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山形県B級グルメランキング★地元民おすすめ13選

山形県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!

山形県は海と山に面していることから、食の宝庫としても知られています。古く江戸時代から続くものから期間限定のもの、中には海を越えたB級グルメもあるほど!地元民をはじめ県外からもファンが訪れるほどのB級グルメ、どんなものか気になりますよね!

あさひなペコ
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それでは、本記事では「山形県B級グルメランキング★地元民おすすめ13選」をご紹介いたします!

目次

山形のB級グルメがおすすめの理由とは?

山形県は海と山に囲まれていることから、名物が多いことでも知られています。美味しいものが日常生活の一端に身近にたくさんあるからこそ、美味しいB級グルメも誕生していると言っても良いでしょう。

山形のB級グルメの特徴

山形県のB級グルメは、有名な食べメモのだったとしても今もなお家庭料理として根付いているグルメもあるという点です。スーパーマーケットで買える日常的な食べ物や近所の地元密着のお店でないと味わえないものなど、まさに山形県民の生活の一部には常にB級グルメがあると言っても過言ではありません。

また、山形のB級グルメは通常のご飯モノからスナック系のお菓子まで幅広いラインナップだからこそ、日常に浸透していると言えます。

あさひなペコ
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それでは、まずは山形県では大人気!これさえ食べておけば間違いなし!の定番のB級グルメおすすめランキングからご紹介いたします!

山形県B級グルメ定番ランキング①山形B級グルメの代名詞!祭りも開催される県民大好き、芋煮(全域)

山形と言えばしょうゆまたは味噌ベースのスープと牛肉・野菜を入れ込んだ芋煮です!毎年、芋煮会という集まりが山形県各所の河原で繰り広げられているほど、芋煮は山形県民に愛されています!筆者の母も、毎年、同窓会という名の芋煮会の参加案内を受け取っていたのを思い出します(笑)

毎年9月の第1日曜に馬見ヶ崎川河川敷で開催される「日本一の芋煮会フェスティバル」は3万食の芋煮が振舞われるお祭りで、報道メディアも毎年様子を取材しに来るほど!!「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されたら、山形県民にとっての芋煮シーズンが始まった合図とも言えます。

基本的な具材は「里芋」「牛肉」「ネギ」「こんにゃく」の4つ。芋煮自体は、東北地方全域で広く食べられていますが、山形の芋煮は、醤油味ベースのダシと牛肉を使っているのが特徴!また、庄内地方では味噌の味付けで食されると言った具合に、県内でも嗜好が分かれているのもおもしろいですよね!

山形県B級グルメランキング①山形B級グルメの名詞!芋煮(全域)

参照:日本一の芋煮会フェスティバル|Facebook

山形県B級グルメ定番ランキング②え?!あの観賞魚を食べるの?!鯉料理(米沢市)

これぞB級と言ってもいいでしょう。山形県米沢市では、鯉を食べる習慣があるんです!信じられないかもしれませんが、鯉料理は米沢のABC(舘山林檎、米沢牛、鯉)と言われている米沢の名産品です。鯉を食べるなんて、他都道府県の皆さんからしたら驚きのことでしょう。ですが、三才鯉を使用し、清流と冬の寒さで川魚特有の臭みが出にくいのが鯉料理の特徴!鯉こく、鯉丼などの食べ方で米沢市民に愛されています。

ちなみに筆者の祖母・叔父家族はネイティブ山形米沢市民です。毎年お歳暮、お祝い事があった時に鯉こくを家に送ってくれました。骨は多く食べるときに神経質になりますが、本当に臭みもなく、とても美味しいですよ♪

普段、鯉は観賞魚として親しまれていますが、鯉料理を食することを推奨したのは上杉家十代藩主、上杉鷹山だと言われています。米沢は水産資源に乏しい土地で、蛋白源の補給のために米沢城の濠で育てたのが、鯉を食す由来となったようです。

↓ここで食べられます!

山形県B級グルメ定番ランキング③全国の味噌をブレンドした味噌ラーメンに舌鼓!赤湯からみそラーメン(南陽市)

山形は日本屈指のラーメン大国で!中でも未だ行列の絶えない赤湯からみそラーメンは、中央にトッピングされた「辛みそ」が特徴のオリジナリティあるみそラーメンです。全国各地のさまざまな味噌がブレンドされているオリジナル味噌だれス-プに、モチモチしこしこの太めの平打麺のなんとも言えないコンビネーションは一度食べたら忘れられないでしょう。辛味噌を溶かしながら食べるラーメンは、他のラーメンにはない美味しさというだけでなく、誰でも食べられるようにと辛さを調節しながら味わえるのも嬉しい特徴です!

ちなみに赤湯から味噌ラーメンは、もともと現社長父が残ったラーメンスープにみそを入れ、現社長がラーメンを入れて食していたことが発端で、昭和35年に誕生したという歴史もあるんですよ。

↓ここで食べられます!

山形県B級グルメ定番ランキング④ラーメン冷やしちゃうの?!氷入り!冷やしラーメン(全域)

ラーメン大国山形県では、季節に合わせたラーメンが味わえます。なんと、冷やしラーメンなるものがラーメン屋さんに当然の如くならんでおり、山形県の夏の風物詩になっているんです!

冷やしラーメンの発祥は山形市の「栄屋本店」さんと言われており、60年以上も前から地元で食べられている定番グルメ!どうしてかというと、山形の地形に関係があります!夏の山形は物凄く暑く、日本一を記録したこともあるほど。ある日栄屋本店に来客したお客さんの「冷やし蕎麦があるんだから、冷たいラーメンが食べてみたい!」というヒントから考案されたそうです。

以来、夏は山形のいたるところで様々な冷やしラーメンが販売され、冷やしラーメンは現在、色々な味を楽しむことができます。筆者も久々に米沢帰省の際、この冷やしラーメンを堪能しました。

↓ここで食べられます!

  • 【HP】栄屋本店
  • 【住所】山形県山形市本町2-3-21
  • 【アクセス】JR山形駅徒歩20分
  • 【地図】栄屋本店の地図

山形県B級グルメ定番ランキング⑤一度食べたらハマる味!県外からもファンがやってくる!谷内の肉そば(河北町)

山形空港の西に広がる、河北町(かほくちょう)の谷地(やち)エリアの名物そばが、「谷内の肉そば」通称「冷たい肉そば」です。香り豊かな冷たいダシ汁の田舎そばに、鶏肉がアクセント!冷たい肉そばと言ったら、夏を想像してしまいがちです、河北町では通年提供されていて冬場でもオーダーする方が多い人気メニューだとか!

ラーメン大国でもあり蕎麦大国の山形県は「そば街道」だけでなく「谷地の肉そば会」もあることから、河北町で1日冷たい肉そば三昧をする人もいるようですよ!

 

あさひなペコ
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続いては、地元の人の間で人気のお店で、穴場のおすすめB級グルメランキングをご紹介いたします!

山形県B級グルメ穴場ランキング①スーパーでもお祭りでも、どこでも食べられるお手軽スナック!玉こんにゃく(全域)

山形県は、こんにゃくでも有名なことをご存知でしょうか?総務省統計局が公表した「家計調査」を山形県が独自にまとめた報告によると、山形市はこんにゃくの消費量日本1位!そんな山形の名産が玉こんにゃくです。食べやすさや気軽さから、地元山形県民の食卓や酒のつまみ・祭りの定番スナックとして親しまれています。また、県外からの旅行客は、ドライブインなどで必ず食べるとも言われる人気の商品だそうです!

山形の玉こんにゃくは直径3~4cmの玉状で、串に刺したものを醤油ベースのダシに、イカの串刺しも一緒に入れて煮込みます。食べるときは、カラシや味噌などをつけるのが一般的なんですよ♪

山形県B級グルメ穴場ランキング②もはやA級グルメ!贅沢の極みなのに低価格、米沢牛ハンバーガー(米沢市)

松阪牛、神戸牛と並ぶ日本三大和牛のひとつ米沢牛を贅沢に使ったのが、米沢牛ハンバーガーです!米沢牛ハンバーガーの風貌は、もはや贅沢の極み!!三大和牛の米沢和牛が使われたこのハンバーガー、もはやBではなくA級グルメにも見えてしまいますよね……!

価格もお手頃に、米沢牛を新たなスタイルで味わってみてはいかがでしょうか?

↓ここで食べられます!

山形県B級グルメ穴場ランキング③時々無性に食べたくなる県民のおやつ、どんどん焼き(全域)

山形のご当地B級グルメとして、無性に食べたくなることがあるほど根付いているのが「どんどん焼き」です。専門店からスーパーのフードコートにまで設置されている日常的な県民フードと言っても良いでしょう。

シンプルなソース味だけでなく、お店によってはチーズが入っているものやカレー風味などバラエティに富んでいるのにも注目!価格もリーズナブルでお腹いっぱいになることから、おやつ替わりにも最適です♪山形県内だけでなく、隣県の人もどんどん焼きを食べに訪れることもあるのだとか。

どんどん焼きは、東京のもんじゃ焼きを屋台で売り出す用に硬めに焼かれて割りばしで巻くスタイルになったという歴史があるようですよ。

↓ここで食べられます!

山形県B級グルメ穴場ランキング④山形県のB級スイーツ代表!硬いミルク!?おしどりミルクケーキ(全域)

山形を代表するお土産品として長く愛され続けているお菓子が、おしどりミルクケーキです!CMが山形県ローカルで放映されるだけでなく、山形に住んだ頃ある人なら口にしたことがある人が大多数!日本初の粉ミルク製造会社が作ったこともあり、乳由来のたんぱく質やカルシウムが豊富に含まれていることから「食べる牛乳」として今なお愛されています。筆者も、山形に行ったときは毎回のように大量に買って帰います(笑)

最近では、さくらんぼやラフランスと言った、ご当地のフレーバーも展開されており、更にはハイキング、登山等の携帯食として人気を博しています。ただし、とても固いので、食べるときは気を付けて……!

山形県内のお土産屋さんであれば割とどこでも見かけます!

山形県B級グルメ穴場ランキング⑤冬しか食べられない!?山形・天童発祥の期間限定グルメ、あじまん

知る人ぞ知る山形県のB級グルメのひとつが、冬季限定のおやつ「あじまん」です。見た目は今川焼や大判焼きに似ていますが、小ぶりの皮の中に餡がぎっしり詰まっているため、食べごたえはバツグン!餡好きにはおすすめです。

営業期間も限定的であるにもかかわらず、期間限定メニューも存在するレアっぷり!県民も限られた営業期間内に「あじまん」を味わおうと県内の店舗に通い詰めているようです。

余談ですが、メニューは過去に山形県警とコラボしたものがあったり「あじまん」が進出する地域限定の味までたありますよ!ホームページで要チェックです!また、一緒に売られているたこ焼き「たこぽん」もおすすめ♪

 

あさひなペコ
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最後は番外編です!ここからは変わり種の山形B級グルメをご紹介いたします!

山形県B級グルメ番外編①スプーンで食べるそば!?むきそば(酒田市)

スプーンで食べたほうがラクなそばがあると聞いたらどう思いますか?山形県酒田市にある「むきそば」は、殻をむいた蕎麦の実をそのまま茹でて薄味の冷たいダシ汁をかけて食べるという、一風変わった酒田地方の夏の名物です。ゴロゴロと入った蕎麦の実をすするように食べるのですが、スプーンで食べるのもアリなくらい!食べにくいかもしれませんが、実は蕎麦の原型とも言われる料理なんです!

軽い薬味でいただくこともあれば、まいたけ、ネギ、海苔など具材を乗せて食べるタイプもあるので、あなた好みの味にチャレンジできます。

むきそばは、関西の寺院で食べられていた精進料理が、江戸時代の中期に北前船で酒田に伝わったと言われています。さすがは港町酒田!

↓ここで食べられます!

  • 【HP】料亭 香梅咲
  • 【住所】山形県酒田市日吉町1丁目3-16
  • 【アクセス】連絡バス(庄内空港-酒田)酒田駅徒歩5分
  • 【地図】料亭 香梅咲の地図

山形県B級グルメランキング②北海道発祥じゃなかったの?!歴史にビックリ!蔵王ジンギスカン(山形市)

ジンギスカンといえば北海道と思われている方が多いかもしれませんが、今から意外な真実をお伝えします。山形県・蔵王がジンギスカン発祥の地と言われているんです!!発祥の地については諸説あるため「本当かよ!」とお思いの方もいるでしょう。一説では、真ん中が膨らんだ兜型の丸いジンギスカン鍋は、山形の伝統工芸「山形鋳物」の工房に制作を依頼したのが始まりだと言われているんです。

さらに、昭和初期に蔵王出身の日本綿羊協会の会長がモンゴルを訪れた際、現地民が鉄兜で羊を焼いて食べるのを見て、地元の蔵王温泉の名物料理にできないかと試行錯誤の末、誕生したと言われています。

新鮮な羊肉は何度食べても飽きることなく、特製タレに付けて食べるその味は絶品!蔵王温泉を訪れの際は、元祖ジンギスカンの味に思いをはせてみては?

↓ここで食べられます!

  • 【HP】ろばた
  • 【住所】山形県山形市蔵王温泉字川原42-5
  • 【アクセス】山形新幹線JR山形駅東口バス45分
  • 【地図】ろばたの地図

山形県B級グルメ番外編③海外進出したB級グルメ!?燻製タマゴのスモッち(天童市、ほか)

山形・天童市発のスーパーで買えるB級ご当地グルメは、海を越えて海外でも販売されて話題になりました……!その名は「スモッち」と呼ばれる半熟卵の燻製!コロナ禍で売り上げが減ってしまったものの、山形大学の学生との協力の結果、海外展開により香港へ展開されることになり、ニュースとなりました。ゆくゆくは、シンガポールにも進出するようで、山形B級グルメが世界を震撼させるのではないかとワクワクです(笑)

そんな「スモッち」なんと、さくらんぼとサクラチップで燻製しているというこだわりの半熟卵なんです!お酒のおつまみだけでなく、おやつやラーメンの味玉としても大活躍します。

県民はスーパーで簡単に手に入れられるだけでなく、他の都道府県に住む県民も帰省時に買って帰るほど、一度食べたら忘れられない味だそうですよ!

↓ここで買えます!

【HP】半熟くんせい卵スモッちと、こだわり新鮮卵の通販【半澤鶏卵オンラインショップ】
【住所】山形県天童市大字高擶北2050
【アクセス】JR奥羽本線 高擶(たかたま)駅から車で約5分
【地図】(株)半澤鶏卵の地図

最後に

ここまでの長文をお読み頂きありがとうございます。

山形県はB級グルメの宝庫です。正直、13選を選ぶのにも大変苦戦しました(笑)が、メジャーなものからマイナーなものまで抜粋させていただきました。「食べてみたい」と思ったグルメは見つかりましたか?是非、その目で、その舌で、山形ご当地のB級グルメの味を味わいに出かけてみてください!

山形県B級グルメランキング★地元民おすすめ13選

【定番ランキング】

  • ①山形B級グルメの代名詞!祭りも開催される県民大好き、芋煮(全域)
  • ②え?!あの観賞魚を食べるの?!鯉料理(米沢市)
  • ③全国の味噌をブレンドした味噌ラーメンに舌鼓!赤湯からみそラーメン(南陽市)
  • ④ラーメン冷やしちゃうの?!氷入り!冷やしラーメン(全域)
  • ⑤一度食べたらハマる味!県外からもファンがやってくる!谷内の肉そば(河北町)

【穴場ランキング】

  • ①スーパーでもお祭りでも、どこでも食べられるお手軽スナック!玉こんにゃく(全域)
  • ②もはやA級グルメ!贅沢の極みなのに低価格、米沢牛ハンバーガー(米沢市)
  • ③時々無性に食べたくなる県民のおやつ、どんどん焼き(全域)
  • ④山形県のB級スイーツ代表!硬いミルク!?おしどりミルクケーキ(全域)
  • ⑤冬しか食べられない!?山形・天童発祥の期間限定グルメ、あじまん

【番外編】

  • ①スプーンで食べるそば!?むきそば(酒田市)
  • ②北海道発祥じゃなかったの?!歴史にビックリ!蔵王ジンギスカン(山形市)
  • ③海外進出したB級グルメ!?燻製タマゴのスモッち(天童市)
あさひなペコ
あさひなペコ

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

山形県
この記事を書いた人
あさひなペコ

ドイツ在住デジタルノマドワーカー。
東京生まれの東京育ち、第二言語がドイツ語。ネイティブ山形の母・ネイティブ長野の父の間に生まれる。
旅行業界や貿易事務などを経て、SEO系Webライターやオンライン旅行ガイド・ウェビナー運営者などの顔を持ち、好きな”ところ”で複業中。
山形/米沢、長野県にゆかりのある上杉謙信公・直江兼続公・前田慶次を応援している、日本史オタクでもある。
こちらでは、両親の故郷である山形と長野に関する記事を主に執筆している。

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