参照:桔梗屋
信玄餅の正しい食べ方が知りたい方へ!
山梨土産の定番、信玄餅。筆者もお土産で必ず買います。しかし、この信玄餅、美味しくて誰にでも喜ばれるのですが、よく聞くのが「食べにくい!」というクレーム。皆さんも一度はきなこの大噴火を体験したことがあるのではないでしょうか?
今回はきなこ大噴火をしない様な正しい信玄餅の食べ方を紹介します!
【共通編】信玄餅のスタンバイ方法
イラスト by tomiduki
今回は色々な食べ方を紹介する予定ですが、その全てに共通するのがこのスタンバイ方法です。まず、机の上に信玄餅を置きます。そしてビニールの結び目をほどきます。「結び目が固くてほどけない!」という方は次の手順でほどきましょう。
- 左手で結び目の左端を押さえる。
- 右手で左側のリボン部分を持ち上げて、そのまま右側へ引っ張ってくる。
- 結び目を右手で持つ→結び目の下側左に見えている紐を左手で引っ張る。
これで簡単にほどけます。ポイントは、同じ側にあった紐を横一直線にすることです。紐がほどけたら図のように置き、容器のフタを外しましょう。ここでビニールをゴミ箱に捨ててはいけません。フタは捨ててしまって構いません。
【信玄餅の食べ方1】全てを容器の中だけで済ませる方法
イラスト by tomiduki
筆者が一番よくする信玄餅の食べ方です。
- まず、容器中央の凹み部分に黒蜜を注ぎます。全量を注ぐ必要はありません。黒蜜が凹みから溢れないように注意してください。
- 次に、付属の楊枝を使って黒蜜を取り囲んでいるきなこを黒蜜と混ぜ合わせます。こうすることで、餅を取り出した時のきなこ大噴火を防ぐことが出来ます。
あとはお好みで黒蜜を足してお召し上がりください。
【信玄餅の食べ方2】真ん中の餅を取り出す方法
イラスト by tomiduki
- 付属の楊枝で真ん中の餅を持ち上げてください。きなこが噴火するかと思いますが、ビニールの上に落ちてくれるのであまり気にしないようにしましょう。
- すると、容器中央に大きな空きスペースが出来たかと思います。そこに黒蜜を一気に流し込みます。持ち上げている餅をその蜜に付けて食べましょう。
左右の餅を食べる時は、黒蜜ときなこを混ぜ合わせながら食べると、また違った味を楽しめて良いと思います。
【信玄餅の食べ方3】きなこを餅の下へ隠す方法
イラスト by tomiduki
- フタを開けたら、付属の楊枝できなこを軽くかき混ぜます。
- そしてそーっと餅の下にきなこをしまいこみます。この作業はゆっくり行いましょう。早く食べたい気持ちを抑えてください。慎重で正確な作業が求められます。
- きなこが餅の下に隠れたら、餅の上に黒蜜をかけます。あとは、餅に黒蜜ときなこをくっつけて食べましょう。
【信玄餅の食べ方4】餅を全部取り出してしまう方法
イラスト by tomiduki
「信玄餅は食べにくい」と言う人は大抵、あの容器の中で餅と格闘しています。容器に餅が入っているのですから、容器から楊枝に刺して口に運ぶという発想はごく自然だと思います。しかし、そこまで食べにくいのであれば、そんなことしなければ良いのです!
この方法では、
- まず全ての餅をビニールの上に取り出します。容器の中にきなこが残っていても問題ありません。
- そして容器の中に黒蜜を出し切ります。あとは取り出した餅を容器内の黒蜜につけて食べます。
- 最後に残った黒蜜ときなこはよく混ぜ合わせて食べましょう。餅が無くても十分美味しいですよ。
最後は、斬新な信玄餅の食べ方を紹介!さらに筆者おすすめの信玄餅のアレンジレシピも!