長野県の善光寺観光を100倍楽しむ10の知識

長野の善光寺★地元民が教える100倍楽しむ10の方法 「遠くとも一度は参れ善光寺」というキャッチフレーズのもと、多くの観光客でにぎわう長野県の善光寺。

特に2015年は北陸新幹線の開通に加え、7年に一度の御開帳が重なり、ますます注目が集まっています。ここでは、長野県の善光寺観光を100倍楽しむための知識をご紹介していきます!これで善光寺参りの予習はバッチリ♪

 

長野県の善光寺観光を100倍楽しむ10の知識

 

①まずは基礎知識!善光寺ってどんなお寺?御開帳って何?

善光寺は1400年の歴史あるお寺。そんな善光寺が全国に知れられるようになったのは平安時代の末期のこと。当時、有名なお寺は決まって女人禁制でしたが、善光寺は庶民の寺で女性も救う寺として知られていました。身分の差も男女の区別もなく、お参りすれば誰でも極楽往生できると信じられ、全国から老若男女が訪れるようになったといわれています。

ご本尊は「一光三尊阿弥陀如来様」。この一光三尊阿弥陀如来というのが、三国渡来の絶対秘仏の霊像で、誰も見たことがないといわれています。7年に一度の御開帳では、「前立本尊」という、ご本尊の前に立たれる分身の仏様がご本尊の代わりに公開され、一般の人がお参りできるようになります。

②善光寺の参道を散策しよう♪

善光寺までの参道沿いにも観光の見どころが満載です。参道を善光寺に向かって進むと、古めかしい洋風の建物があります。こちらが江戸時代から続く超老舗旅館、藤屋です。国登録有形文化財に指定されていて、現在はレストラン、ウェディング場となっています。カフェやランチでの利用もできます。地元でも大人気の結婚式場で、女子会、デートなどでも喜ばれるスポットです。レトロで重厚感あふれる雰囲気は流石老舗といった風情です。

他にも、七味でおなじみの八幡屋磯五郎本店や、ご当地食材がズラリと並ぶサンクゼールワイナリーなどお土産屋さんもたくさん♪ただ、荷物になるので行きはお買いものしすぎないように注意しましょうね。

③超癒し系の縁起物!ひとにぎり地蔵にほっこり

善光寺の入り口、仁王門の手前には大本願があります。こちらでは「ひとにぎり地蔵」というものを頒布(販売)しています。TVなどに取り上げられたこともあるのでご存知の方もいるかもしれませんね。粘土とお線香の灰を練り合わせて焼いた陶器でできたかわいらしいお地蔵様です。

「辛いとき、悲しいとき、苦しいとき、左手でギュツとひとにぎりすると、安らぎとパワーをいただける」というもの。にっこりほほ笑む小さなお地蔵様は見てるだけでも癒されます。

④仲見世通りで食べ歩き♪

参道をさらに進み、巨大な仁王門を抜けるとお土産屋、仏具屋、お食事処などが並ぶ仲見世通りに入ります。ここでは長野県名物としておなじみのおやきやこねつけ、そばソフトクリーム、冬場は甘酒などご当地おやつを食べ歩きできます。おやき屋さんが何件かあるので、食べ比べてみるのも楽しいですよ♪

⑤いよいよ善光寺の境内へ!お線香の煙で運気UP!? 

⑤いよいよ善光寺の境内へ!お線香の煙で運気UP!?参照:663highland
仲見世通りを進むと、いよいよ善光寺の入り口、山門が見えてきます。山門を抜けると立ち込めるお線香の香りがたちこめ、大きな香炉が見えてきます。こちらの香炉から出る煙を身体にこすりつけると、無病息災、病気平癒のご利益があるといわれています。お線香は100円程度で購入できます。香炉にお線香を投げ込み、煙を思う存分浴びましょう。

⑥まずはびんずるさんにお参りしよう!

⑥まずはびんずるさんにお参りしよう!

参照:善光寺びんずる市
本堂の中に入るとすぐびんずるさんがいらっしゃいます。正式名称は賓頭盧尊者像(びんずるそんじゃぞう)といいます。撫仏(なでぼとけ)とも呼ばれています。自分の患部と同じところを撫でると病気が治るといわれていて、いつもたくさんの観光客がびんずるさんを触っています。たくさんの参拝者に撫でられ続けた結果、表情がほとんどわからないくらいお顔がツルッツルです(笑)気になるところをここぞとばかりに撫でさせていただきましょう。

⑦内陣でご本尊に参拝しよう。

内陣でご本尊に参拝しよう。

参照:善光寺事務局
善光寺の御本尊は本堂の一番奥の内々陣に安置されています。ちなみに御本尊は絶対秘仏のため、御本尊が安置されている瑠璃檀に向かって参拝することになります。この内々陣に入るためには内陣券が必要になりますので、内陣券本堂の入り口付近にある自動販売機で購入しましょう。

この内陣券はこのあとご紹介するお戒壇めぐりのチケットにもなっていますので失くさないよう注意してくださいね。

⑧お戒壇巡りで極楽の錠前を見つけよう!

お戒壇巡りで極楽の錠前を見つけよう!

参照:善光寺事務局
善光寺に行ったら是非やっておきたいのが、お戒壇めぐです。お戒壇めぐりとはご本尊が安置されている瑠璃檀と三卿の間の床下に部屋があり、その部屋をロの字型にめぐる暗黒の回廊を進み、極楽の錠前に触れてご本尊と結縁を果たすための道場といわれています。

本当に真っ暗で、手探りで進むことになります。ちょっとしたアトラクション気分ですね。極楽の錠前を見つけられずに終わってしまうことのないよう、五感をフルにして探してくださいね♪

⑨〆は門前町の古民家ショップをプラプラ

善光寺の観光を終えたら、ちょっとカフェで休憩はいかがでしょう。善光寺周辺に広がる門前町には昔ながらの古民家や蔵造の建物が軒を連ねます。最近は古民家や蔵を改修した、カフェやショップが続々とオープンしています。ここではおすすめのお店を何件か紹介します♪

▼藤田九衛門商店 :たい焼きならぬコイ焼きを販売しています。もっちりしっとりした生地にたっぷりあんこがうれしい!
所在地:長野県長野市東之門町400-2

▼SHINKOJI CAFE :ランチの定食がとってもおいしいです。お母さんの味です。スウィーツも充実していて、アツアツのアップルパイやワッフルが絶品ですよ!
所在地:長野県長野市東町142-2

▼菓恋 :古民家を改装したシフォンケーキ専門店。こだわりの素材で作ったフワッフワのシフォンケーキはとってもやさしいお味。野菜や和素材など種類も豊富です。カフェスペースもありますよ♪
所在地:長野県長野市大字長野東町198

⑩番外編:現世と来世、両方の後利益をお願い!善光寺&裏善光寺両詣り

両詣りとは、善光寺と相対して立っている北向観音堂、通称「裏善光寺」と善光寺両方お参りすることをいいます。実は、「善光寺だけでは方詣り、両方参拝して初めてご利益がある」と言われているのです。

善光寺では来世のご利益を願い、北向観音では現世のご利益を願い現世と来世、両方のご利益を願って両参りというわけです。北向観音は、上田市の別所温泉にあります。長野からは車電車でいずれも1時間ちょっとです。せっかくの善光寺参拝、是非両詣りにチャレンジしてみては?

 

最後に

いかがでしたか?長野県を代表する観光スポット、善光寺の楽しみ方を紹介させていただきました。善光寺は1400年もの歴史を持つお寺。周囲もその門前町として一緒に歴史を刻んできました。善光寺だけでなく、周辺にも歴史を感じる観光スポットがたくさんなので是非楽しんでくださいね!

長野県の善光寺観光を100倍楽しむ10の知識
①まずは基礎知識!善光寺ってどんなお寺?御開帳って何?
②善光寺の参道を散策しよう♪
③超癒し系の縁起物!ひとにぎり地蔵にほっこり
④仲見世通りで食べ歩き♪
⑤いよいよ善光寺の境内へ!お線香の煙で運気UP!?
⑥まずはびんずるさんにお参りしよう!
⑦内陣でご本尊に参拝しよう。
⑧お戒壇巡りで極楽の錠前を見つけよう!
⑨〆は門前町の古民家ショップをプラプラ
⑩番外編:現世と来世、両方の後利益をお願い!善光寺&裏善光寺両詣り

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