あわびの煮貝富士山のお膝元に広がる山梨県。かつては甲斐の国と呼ばれ、かの有名な武神・武田信玄により統治されていました。

そんな山梨県には、富士山や武田軍にまつわる美味しい名物料理がたくさんあります。今回は、歴史溢れる美味しい山梨名物TOP10をご紹介します。

 

これぞ山梨県名物&グルメ★地元民おすすめ10選

 

山梨名物&グルメ1.ほうとう(奥藤本店)

山梨には昔から「うまいもんだよ、南瓜のほうとう」という言葉があります。山梨県人にとってほうとうとは、まさにソウルフードなのです。関東地方でもほうとうを食べることは出来ますが、山梨のものとはほぼ別物です。

関東のほうとうは醤油ベースですが、山梨のものは煮干ダシ+味噌ベースとなっています。元々ほうとうは、武田軍の陣中食でした。そのため、ほうとうの材料には、持ち運びが容易・日持ちする・消化に良いものが多いという特徴があります。

山梨県甲府市丸の内一丁目七番四号
最寄り駅:JR中央線 甲府駅

山梨名物&グルメ2. 甲府市の鳥もつ煮(奥藤本店)

山梨県、特に甲府市の名物として名高い鳥もつ煮。甘辛いタレでじっくりと煮込んだ鳥もつは、思わず箸が止まらなくなる程の美味しさです。レバーが苦手という方も一度試してみてください。鳥もつに対するイメージが変わるかもしれません!

鳥もつ煮は甲府市のあらゆるお店に置いてありますが、元祖は奥藤というお店です。こちらのお店では鳥もつ煮だけでなく、山梨ならではのほうとうも食べることが出来ます。

最寄り駅:JR中央線 甲府駅

山梨名物&グルメ3. 吉田のうどん

吉田のうどんPhoto by hoge asdf
山梨県には香川県人並にうどん好きな町があります。富士吉田市です。この町には独自の郷土うどんがあり、市内のうどん屋の数は60を超えると言われています。富士吉田市で食べられているうどんは「吉田のうどん」と呼ばれます。麺はコシが強くて、硬くて太い。うどん汁はほうとうと同じく味噌をベースとしています。また、トッピングとして、すりだね(主に一味・ゴマ・ごま油を和えたもの)・馬肉・キャベツを入れるのが特徴です。お値段も200円台〜ととてもお手頃。市内全域で愛されている伝統うどんです。

山梨名物&グルメ4. 桃カレー・葡萄カレー(ありが桃園)

桃カレー・葡萄カレー参照:http://www.arigatouen.jp/

山梨県は言わずと知れた桃と葡萄の名産地。そんな町だからこそ生まれてしまった料理が、桃カレーと葡萄カレーです。人によってはドン引きしてしまうかもしれないこの組み合わせ。しかし、騙されたと思って食べてみてください。本当に相性抜群なのです!特に女性が大好きな味に仕上がっていると思います。このカレーを考案したありが桃園という農場では、レトルトをオンラインショップでも販売しています。

最寄り駅:JR中央線 塩山駅

山梨名物&グルメ5. ワイン(モンデ酒造)

ワイン モンデ酒造参照:http://www.mondewine.co.jp/
葡萄の生産量が多い山梨県では、ワイン造りも盛んです。甲州ブランドのワインの種類は年々増えています。そのため、「お土産に1本買っていくか」と思って選ぼうとしても、行き当たりばったりでは難易度が高すぎて大変です。

そこでおすすめするのが、モンデ酒造というお店。入店するとプラスチック製の小さなカップを手渡され、店内に置かれている様々な種類のワインを試飲することが出来ます。試飲は完全にセルフサービスとなっているので気楽に楽しめます。また、葡萄ジュースなども置かれているので、アルコールの飲めない方やお子様も安心です。

最寄り駅:JR中央線 石和温泉駅

山梨名物&グルメ6. あわびの煮貝

あわびの煮貝参照:http://www.minayo.co.jp/
あわびの煮貝とは、あわびを醤油で煮たもののことです。そのルーツは今から約400年程昔、まだ山梨が甲斐の国と呼ばれていた時代にまでさかのぼります。海の無い甲斐国では、海産物を隣国の駿河の国に頼っていました。しかし、当時は現代の様な冷凍技術や運搬技術が無かったため、高い山々に囲まれた甲斐国へ海の幸を運ぶことはとても大変だったのです。

そこで考案されたのが、海産物を醤油漬けにしたものを樽に詰め、馬の背に乗せて運搬するという方法でした。すると、馬の体温と程よい揺れによって、絶妙な具合に醤油がアワビに染み込みました。そして、甲府に着く頃には丁度良い味わいの煮貝へと仕上がっていたのです。これが、海無し県の山梨であわびが名物となっているゆえんです。あわびの煮貝は高級品ですが、県内であれば普通のスーパーでも置かれています。

山梨名物&グルメ7. 桔梗信玄餅(桔梗屋 本社)

桔梗信玄餅参照:http://www.kikyouya.co.jp/
山梨土産の定番ですね。柔らかいお餅に黒蜜ときなこを混ぜ合わせて食べる、ほんのり甘い和風スイーツです。最近では昔ながらの信玄餅だけではなく、プレミアム信玄餅や水信玄餅、信玄プリンに信玄アイスというものまで販売されています。

桔梗屋本社では信玄餅のアウトレット品の詰め放題も開催しています。ちなみに筆者が職場へのお土産に持っていった際、最も喜ばれたのは信玄プリン、次点で信玄棒でした。

最寄り駅:無し(笛吹市にある本社工場へは車でしか行けません。ただし、支店は県内の各地域にあります)

山梨名物&グルメ8. くろ玉

くろ玉 澤田屋参照:http://www.kurodama.co.jp/
信玄餅の影に隠れがちですが、こちらも山梨土産の定番の1つです。黒糖で作られた羊かんでえんどう豆の餡子を包み込んだ、上品な甘さの和菓子です。その見た目は可愛らしくまん丸。まるで漆塗りの陶器のような色合いと輝きを放っています。筆者の職場の人たちは見慣れない外見のお土産に最初は戸惑っていましたが、一口食べたら予想以上の大好評。あっという間に無くなってしまいました。

澤田屋 駅前店 山梨県甲府市丸の内1丁目7−3 スエヒロビル 1F
最寄り駅:JR中央線 甲府駅

山梨名物&グルメ9. 笹子餅

笹子餅 みどりや参照:http://www.ekiben.or.jp/
かつて笹語餅は「峠の力餅」という名前で売られました。笹子餅の名前の由来は、現在の笹子トンネルがある「笹子峠」から来ています。この笹子餅で有名なお店がみどりやです。笹子餅は香り高いふわふわのよもぎ餅の中に、甘さ控えめな粒餡を包み込んだ和菓子です。信玄餅やくろ玉と比較すれば、笹子餅は少し地味かもしれません。しかし、子どもの頃に食べた笹子餅の味が忘れられないという人が多く、根強いファンが絶えない和菓子です。

みどりや 笹子餅本店 山梨県大月市笹子町黒野田1332
最寄り駅:JR中央本線 笹子駅

山梨名物&グルメ10. 枯露柿(ころがき)

枯露柿参照:http://www.ippin-yamanashi.com/
山梨では、桃・葡萄の他にも柿の栽培も盛んです。特に柿をころころ転がしながら天日干しにした枯露柿は、最高峰の干し柿として山梨県の名産品となっています。

筆者も小さい頃からこの枯露柿が大好きなのですが、高級品なので手土産以外ではなかなか食べられませんでした。枯露柿は「旅の途中にちょっとつまむ」ということが簡単には出来ませんが、目上の方への手土産として最適です。

 

最後に

山梨には古くから続く歴史溢れる名産品がたくさんあります。しかし、山梨の名産品は昔からの型を守りつつ、日々進化を続けています。何年か前に山梨へ行ったことがあるという方は、是非もう一度同じ地へ旅行してみてください。きっと以前とは違った発見があるはずです。

これぞ山梨県名物&グルメ★地元民おすすめ10選
1.ほうとう(奥藤本店)
2. 甲府市の鳥もつ煮(奥藤本店)
3. 富士吉田市のうどん
4. 桃カレー・葡萄カレー(ありが桃園)
5. ワイン(モンデ酒造)
6. あわびの煮貝
7. 桔梗信玄餅(桔梗屋 本社)
8. くろ玉(澤田屋 駅前店)
9. 笹子餅(みどりや 笹子餅本店)
10. 枯露柿