長野名物グルメ⑥汁有、汁なしどっちがお好み?伊那のローメン
photo by Hajime NAKANO
ローメンとは、マトンなどの肉と野菜を炒め、蒸した太めの中華麺を加えた伊那地方のご当地グルメ。汁なしと汁有があるのですが、ラーメンとも焼きそばとも異なる独特の料理なんです。そして、伊那でローメンというとまず名前が上がる、この2店を紹介します。
★伊那ローメン元祖の店「萬里」
こちらのローメンはスープがたっぷり。ちなみにこちらでは羊肉の叩きや馬心(馬の心臓)の刺身など、めったにお目にかかれないメニューもありますよ。
- 【HP】なし
- 【住所】〒396-0024 長野県伊那市坂下3308
- 【地図】中国風菜館 萬里 の地図
★「うしお」
こちらは汁なしの焼きそばのような見た目です。汁なしの特徴は、カレー粉やマヨネーズ、七味などでいろいろな味の変化を楽しめるところ。ちなみに地元では「うしお」派が優勢です。
- 【HP】なし
- 【住所】〒396-0025 長野県伊那市荒井3460
- 【地図】うしお の地図
長野名物グルメ⑦サクサク食感がたまらない!天ぷらまんじゅう
photo by Koji Horaguchi
おまんじゅうをてんぷらに!?と驚かれる人も多いでしょう。長野では、お盆になると天ぷらを食べる習慣がありますが、この「天ぷらまんじゅう」は、野菜や魚介類の天ぷらと共に当然のように器に登場するのです。お盆が近づいてくると、「てんぷらまんじゅう用のまんじゅう」がスーパーの店頭に並ぶのです。さらにはお総菜コーナーにすでに揚がった状態のてんぷらまんじゅうが。
気になるお味なんですが、はっきりいって美味しいです!サクサクアツアツの衣から現れるホカホカのあんこ。食感としては、「まんじゅうの天ぷら」としか言い表せないので是非体感してみていただきたいです。お盆の時期にスーパーの総菜コーナーを探せば確実に手に入ります!
長野名物グルメ⑧野沢菜の意外な楽しみ方!野沢菜漬物の天ぷら
野沢菜といえば漬物・・・なんですが、地元では野沢菜の漬物を天ぷらにします。ほどよい塩気と酸味を持った野沢菜漬物がサクサクの衣に包まれてまた違った美味しさなのです。ビールが進む人気のおつまみです。
ただこちら、時間がたつと漬物の水分でベタッとなってしまうので揚げたてアツアツ、サクサクのうちに食べましょう。県内の大体の居酒屋で取り扱っています。チェーン店にはないので、地場のお店で探してくださいね♪
長野名物グルメ⑨いろは堂 鬼無里本店のおやき!
長野といえば「おやき」。そしておやきといえば「きなさのおやき」が絶対おすすめ。ここのおやきはほかのおやきとは少し皮の食感が違うんです。表面を軽く揚げて、香ばしくて軽い食感になっています。なにより、具がたっぷりぎっしりで食べ応え抜群です。是非あんこ入りを試してみてください。香ばしいパン風の生地とあんこが絶妙ですごくおいしいですよ!
- 【HP】いろは堂 鬼無里(きなさ)本店
- 【住所】〒381-4301 長野県長野市鬼無里1687−1
- 【地図】いろは堂 鬼無里本店 の地図
長野名物グルメ⑩地元ではおなじみ!超おいしい山菜こしあぶら
「こしあぶら」とは、涼しい山部に自生し、成長すると20メートルほどになることもある樹木の若芽のこと。他に類をみない上品な香りが味わえることから「山菜の女王」とも呼ばれています。シーズンは4月上旬から5月下旬。この時期になると地元の人はプラッとハイキングがてらに山菜取りへ出かけていき、おすそわけでふきのとうやこしあぶらが出回ります。大量に採った山菜を翌日職場で配るというほほえましい光景はもはやおなじみの光景です。
調理法は和え物やおひたし、天ぷらが主ですが、油と相性がいいのでバター焼きや炒め物にしても美味しいです。4月~5月になると、居酒屋やお蕎麦屋さんの天ぷらメニューに加わることが多いです。見かけたら是非一度食べてみてくださいね♪
★今度は持って帰れるお土産をチェック!
⇒これぞ長野県お土産ランキング★地元民おすすめ10選
最後に
いかがでしたか?長野の名物情報をお伝えしました。長野では季節の温度差が大きく、旬な時期に旬の食材を楽しむのが特徴といえます。
季節によってほかにもいろんなおすすめ食材がありますので、いろいろと楽しんでくださいね!