長野県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
自称、日本の真ん中に位置する長野県。群馬、山梨、新潟、岐阜など7件と隣接する巨大な県です。大きく北信、東信、中信、南信の4つの地域に分けられていますが近隣地域の影響を受けて、地域によって多種多様な方言が存在します。
そして、隣接する県が多いだけにエリアが変わると方言も全く変わるので、同じ長野県民であっても「え??」となることもしばしば。もしかして、近隣県にお住まいの方にはおなじみの長野弁もあるかも!?
この記事では、長野県の笑われちゃう面白い方言をご紹介します!
面白い長野弁①このお店、ずいぶんさかってるね!
「盛る(さかる)」とは、「繁盛する」を意味します。
お店に入った際、
私「おお、盛ってるねー」
友人「え?誰が?」
私「いやお店が」
友人「???」
私「えっ?」
友人「えっ?」
長野弁では繁盛することを盛ると言います。実際「盛る」はそう言う意味も有りますが、他の地域ではわざわざ紛らわしい言い方をせず「繁盛してる」と言いますが、長野は攻めた言い方をします。そのせいで友人は、私が「お店にいた人が発情してる!」と言ったと思っちゃいました。本当に紛らわしい方言です。
面白い長野弁②そんなにこじくれないでよ
「こじくれる」とは「すねる」を意味します。
使用例:こじくれている、こじくれた、こじくれちゃった、こじくれられた
訳:すねている、すねた、すねちゃった、すねられた
よくよく見ると、すねた態度をとってしまう複雑な心模様を見事に表現していますね。
面白い長野弁③そろそろびちゃっていいと思うんだけど
「びちゃる」は「捨てる」の意味。
過去に聞いた意味の分からない究極型の長野弁は「べとべちゃってきてよ」です。
「べとびちゃる」という行動とはなんぞ・・・?と小一時間悩みました。意味は「べと(土)を捨ててきて」でした。びちゃるって、なんともインパクトのある方言ですよね。何か言いたくなりませんか?ちなみに、ぶちゃる、べちゃるともいいますよ。
面白い長野弁④アンタあくされるんじゃないわよ!?
「あくされる」は「ふざける」の意味。
かるくじゃれ合うとき、ガチの喧嘩のとき、怒りの雷を落とすときなど、様々なシーンで用いられます。友人にしつこくちょっかいを出していた時、「おまえ、まじあくされんなよー」といわれ、ちょっと怒っていたことに気付かずにちょっかいをかけ続け、マジ切れさせてしまったことがあります。
言われ慣れていないと正しいリアクションが取れずに火に油を注いでしまいますのでくれぐれも気を付けましょう。
面白い長野弁⑤めたいけねーわ
長野弁では「めた」は「とても、余計に、ますます」といった強調詞として使います。「超」みたいなものですね。「めたむかつくわー」「ナニコレめたかわいくない?」など、日常のあらゆるシーンで使えます。女の子が言っていたらちょっと可愛いですよね。