photo by 663highland
京都府へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
歴史的にも重要な建造物が多く残る京都には多くの心霊スポットがあるということはみなさん想像できるかと思います。
京都には人が集まり、人の集まるところには念が集まります。三条河原のように歴史に残っている処刑場や、なぜかは分からないけど霊の目撃証言が数多くある場所など、選りすぐりの京都の最強危険心霊スポットをご紹介します…。面白半分では絶対に行ってはいけない危険な場所です。
京都最強危険心霊スポット①焼身自殺のあった京都御所のトイレ
京都御所の敷地内にある公衆トイレなのですが、ドアが塞がれ廃トイレになっています。利用はおろか中に入ることもできません。園内マップからも消されています。京都御所の中にはたくさんトイレがあるのに、このトイレでは一体何が?
実はこの廃トイレができる前のこの場所で、過去に焼身自殺があったとか…。その後、その場所にトイレが出来たのですが、そこで女性が首を吊って自殺したという話も…。よく聞く、事件があったトイレが封鎖されるという典型の場所ではないでしょうか。塞がれたドアは異様な空気を放っています。
京都最強危険心霊スポット②古い土葬の墓が並ぶ「千日墓地」
古くは遺体を焼いて骨にせず、そのまま埋めていた土葬の地で、現在は立ち入り禁止になっている。今は手入れがされておらず荒れた古いお墓がたくさん並んでいる墓地です。有名な心霊体験では、土を掘る霊を見たとか、土の中から少し顔を出してじっとこちらを見ている霊がいたという話があります…
- 【HP】なし
- 【住所】京都府木津川市加茂町辻
- 【地図】千日墓地 の地図
京都最強危険心霊スポット③野ざらしの遺体が集まっていた風葬の地「あだし野念仏寺」
photo by 663highland
「あだしのねんぶつじ」と読みます。境内には8,000体の石仏や石塔があり、それらは化野に葬られた人たちの墓で、毎年8月23・24日に灯明をあげ、千灯供養が行われています。また美しい竹林も有名な観光スポットでもあります。
この寺があった場所は、昔、遺体を焼きもせず、埋めもせず、放置して風化させる、風葬地として知られている土地で、空海がその地で供養をしたことから造られたお寺です。
今でも供養は続いています。昔、誰にも供養されずに放置された人々の怨念が渦巻いている、危険な心霊スポットです。水子地蔵と西院の河原(賽の河原)は写真撮影禁止となっています。知らずに撮影をした人たちがその後、体調が悪くなったということが多々あるそうです。
- 【HP】あだし野念仏寺
- 【住所】京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
- 【地図】あだし野念仏寺 の地図
京都最強危険心霊スポット④その昔鳥葬地だった…保津峡 落合橋と赤橋トンネル(落合隧道)
JR保津峡駅は無人駅であまり利用客もいないのですが、その近くに落合橋という橋がありあます。この周辺は、昔、遺体を野ざらしにして鳥に食べさせるという鳥葬の地でもあったところで、怨念が渦巻いている地です。橋の下は大雨で激流になることもしばしば。引き寄せられるのか、水難者も多いそうです。また、この辺りから保津川への飛び降り自殺も多いとのこと。この落合橋の先には幽霊を見たという証言が多数あるいわくつきの落合隧道(トンネル)もあります…
- 【住所】京都府京都市右京区嵯峨亀山町1
- 【地図】落合橋 の地図
京都最強危険心霊スポット⑤実は裏の顔を持つ「清水寺」
清水寺周辺は昔、鳥辺野(とりべの)と呼ばれる一般市民の死体収容地域でした。先ほども出てきましたが、京都では風葬という死体を野に放置し、野犬や野鳥に食べられるがままにするという風習がありました。そのため、放置された死体は腐敗して異臭を放っていたそうです。無念のままに死んだ方の想いが渦巻いているそうです。
また、清水の舞台から飛び降りて生きていられたら願いが叶う、逆に死んでしまっても成仏できるという庶民の信仰があったため、江戸時代には清水の舞台から本当に飛び降りる人がたくさんいたそうです…
京都最強危険心霊スポット⑥丑の刻参り発祥地「貴船神社」
縁結びの神さまでも有名な貴船神社(きふねじんじゃ)ですが、昼の顔とはちがい実は丑の刻参りの発祥地で呪いの名所という夜の顔も持っています。丑の刻参りとは、藁人形を呪いたい相手に見立てて、釘を打ち込むという、見るからに恐ろしい日本古来の呪術です。神社の奥の方に行くと、木が鬱蒼と生い茂り、その中には釘で打ち付けられた日用品を見たという目撃証言も多数あります。死んだ人の怨念より怖い、生きた人間の生き霊が集まる恐ろしい場所です。
京都最強危険心霊スポット⑦ロシア病院(旧海軍第三火薬廠跡)
旧日本海軍の火薬庫だった場所で、なぜロシア病院と呼ばれているかは謎です。山の中の廃墟で片足のない兵士の霊を見たという話もあります。太平洋戦争末期に作られた、敵の空母を体当たりで沈めるために命中するまで人間が乗り込んで操作する魚雷、人間魚雷「回天」の弾頭を作っていた場所だそうです。映画や小説で有名な「永遠の0」のように零戦で特攻した話は有名ですが、戦時中、日本では魚雷で特攻もしていたのです。
- 【住所】京都府舞鶴市
- 【地図】旧海軍第三火薬廠跡 の地図
京都最強危険心霊スポット⑧京都のタクシー界で一番有名「深泥池」
みどろがいけと読みます。京都のタクシー運転手の方で知らない人はいないという心霊スポットです。
1度は聞いたことがあると思いますが、あのタクシー怪談が起こった場所です。タクシーのドライバーが夜中に女性を乗せ、行き先の泥深池まで来ると女性がいなくなっていました。シートを見ると、びっしょり濡れていて、女性の髪の毛があったという話しです。
噂では京都のタクシー会社では、泥深池ではお客さんを乗せなくてもいいとなっているそうです。
この場所では、その他にも、いけの辺を歩いていると足を引っ張られるとか、近くにあった精神病院の患者が多く入水自殺したなどの話しもあります。
Photo by Si-take.
京都最強危険心霊スポット⑨首なしライダーで有名「将軍塚」付近の東山ドライブウェイ
参照http://moon.ap.teacup.com/komichi/517.html
京都で有名な夜景スポットの一つである将軍塚は、東山区にある塚です。八尺の土偶に鎧を着せ、弓矢を持たせて埋めたと言われています。この付近の東山ドライブウェイで出るとの噂です。
これも1度は聞いたことがある怪談話の1つ、首なしライダーの元となった場所だそうです。ライダーが道路に垂れ下がったツルに首を引っ掛け、首がとれてしまった。そのライダーは首が取れたことに気づかず、今も全身血だらけで夜な夜な走っている…という話しです。
「動物の飛び出し注意」という鹿の標識だったり、「すべりやすい」という注意で車が蛇行している標識は皆さん見慣れていると思いますが、この場所では「その他注意」という意味の「!」というマークの警戒標識が立っているそうです。要するに幽霊が出てよく事故が起こる場所で、幽霊のマークで注意するわけにはいかず「!」にしたという噂の警戒標識です。実際に写真を撮った方がいらっしゃったので引用します。
京都最強危険心霊スポット⑩繁華街に溶け込む「三条河原」
現在では市内の代表的な待ち合わせ場所として有名な三条大橋ですが、中世にはこの周辺の鴨川の河原が処刑場として使われていました…。千利休や近藤勇ら著名人もここで処刑され、晒し首にされたと言われています。現代の、人々の集う明るい雰囲気からは想像もできませんが…。
- 【住所】京都府京都市 中京区中島町・東山区大橋町
- 【地図】三条大橋 の地図
最後に
京都はかつて都があり、日本の歴史の中心だった土地なので、多くの遺跡や遺物、伝説や歴史が残っています。土葬、風葬の風習があったため、それに関連した心霊スポットといわれる場所も多く、三条河原周辺の処刑場は歴史を知っていれば誰もが知るところです。興味本位だけでなく、死者やその魂に敬意をもって訪れてほしいです。無礼な事をすると良くないことが起こるかもしれません…。
京都府最強危険心霊スポット★行ってはいけない10選
- 焼身自殺のあった京都御所のトイレ
- 古い土葬の墓が並ぶ「千日墓地」
- 野ざらしの遺体が集まっていた風葬の地「あだし野念仏寺」
- その昔鳥葬地だった…保津峡 落合橋と赤橋トンネル(落合隧道)
- 実は裏の顔を持つ「清水寺」
- 丑の刻参り発祥地「貴船神社」
- ロシア病院(旧海軍第三火薬廠跡)
- 京都のタクシー界で一番有名「深泥池」
- 首なしライダーで有名「将軍塚」付近の東山ドライブウェイ
- 繁華街に溶け込む「三条河原」
以上、最後までご覧いただき有難うございます。