茨城県出身の知り合いがいたり、茨城県に旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
茨城県といえば、「ヤンキーが多い」というイメージがなぜか強いのは事実。県内に住んでいると「そうかなぁ?」と思うものの、県外に出てみると「やっぱり多いかも」という印象です。どこか怖いようでいて、茨城くささを滲ませていてなぜか愛おしい彼ら。
本記事ではchieが、茨城県のヤンキーの愛すべき特徴をご紹介いたします!
茨城県ヤンキーの特徴①ノーヘルが多い
クソどうでもいいけど、中学で自転車通学してる人♡ヘルメット着用が校則にありました
ど田舎あるあるだと思いたい()
このあるあるわかる人おる?? pic.twitter.com/T0A2kYlD8n— みみんがミ (@n_mmngm) March 30, 2021
ノーヘルとは、ノー・ヘルメットの略です。やたらうるさいバイクに、ヘルメットもせずに乗っている若者がいたら、そいつは間違いなくヤンキー。
中学校の自転車登校で「ダサいから」とヘルメットをかぶらなかったり、先生に注意されてしぶしぶかぶっていてもあごひもを装着していなかったり。同級生に何人もいましたね。そんなところからヤンキーの道を歩み始めているともいえそうです。
茨城県ヤンキーの特徴②髪型は剃り込みか、金髪や茶髪のリーゼント
photo by Dick Thomas Johnson
いかにもヤンキー、という髪型といえばリーゼントです。金髪や茶髪なのは当たり前。とはいえ、時代とともにあまり目にしなくなってしまいましたが。
もう一つヤンキーの髪型といえば、剃り込みです。髪を染められない中学生などは剃り込みから入るようで、中2ぐらいになるとそんな雰囲気の子がちらほら増えていたように感じます。
茨城県ヤンキーの特徴③ゴールドのじゃらじゃらしたアクセサリーが好き
都会のヤンキーといえばシルバーアクセサリーを好んで身につけているイメージが強いですが、茨城のヤンキーはなぜかゴールドのアクセサリーが好きです。じゃらじゃらしたネックレスをつけていて、一目でそれとわかります。どこかオッサンくさいですが、そこがまた茨城ヤンキーの愛らしさといえるでしょう。
茨城県ヤンキーの特徴④上下ジャージか、でっかい刺繍の入ったジャケット
最近の部屋着は高校の時の部活のジャージなんですけど金線はあまりにもヤンキー pic.twitter.com/UmjTZhdVL1
— 小麦。 (@comugi_pan00) March 27, 2021
服装にも特徴があります。上下のジャージを着ているか、やたらと刺繍が大きい上着を着ていたらそいつも茨城ヤンキー。ちなみに、ジャージのブランドにはこだわりません。
龍が登っているみたいなでっかい刺繍は、財布など持ち物にも施されていることが多いです。中高生ならその財布にチェーンをつけてベルトにつなぎ、制服から見せているのもポイントです。
茨城県ヤンキーの特徴⑤学生服なら短ランにボンタン
ヽ(;▽;)ノ
お兄さん、ありがなっとう♡♡
こちらこそよろしくお願いしまめす♪ヾ(❛ᴗ˂ *)そういえば昨日、ケンミンショーで、茨城のヤンキーやってたまめ😎納豆お兄さんも、ヤンキーだったのかなぁ?(⁎⁍̴̛ᴗ⁍̴̛⁎)ヒヒッ#納豆お兄さん誕生日#藁納豆 pic.twitter.com/ZajlNjKGpd
— ❤ひとみ❤【なっとみちゃん】 (@hitomi__713) July 12, 2019
ガチのヤンキーでなく、ちょいヤンキーでも制服を改造。学ランの丈を短くして、ポケットにほとんど物が入らない状態に。そしてラッパズボンのような太めのズボンを合わせます。世代によっては細いズボンを合わせるパターンも。逆に丈の長い学ランの長ランなど、バリエーションは豊富。
茨城県ヤンキーの特徴⑥先輩後輩の上下関係は絶対
ヤンキーというと所かまわず暴れ回って怖そう、というイメージがあるかもしれませんが、意外にそうでもありません。一般人に対しては優しい一面もあります。
先輩後輩の上下関係は厳しく、そういう面では統率が取れているともいえます。この絶対の関係性は、早いところでは中学校の部活から始まるようです。小学校では真面目でおとなしかった子が、先輩の影響でヤンキーになった、ということもたまにあります。
茨城県ヤンキーの特徴⑦成人式では暴れない
上下関係の項目でも見たように、ヤンキーは自由なように見えて実際は秩序を重視。90年代ごろから荒れる成人式が問題となりましたが、ステージにまで突っ込んでいって暴れているのはヤンキーではありません。ちなみに成人式の日に道路を暴走することはありますが…。
茨城県ヤンキーの特徴⑧「茨城の3ぽい」はヤンキーでも同じ
「茨城の3ぽい」という用語をご存じでしょうか。
- 怒りっぽい
- 忘れっぽい
- 飽きっぽい
のことで、茨城県民の気質を表わしています。
この「3ぽい」はヤンキーでも全く同じ。カッとなりやすく、その時は怒りを爆発させますが、すぐに怒るのに飽きて、何ごともなかったかのように忘れ去ってしまいます。巻き込まれる周囲はたまったものではありませんが、逆にそのカラッとしたところに好感さえ覚えてしまいそうです。
茨城県ヤンキーの特徴⑨車は改造車、シャコタンは当たり前。でもイケてない!
😎昭和ヤンキー懐かしもの
映画「シャコタン☆ブギ」 pic.twitter.com/arODfmZmCr— オッサンオート (@OSSAN_AUTO) March 26, 2019
ヤンキーの目印として外すことができないのが改造車です。シャコタンは定番でしょう。ただ、その車種がイマイチ、というのが茨城ヤンキーの特徴です。お父さんか、下手したらおじいちゃんが乗っている車?と思うような一世代前の車を乗り回しているのが、なんだか微笑ましいところです。
茨城県ヤンキーの特徴⑩お祭りが好き
お祭りと聞いて血が騒がないヤンキーはいません。踊りや屋台などで盛り上げ役として活躍する分にはいいのですが、グループ同士の喧嘩で警察沙汰になったり、暴走を始めたり、市民・町民の悩みのタネになってしまうこともしばしばです。
また、正月になると太平洋沿いを暴走族が走るので警官がスタンバイして、という風景はテレビでおなじみですね。
茨城県ヤンキーの特徴⑪早婚、できちゃった婚が多い
やたらと結婚が早いのも、茨城ヤンキーの特徴です。早い人では10代、遅くても20代前半には結婚しています。結婚の理由としてはできちゃった婚が多く、いかにもヤンキーらしいという印象。
ちゃんと子育てできるのかこいつら、と思うかもしれませんが、意外に子煩悩なパパ、ママになることも多いとか。
茨城県ヤンキーの特徴⑫結婚したらヤンキーを卒業する
ケンミンショーのヤンキー特集
大爆笑して見とるwww#ケンミンショー pic.twitter.com/5I7tYCJJrd— イキアキ (@ikiaki) July 11, 2019
子供ができて結婚したら(順序が逆ですがそれはさておき)、きっぱりヤンキーをやめる人が多いというのも茨城ヤンキーの特徴です。
就職し、あるいは家業を継いで、真面目に働きます。ヤンキーだったことなどなかったことにしていて、子供は両親の昔の姿を知らない、なんてことも少なくないようです。
茨城県ヤンキーの特徴⑬昔はヤンキーだった立派なおじさまもいる!
元ヤン特集2🐯
今は社長と常務の関係に🐯🔥#ケンミンショー #ヤンキー pic.twitter.com/NSdEdDlEkP— 🍩きしめん🍩 (@yukke1004) July 11, 2019
昔はヤンキーとしてならした人も、現在は中高年になっている年齢。あるテレビ番組では、茨城の元ヤンキーを取材。とある会社の社長と常務が親友で元ヤンでした。
茨城県ヤンキーの特徴⑭ヤンキーの自覚はそれほどない
ヤンキー全盛期を過ぎても、ヤンキー風の10代は茨城にはけっこういました。他県民からすれば「うわー、ヤンキーだ!」という見た目や喋り方をしていても、本人たちに自覚はそれほどありません。学生時代の写真を見せて「ヤンキーじゃん」と言われ「そうかなー?」と戸惑いモードに。
茨城県ヤンキーの特徴⑮今は絶滅危惧種
今の茨城にヤンキーはいるのか?皆無ではないものの、絶滅危惧種です。少子高齢化の時代、そもそも10代の若者自体が少なめというのが現実。筆者の時代は進学希望でもヤンキー風の格好をして高校に通う人はいましたが、今の高校生は推薦枠に入るために制服を着崩しません。
最後に
怖そうなイメージが強かったかもしれませんが、意外に親しみが湧いたという方もいるのでは?ただ、「あの人、ヤンキーだ!」とばかりにあまりじろじろ見たり不用意に話しかけたりすると絡まれることもあるので、陰ながらそっと見守るくらいがちょうどいいでしょう。
茨城県のヤンキー★地元民が愛すべき15の特徴を解説
- ①ノーヘルが多い
- ②髪型は剃り込みか、金髪や茶髪のリーゼント
- ③ゴールドのじゃらじゃらしたアクセサリーが好き
- ④上下ジャージか、でっかい刺繍の入ったジャケット
- ⑤学生服なら短ランにボンタン
- ⑥先輩後輩の上下関係は絶対
- ⑦成人式では暴れない
- ⑧「茨城の3ぽい」はヤンキーでも同じ
- ⑨車は改造車、シャコタンは当たり前。でも車がイケてない!
- ⑩お祭りが好き
- ⑪早婚、できちゃった婚が多い
- ⑫結婚したらヤンキーを卒業する
- ⑬昔はヤンキーだった立派なおじさまもいる!
- ⑭ヤンキーの自覚はそれほどない
- ⑮今は絶滅危惧種
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。