青森県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
津軽弁は早くてもごもごしていて、何を話しているのかさっぱり分からない!たしかにそうなんです。私たち地元に住んでいる人は当たり前のように理解できますが、他の地域の人からすると普通の会話ですら「何で怒ってる?」と思うみたいです。普通の会話で怒っているように聞こえるのですから、本当に怒っている場面では迫力が違います!津軽弁で喧嘩になっている場面に遭遇したらぐうの音もでないことでしょう!
今回は青森県人が方言で怒っている時の超危険な津軽弁をご紹介致します!この言葉が会話で出てきたら要注意です!
超危険な津軽弁①なんぼほんずねえな!
親が子どもを叱る時によく言う言葉です。悪さをした子を怒るときには「何やってらんだば、ほんずねぇことするなじゃ」と言ったりします。
「ほんずなし」は「どうしようもない・間抜けな・浅はかな」という意味があるので、そこまで怒っているわけではなくても冗談風に「あの人、ほんずねっきゃー」と軽い口調で言うことも出来ます。
超危険な津軽弁②ばがでねな!
怒っている人のまず第一声が「ばがでねな」です。例えばサザエさんでいう波平がカツオを叱るときの「ばかもーん!」と同じです。
超危険な津軽弁③なに考えじゃんず!あだまさくるじゃ!
怒りが沸々とこみ上げてきたときに「あだまさくるじゃ」といいます。これは若い人たちの間でも「あだまにくるー!」と言ったりします。もしも“あたまにくる”と濁点がなければ、そんなに怒っている感じは出ません。
超危険な津軽弁④たげむかつくんだけど!かちゃっくちゃねぇ!
「かちゃくちゃする」は「むしゃくちゃする・イライラする」という意味です。細かい作業などをして思い通りに事が進まないときなどに「かちゃくちゃするー!!!」と叫んだりします。
超危険な津軽弁⑤なんだばや。きまやげるじゃ!
「頭にくる・むしゃくしゃする・むかつく」といったイライラするときに感じる感情をすべて合わせたのが「きまがやける」と言います。
一言「きまやげる」と言えば、この人何かイライラしているんだなと分かるので安易に話しかけるのは危険です。思わぬとばっちりに遭うかもしれません。
超危険な津軽弁⑥なんぼ言えばわがるんずや!ほんずねぇな!
親が子どもに何回も同じことで注意をする時によく出る言葉です。普段はここまで叱られることがなくても、何度も何度も同じ事を言う状況になると、痺れをきらし「ほんずねぇ」と言うでしょう。これを言われたら、潔く謝るしか許してもらえなさそうです。
超危険な津軽弁⑦誰さむがってそったくぢのきぎかたしてらんずや!
学生の頃に、クラスにいた不良っぽいグループの人たちが先生に歯向かったときなど、先生がその子たちに言っていました。この言葉を言う本人はそうとう頭に血が上っていますので、話しかけない、あるいは近寄らないほうが見のためです。
超危険な津軽弁⑧まんだずれことしたんだが!ほんとにまねやずだな!
何度もダメなことで怒られている人が言われる言葉です。「ずるい」が変化して「ずれ」になっています。ほかにも「まね(ダメ)」「いぐね(良くない)」を使うことが出来ます。
超危険な津軽弁⑨なんでこったことするんずや!いぐねのわがんねが!
何度も同じことで怒られている人が言われる言葉ですね。常習犯は聞きなれた言葉だと思います。「いぐね」は「ダメ」という意味です。子どもに対して「いぐねことはするな」と言ったりもします。
超危険な津軽弁⑩おめ何考えじゃんずや!ふだぎてぐなるじゃ!
これはもう最高潮に怒っていますので、これ以上刺激を与えない方が見のためです。「ふたぐ」は「なぐる・ぶつ」という意味なのでこれを言われた人は素直に謝ってそそくさと逃げましょう。
最後に
可愛い方言などと違って怒っているときこそ津軽弁の本領発揮でも言ったところでしょうか。まったく何を言っているのか理解できなくなります。普段そこまでキツイ津軽弁が出ない若者でも怒ると本性が出るパターンが多いので津軽の人を怒らせないほうが見のためだと思います。
青森県人が方言で怒ってる!超危険な津軽弁10選
①なんぼほんずねえな
②ばがでねな
③なに考えじゃんず。あだまさくるじゃ
④たげむかつくんだけど。かちゃくちゃねぇー
⑤なんだばや。きまやげるじゃ
⑥なんぼ言えばわがるんずや。ほんずねぇな
⑦誰さむがってそったくぢのきぎかたしてらんずや
⑧まんだずれことしたんだが。ほんとにまねやずだな
⑨なんでこったことするんずや。いぐねのわがんねが
⑩おめ何考えじゃんずや。ふだぎてぐなるじゃ
以上、最後までご覧いただき有難うございます。