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面白い大阪弁一覧★意味不明な方言の言葉15選

面白い大阪弁一覧★意味不明な方言の言葉10選大阪府へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!大阪弁には、わかるようでわからない言葉も実はたくさんあります。意味を想像してみたら実は違った、というフレーズや、大阪人が標準語だと思って使っていたら通じなかった言葉など。

勘違いの度に面白エピソードも生まれてきます。気になっていたあの言葉、実はこんな意味だったんですよ!それでは、本記事では「面白い大阪弁一覧★意味不明な方言の言葉15選」をご紹介いたします!

面白い大阪弁一覧①「これ、行きしに買うてきてん」

方言の意味:これ、ここに来る途中で買ってきたんだ

大阪人が東京でも通じると思って使ってしまうフレーズの筆頭といってもいいでしょう。「行きしな」「帰りしな」は関西方言です。行く途中、帰る途中、といった意味です。

略して「行きし」「帰りし」となることも多いのですが、「行きしに」と言われても他地域の人には「生き死に」の字しか浮かんできません。何のことやら、ですね。

面白い大阪弁一覧②「触らんとって、こそばいやんか」

方言の意味:触らないで、くすぐったいじゃないか

これはなんとなくニュアンスがわかる方言ですね。「こそばい」はくすぐったいという意味です。「こそばゆい」という言葉があるからわかる人も多いでしょう。

他にニュアンスでわかりそうな大阪弁に「ぬくめる」=温める、があります。電子レンジで食べ物をチンするのも、こたつで足を温めるのも「ぬくめる」です。

面白い大阪弁一覧③「このへんモータープールないやん」

方言の意味:この辺りに駐車場ないじゃないか

大阪とその近辺でしか通じない方言、「モータープール」。駐車場のことです。言われてみればモーターをプールする場所だから駐車場か、と納得しますが、なんだか泳ぐプールか遊園地のアトラクションみたいに思えてしまいますよね。

競艇場のことかな、と思った人もいるそう。大阪も大都会、市街地でのモータープール探しは一苦労です。

面白い大阪弁一覧④「こんにゃくの炊いたん作ってきてん。食べや」

方言の意味:こんにゃくの煮物を作ってきたよ。食べて

他地域から大阪にやってきて、「あれ?」と思うフレーズが「炊く」です。筆者は関東育ちですが、「炊く」といえばご飯のことで、それ以外にはほとんど使いません。

が、大阪では煮ることや、場合によっては料理に火を入れること全般を「炊く」と表現します。「炊いたん」は「炊いたもの」だから、煮物といったところでしょうか。

面白い大阪弁一覧⑤「ちゃんと勉強せえへんかったら、すぐべべたになってまうで!」

方言の意味:ちゃんと勉強しないと、すぐ最下位になってしまうよ!

「べべた」はビリのことです。「べべ」とも言います。学業の成績だけでなく、スポーツやゲームの場面でも使います。「小学校のかけっこでいっつもべべたやってん」と年配の方の思い出話に出てきた時は意味がわかりませんでしたが、なんとなく語感から「ビリってことかな」と想像はできました。

面白い大阪弁一覧⑥「お前ら、しこるな!」

方言の意味:お前ら、はしゃぐな!

大阪弁の中でも、若い人はこの意味ではすでに使っていない方言です。「しこる」はふざける、はしゃぐといった意味。ですが、何か違う意味を想像してしまいますよね。

ある中学校で年配の先生が「しこるな!」と注意したところ、クラス中で爆笑が巻き起こったとか。年ごろの男子中学生は余計に大はしゃぎだったことでしょう。

面白い大阪弁一覧⑦「お昼は素うどんでええわ」

方言の意味:お昼はかけうどんでいいや

わかるようでわからない大阪のメニュー「素うどん」。これは、具の入っていないおだしだけのうどんのことです。「かけうどん」といったところでしょうか。頭の中で「酢うどん」と変換してしまって、酸味のきいたうどんなのかな、と想像してしまいますよね。

面白い大阪弁一覧⑧「まためばちこできてもうた」

方言の意味:またものもらいができてしまった

何が何やら、の大阪弁。大阪だけでなく関西で広く使われているようです。「めばちこ」とは目にできるあの、ものもらいのこと。ものもらいを表わす表現は全国各地に様々あるようで、それだけ生活に身近でやっかいな症状なのだということがうかがえますね。

面白い大阪弁一覧⑨「それいらん言うてたから、ほかしてもうたわ」

方言の意味:それいらないって言ってたから、捨ててしまったよ

「ほかす」は、ゴミなどを捨てるという意味です。「ほる」とも言います。「今日燃えるゴミほる日やってんな」(今日燃えるゴミ捨てる日だったね)といった具合に。

「ほかす」は他地域の人が聞くと、「放っておく」「ぼーっとする」「温める」などの意味に勘違いしてしまうようです。「それほかしといて」と言われて、とりあえず放っておいたりぼーっとしてみたりしたとか。大阪弁って、難しいですね。

面白い大阪弁一覧⑩「レイコーにフレッシュ入れとって」

方言の意味:アイスコーヒーにミルク入れておいて

大阪の昔ながらの喫茶店でよく聞かれるメニュー「レイコー」。これはアイスコーヒーのことです。「冷」たい「珈」琲だから略してレイコー。「フレッシュ」とは、コーヒーや紅茶に入れるミルクのポーションのことです。

面白い大阪弁一覧⑪「そこのどんつきまでガッと行ったら右やで」

方言の意味:そこの突き当たりまでまっすぐ行ったら右です

道案内やタクシーで行き先を告げるシチュエーション。どんつきは突き当たりの意味です。「ガッと」「ダーッと行って」など擬音語、擬態語が多いのが大阪弁。それでなんとなく通じてしまうおおらかさもあります。

面白い大阪弁一覧⑫「足ぐねってもうたわ」

方言の意味:足を挫いてしまいました

「ぐねる」は挫くの意味。まるで擬態語から派生したかのような言い回しが面白いですね。他地域の人が聞いても直感的にわかる感じもします。

面白い大阪弁一覧⑬「パソコンなおしといたで」

方言の意味:パソコンを片付けておきましたよ

他地域の人が聞いたら、「えっ、壊れてないのに」と聞き返してしまうでしょう。「なおす」は大阪弁では「しまう」「片付ける」という意味です。標準語と同じ言葉で違う意味だと、職場などでトラブルになりそう。仕事で関西に来て慣れていない方は、よく意味がわからないことを言われたら必ず確認を取ることをおすすめします。

面白い大阪弁一覧⑭「さらのカッターシャツ出しといて」

方言の意味:新しいワイシャツを出しておいてください

「さら」「さらぴん」は「新しい」「未使用の」という意味。加えて関西人が標準語だと思っている言葉に「カッターシャツ」があります。これはワイシャツのこと。なお、社会人が着るものをワイシャツ、学生がブレザーや詰襟の下に着るものをカッターシャツと使い分けているエリアもあります。

面白い大阪弁一覧⑮「おとついはほんまえらかったわー」

方言の意味:一昨日は本当に疲れた

何か大仕事をしたシチュエーション。「おととい」は「おとつい」と言います。「えらい」は「偉い」の意味で使うこともありますが、「疲れる」の意味で使うエリアが全国に多くありますね。大阪もその一つです。

最後に

意味不明な大阪弁、いかがでしたでしょうか?実は勘違いしていた、というフレーズもあったかもしれませんね。大阪を訪れる際に「わからないことを言われたらどうしよう」なんて怖がる必要はありません。「どういう意味?」と聞けば地元の大阪人が気さくに答えてくれるはずですよ。

面白い大阪弁一覧★意味不明な方言の言葉15選

  • ①「これ、行きしに買うてきてん」
  • ②「触らんとって、こそばいやんか」
  • ③「このへんモータープールないやん」
  • ④「こんにゃくの炊いたん作ってきてん。食べや」
  • ⑤「ちゃんと勉強せえへんかったら、すぐべべたになってまうで!」
  • ⑥「お前ら、しこるな!」
  • ⑦「お昼は素うどんでええわ」
  • ⑧「まためばちこできてもうた」
  • ⑨「それいらん言うてたから、ほかしてもうたわ」
  • ⑩「レイコーにフレッシュ入れとって」
  • ⑪「そこのどんつきまでガッと行ったら右やで」
  • ⑫「足ぐねってもうたわ」
  • ⑬「パソコンなおしといたで」
  • ⑭「さらのカッターシャツ出しといて」
  • ⑮「おとついはほんまえらかったわー」

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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