photo by 東家
岩手県の盛岡市へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
盛岡市には、昔から食べられている郷土料理があります。米粉や小麦粉、そば粉などを使ったものが多く、やはり農作業の盛んな岩手県ならでは。という感じです。郷土料理には、麺や汁物、そしておやつなど様々あります。全国的に有名なものから盛岡の人しか知らないというものまで色々です。
それでは、本記事では「岩手県盛岡市の郷土料理ランキング★地元民おすすめ10選」をご紹介いたします!
岩手県盛岡の郷土料理ランキング①ねばもちっとした団子が美味しい「里いもだんご汁」
「ご当地汁物」レシピ7選【#北海道 ・#東北 地方編】https://t.co/yPG6MoFXly
三平汁・せんべい汁・里いもだんご汁・はっと汁・だまご汁・粕汁・こづゆ
あぁ…こんな寒い日にはあったかい汁物が食べたくなる(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪#ご当地グルメ #寒いから好きな味噌汁の具つぶやく pic.twitter.com/LTRnm9IS6k
— ルーツラボ@みんなを応援する公園 (@RootsLab) March 21, 2018
盛岡市津志田のねばりのある里芋を使用しただんご汁。この里芋は、津志田の芋の子として有名です。里芋を丸ごと煮て、むき芋にしつぶしたら塩味をつけ、片栗粉をつなぎに団子の皮を作ります。中には、人参、ごぼう、さつまあげを醤油味で煮たものを入れ中身がはみ出さないように団子を作ります。だし汁は塩と醤油で味付けし、その中に団子となめこを入れたお汁です。ねばもちっとした団子と中の煮物が合いとっても美味しい。田舎の郷土料理です。
- 【HP】田村禮子さんの「里いもだんご汁」出前実演可能
- 【住所】盛岡市羽場13地割167番地
- 【アクセス】盛岡駅からバスで50分
- 【地図】田村禮子さんの「里いもだんご汁」の地図
岩手県盛岡の郷土料理ランキング②盛岡で昔から親しまれているおやつ「お茶もち」
コタツに入りながらお茶もち食べたい🥺#梅月堂 #お餅 #盛岡 #本町通 #和菓子 pic.twitter.com/k7LeGRVyAT
— ZAN (@ZanManiaMono) December 14, 2020
昔からあるおやつで、農作業の合間のおやつやお盆、お彼岸などにも食べられている米の粉を練って作った和菓子。団扇型の平らなお団子にクルミ醤油が絡まった美味しいお団子です。棒にさしてあるので、とても食べやすい。焼き立てはもちろん美味しいですが、冷めてもまた味があって美味しいです。おやつには持って来いの和菓子です。
岩手県盛岡の郷土料理ランキング③本州一寒い土地で作られたこだわりの蕎麦「藪川そば」
標高700m、一番寒い時には氷点下30℃まで下がる、本州一寒いといわれる盛岡市藪川で作られるこだわりのお蕎麦です。無農薬栽培で、ビタミンも豊富なお蕎麦です。平打ちにした蕎麦は、舌触りも良く、コシもあり喉越しもいい、つるっと入る蕎麦です。つゆに付けて食べる前に、蕎麦そのものの味を味わって欲しいこだわりの蕎麦です。
photo by 藪川そば
岩手県盛岡の郷土料理ランキング④鎌に似た形の団子「かまやき」
[岩手・矢巾]『佐々木だんご店』の、しょうゆだんご、草大福、かまやき。しょうゆだんごは、一見、なんともない風体でいながら、薄く塗られたしょうゆが無性にこうばしく、おいしい。かまやきは、上にあしらわれた柚子の香りと包まれたくるみ味噌のしょっぱさが相まって、日本酒に合わせたくなる。 pic.twitter.com/vyvSOhmCzo
— 木村衣有子/YUKO KIMURA (@yukokimura1002) December 11, 2017
半月型の団子の中に、甘しょっぱいクルミ味噌が入った団子です。盛岡市に伝わる和菓子で、形が鎌に似ているから「かまやき」と名付けられたと言われています。家で作る時には、団子の皮には、残りご飯と米粉、小麦粉などを使います。柔らかい団子の中から、甘しょっぱいクルミ味噌は、あんこの甘さとは違った美味しさがあります。おやつには持って来いです。
岩手県盛岡の郷土料理ランキング⑤どんどんじゃんじゃんの掛け声に合わせて食べる「わんこそば」
どんどんじゃんじゃんの掛け声に合わせて小さい椀に入ったお蕎麦を次々食べる、全国的にも有名な岩手の名物です。盛岡では、昔祭事などの際に蕎麦を振るう習慣があり、大勢の客人に蕎麦を提供するため、普通の作り方では蕎麦が伸びてしまう事から、小分けにした蕎麦を振る舞ったのが「わんこそば」の始まりと言われています。現在は、何杯食べられるかに挑戦したりするのが主流ですが、お店によっては、味わって食べる為にとお給仕さんなしで、ゆっくり食べられる所と様々です。
photo by 東家
岩手県盛岡の郷土料理ランキング⑥盛岡三大麺の一つ「盛岡じゃじゃ麺」
盛岡市の郷土料理で、盛岡三大麺の一つになっています。白龍(パイロン)の初代店主が、満州時代に食べた麺を、盛岡人の舌に合うようにアレンジして作ったのが始まり。平打ちのうどんの上に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギを掛けラー油やおろししょうが、にんにく、酢などお好みで掛けて食べます。これを混ぜ混ぜして麺にいきわたるようにして食べるのが、じゃじゃ麺の食べ方。1度食べるとハマッってしまうかも。の美味しさです。
photo by 白龍
岩手県盛岡の郷土料理ランキング⑦コシの強い麺が人気の「盛岡冷麺」
盛岡冷麺は、弾力とコシの強い麺に特徴があります。じゃがいものでんぷんと小麦粉をあわせた生地で作っていて、やや太めのコシのある麺です。冷麺という名前の通り、スープは冷たく、すっきりした味わい。牛骨や鶏がら、上質な牛肉を使用して作られたスープは、透き通ったすっきりしたスープです。夏にはピッタリの麺。岩手では、焼肉屋さんで出されていることが多く、焼肉の〆に食べたり、年中通して人気の麺になっています。
岩手県盛岡の郷土料理ランキング⑧ひっつまんで汁に投げる「ひっつみ」
岩手県に古くから伝わる郷土料理で、小麦粉を練って薄く伸ばしたものを、ひっつまんで汁に投げ入れることから「ひっつみ」と呼ばれています。汁は醤油ベースで、大根や人参、ねぎ、キノコ類など好きな物を入れ煮込みます。そこにひっつみを入れ、生地の色が透明になったら出来上がり。家庭でよく作られる料理ですが、盛岡では、ひっつみを食べられるお店も多くあります。岩手を代表する田舎の郷土料理です。
朝メシ
神子田朝市でひっつみ😚
熱々、美味美味😋
朝ラーにも惹かれたけど… pic.twitter.com/HOLx7lJf39— けいいちろう (@TYM3523) October 9, 2022
岩手県盛岡の郷土料理ランキング⑨お祭りには欠かせない名物「うすやき」
お祭りの時などで、屋台も出していて盛岡では知らない人のいない人気のお菓子です。小麦粉だけを使った生地を薄く延ばして、その上にネギ、紅ショウガ、天かす、桜エビを振ります。何回かひっくり返して焼き、醤油を塗ってくるくる巻いたら出来上がり。生地はもちもちでエビの風味と醤油味がとても美味しい。ボリュームもなかなかあって食べ応え十分のおやつです。
岩手県盛岡の郷土料理ランキング⑩盛岡でしか食べられないまんじゅう「ぶちょうほうまんじゅう」
おはようございます!今週も始まりましたね~!週末、盛岡の有名な銘菓「ぶちょうほうまんじゅう」を食べました。黒蜜がタップリで美味しかったです。「知ってます」又は「それって何?」など、リツイートしていただけたら嬉しいです。【吉田】 pic.twitter.com/JdYTB58M
— 岩手の試食サイト【けろっこ】 (@thekerokko) February 27, 2012
「マツコの知らない世界」でも紹介された盛岡の名物まんじゅう。地元では、知る人ぞ知るまんじゅうとして有名です。米の粉をこねた団子の中に黒蜜が入り、上にクルミがちょこんと乗ったまんじゅう。横にすると蜜が垂れてくるので持ち帰りは丁寧に行わなければなりません。「蜜っこがブチュッとはねで、不調法する時もありやんすが、おゆるしぇってくなさんせ。ぶちょうほうまんじゅうといいやんすからなっす」とあるように、不調法するかもしれないからその名が付いたのだそうです。不調法してでも食べたい美味しいまんじゅうですよ。
- 【買えるお店】ぶちょうほうまんじゅう本舗 陽月菓子舗
- 【住所】盛岡市八幡町6-6
- 【アクセス】仙北町駅から徒歩20分
- 【地図】陽月菓子舗の地図
最後に
盛岡市には様々な郷土料理があり、盛岡でしか食べられない物もあります。ぶちょうほうまんじゅうやうす焼きなどは、他では食べられないので、時間があったらぜひ盛岡を訪れた際は、言って食べてみて欲しいですね。他にも有名な「盛岡三大麺」はもちろん、ひっつみや里芋だんご汁など田舎ならでは。という郷土料理も体も心も温まっていいですよ。ぜひ、盛岡の郷土料理に癒されて下さい。
岩手県盛岡市の郷土料理ランキング★地元民おすすめ10選
- ①ねばもちっとした団子が美味しい「里いもだんご汁」
- ②盛岡で昔から親しまれているおやつ「お茶もち」
- ③本州一寒い土地で作られたこだわりの蕎麦「藪川そば」
- ④鎌に似た形の団子「かまやき」
- ⑤どんどんじゃんじゃんの掛け声に合わせて食べる「わんこそば」
- ⑥盛岡三大麺の一つ「盛岡じゃじゃ麺」
- ⑦コシの強い麺が人気の「盛岡冷麺」
- ⑧ひっつまんで汁に投げる「ひっつみ」
- ⑨お祭りには欠かせない名物「うすやき」
- ⑩盛岡でしか食べられないまんじゅう「ぶちょうほうまんじゅう」
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。