方言で愛情表現をされるとキュンとする、そんな方も多いはずです。その女性の自然のままの姿にぐっときたり、あるいは方言だからこそ言える微妙なニュアンスに思わず惚れてしまったり…。だからこそ、方言で愛を囁かれたい、と思う人も少なくないもの。
では、大阪弁にはどんな愛情の表現があるのでしょうか。大阪の女性に言われたらぐっとくるフレーズを集めてみました。今回は超かわいい大阪弁の告白やキュンとくる方言のセリフ一覧をご紹介致します。
超かわいい大阪弁告白★キュンとくる方言のセリフ一覧
大阪弁告白①「あんたのこと、好きやねんけど」
方言の意味:あなたのこと、好きなんだけど。
「好きやねん」でも立派な告白ですが、ここは「けど」がミソ。何か言いたいけれど言い切れずにいる感じが相手を放っておかせません。「で、あんたはどう思うてる?」が省略されていそうで、逆に本気度を感じさせてしまうフレーズです。
大阪弁告白②「またそんなん言うて、アホちゃう?」
方言の意味:またそんなこと言って、あなたったら。
大阪弁の定番「アホ」。何をしていても大阪人の口から「アホ」が出てきてまるで罵り合っているみたいに聞こえがちですが、気の置けない間柄だからこそ言い合えるセリフです。男女や恋人同士でもそれは同じ。安心してツッコミができる相手だからこそ、パートナーとして投げかける、実は愛情のこもったフレーズです。
大阪弁告白③「もう遅いやん、ここにおったら?」
方言の意味:もう遅い時間じゃない、うちに泊まったら?
彼女の家に遊びに行って、気がつけば終電前の時間。そろそろ帰ろうかな、という時にこう言われたら、もうこれは脈ありですよね。冗談のこともあるかもしれませんが、誰にでも言うようなことではないので、かなりドキッとするシチュエーションではないでしょうか。
大阪弁告白④「ええやん、まだ行かんとって」
方言の意味:いいじゃない、まだ行かないで。
帰り際を引き留める大阪弁のフレーズです。「ええやん」という響きがやわらかく、標準語よりも「ああ、それならいいかも」と許せてしまいます。やはり女性の方から引き留められると「気があるのかな」とキュンとさせられますよね。
大阪弁告白⑤「まだおる言うてたやん、いややわ~」
方言の意味:まだいるって言ってたじゃない、嫌だ。
帰り際を引き留めるフレーズの大阪弁、3つ目です。テンポのいい大阪弁は、まるで心をそのまま言い表しているように感じますね。「いややわ~」はおばちゃんでも使いますし、本当に嫌悪感を表している時にも言いますが、若い女性が使うと妙に色気が出ます。そこまで言われたらあともうちょっとだけ、という気持ちにさせられそうですね。
大阪弁告白⑥「あんたほんまにおもろい人やわ~」
方言の意味:あなたは本当に面白い人だね。
大阪でモテるのは、二枚目よりも「おもろい」人です。単に見た目がいいだけで、何一つ面白いことを言えないような男性は、大阪では相手にされません。「おもろい」は最上のほめ言葉です。他地域の人が「おもしろーい」と標準語で言うのはお世辞の場合もあるかもしれませんが、大阪で「おもろい」と言われたら自信を持ってOKです。
大阪弁告白⑦「ほんなら、待っとったげるわ」
方言の意味:それじゃあ、それまで結婚を待ってあげる。
仕事が軌道に乗っていなくてまだ結婚できない状態だったり、女性の方が年上だったり。お互い気があっても女性の方を待たせてしまうことってありますよね。そんな時に「待っとったげるわ」なんて言われたらキュンとするはず。冗談のこともありますが、わざわざ待っててくれるのか、と期待してしまいますね。
大阪弁告白⑧「ほんまに、しゃーないな」
方言の意味:本当にもう、仕方ないなぁ。
ちょっと無理そうなお願いをした時に出てくる大阪弁のフレーズです。仕方ない、という意味ですが、「しゃーないな」と言われたら本当はそこまで嫌がられてはいません。どこかまんざらでもない部分も実はあります。恋人同士ならなおさら。終電前に帰ろうとして引き留めた際にこう言われたら、まんざらでもなくほぼOKということ。かなりドキドキですね。
大阪弁告白⑨「前からあんたに惚れとってん。付き合うてくれへん?」
方言の意味:前からあなたに惚れてたんだ。付き合ってくれない?
異性に対して「好き」の意味で、大阪弁ではよく「惚れてる(惚れとる)」という言い方をします。誰かに気があることがバレて、「あいつに惚れとんのんちゃう?」なんて友達にからかわれる、といったシーンも見られます。告白の時にも使える言い回しです。心の中をそのまま打ち明けられたようで、意外な相手からでもキュンときてしまうかもしれませんね。
大阪弁告白⑩「なあ、うちと付き合うてみいひん?」
方言の意味:ねえ、私と付き合ってみない?
軽い感じですが、さりげなさすぎるからこそ「えっ?」となり、グッとくる大阪弁の告白です。大阪弁を使う女の子に「なあ」と呼びかけられるのがたまらない、という他地域の男性も少なくないそう。標準語の「なあ」は男言葉ですが、大阪弁だとやわらかくなるのは不思議ですね。
最後に
いかがでしたでしょうか。微妙なニュアンスまで伝え分けられるのが方言の魅力で、大阪弁もその表現が多彩です。だからこそ告白のセリフとなるとキュンとさせられてしまうもの。ぜひ生の大阪弁を聞きに訪れてほしいところですが、女の子を口説きすぎてえらい目に遭わないようにお気をつけ下さいね。
超かわいい大阪弁告白★キュンとくる方言のセリフ一覧
①「あんたのこと、好きやねんけど」
②「またそんなん言うて、アホちゃう?」
③「もう遅いやん、ここにおったら?」
④「ええやん、まだ行かんとって」
⑤「まだおる言うてたやん、いややわ~」
⑥「あんたほんまにおもろい人やわ~」
⑦「ほんなら、待っとったげるわ」
⑧「ほんまに、しゃーないな」
⑨「前からあんたに惚れとってん。付き合うてくれへん?」
⑩「なあ、うちと付き合うてみいひん?」