埼玉県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
埼玉県。それは決して東京にはなれず、だけど田舎というほど田舎でもない、何とも中途半端な県。
今回はそんな埼玉県人たちが知らず知らずのうちに話している埼玉弁を使って、キュンとくる方言告白を考えてみました♥
埼玉弁の告白①「おめぇのこと好きなんよ。付き合ってくんねぇけ?」
告白の王道と言えば、やはりこれですよね!文字に起こすと乱暴な言葉遣いに見えてしまいますが、生で聞くと可愛らしく聞こえるのが方言の不思議なところです。
埼玉弁の告白②「今夜、ひとりっきりじゃさむしーな」
「さむしー」=「寂しい」です。主に山梨県との県境付近で使われており、山梨でも「さむしー」で通じます。標準語で「寂しい」と言われるより、方言で言われた方が心にグッと来ますよね。
埼玉弁の告白③「おめぇはのめっこくていい」
「のめっこい」=「付き合いやすい」です。私はこの言葉を初めて聞いた時、なめこの様なヌメヌメとした何かを想像しました。元々は「手触りが滑らかなこと」や「喉越しが滑らかなこと」を「のめっこい」と言っていた様ですが、それが転じて「付き合いやすい」という意味になったそうです。
埼玉弁の告白④「今夜、おらち来いよ」
「おらち」=「私の家」です。「私」だろうが「俺」だろうが、一人称は「おら」なんです。男性を誘惑する言葉のはずなのに、男気溢れている様な感じがするのは気のせいではありません。
埼玉弁の告白⑤「月がなっから綺麗だいな」
「なっから」=「とても」です。
夏目漱石が英語教師をしていた時、ある生徒が「I love you」を「我君を愛す」と訳したのを聞き、「日本人はそんなこと言いません。『月が綺麗ですね』とでもしておきなさい」と言ったされるエピソードから。今では告白の定番台詞の1つとして知られています。
埼玉弁の告白⑥「おめぇの手ぇ、ぬくといな」
「ぬくとい」=「温かい」です。「ぬくとい」という語感からずんぐりむっくりの手がイメージされますが、「温かい手だね」という褒め言葉なんです。全国的に見られる方言らしいので、聞いたことある方も多いのではないでしょうか。埼玉の一部地域では「のくとい」と発音されている様です。
埼玉弁の告白⑦「あの子のこと、けめるいなぁ」
「けめるい」=「羨ましい」です。さらに変化すると「けめりーな」になります。元々は埼玉全土にあった方言ですが、今ではあまり聞かれなくなりました。
「あの子が羨ましい」は女子あるあるの嫉妬心。そこに隠れている自分の本心を見逃さない様にしましょう。
埼玉弁の告白⑧「うんとうまいもん作るど!」
「うんと」=「たくさん」です。可愛い彼女から田舎訛りでこんな台詞を言われたらたまりませんね。多少不味くても許せてしまう気がします。
埼玉弁の告白⑨「話聞いてくれてあんがとね」
「あんがと」=「ありがとう」です。標準語とほとんど変わりませんが、秩父地方では大抵「ありがとう」ではなく「あんがと」と言います。告白の結果がどうであれ、話を聞いてくれた相手には感謝の言葉を伝えましょう。
埼玉弁の告白⑩「一個くんろい♪」
「~してくんろ」をちょっと可愛い子ぶって言うとこうなります。語感はとても可愛らしいのですが、あまりに多様し過ぎると「がめつい」「甘えれば何でも許されると思ってる」という印象を与えてしまうので要注意!
最後に
埼玉弁のキュンとくる告白フレーズを10個お届けしました。あなたはどのセリフで告白されたいですか?
かわいい埼玉弁の告白キュンとくる方言のセリフ10選
- 「おめぇのこと好きなんよ。付き合ってくんねぇけ?」
- 「今夜、ひとりっきりじゃさむしーな」
- 「おめぇはのめっこくていい」
- 「今夜、おらち来いよ」
- 「月がなっから綺麗だいな」
- 「おめぇの手ぇ、ぬくといな」
- 「あの子のこと、けめるいなぁ」
- 「うんとうまいもん作るど!」
- 「話聞いてくれてあんがとね」
- 「一個くんろい♪」
以上、最後までご覧いただき有難うございます。