませんが、これはまさしく“手乗り大仏”を撮影するために置かれた、手のひらでしょう。
名古屋大仏の桃厳寺⑩エキゾチック感満載な建造物たち「インド仏教テイスト」
織田信長の父、信秀の公廟は白を基調とした、佇まいの中にあります。その正面にあるこの香炉。
よーく見ると、香炉の淵に乗っかる、4頭の象が鼻でつばぜり合いをしているではありませんか。普通の日本のお寺にはない、エキゾチックな仏教テイストを感じる空間です。大仏様が座る台座にも象が何頭も!!ここは本当に名古屋市内でしょうか?
最後に
みなさんいかがでしたか?真緑の大仏がある桃巌寺の秘密を丸裸にしちゃいました。仏様がいる場所だからこそ、男女の和合をサラっと伝える事ができる特別な場所。至ることろにシンボルがあるため、「隠れミッキー探し」のように、建造物を覗いてみてもおもしろい。住職のユーモアが伝わる桃巌寺の秘密でした。
真緑の名古屋大仏がある珍スポット桃巌寺の10の秘密
①歴史と秘宝
②不思議な看板
③日本一の巨大木魚
④ねむり弁天
⑤慕情観音
⑥別名ピッコロ様
⑦リンガ男根
⑧黄金のリンガ守り
⑨手乗りの大仏
⑩インド仏教テイスト