大分県の中津市へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
大分県中津市は隣接する豊前の影響を受け、大分市とは別の独自性のある文化を持つ地域です。中津藩十万石として栄えた城下町で、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」で有名になった黒田官兵衛や、福沢諭吉のゆかりの土地として知られています。
今回は、歴史的にも深い意味の有る大分県中津市の地元民おすすめ観光スポットランキングをご紹介致します!
中津観光スポットランキング①黒田官兵衛が築いた城!中津城
大分県中津城といえば、2010年に所有者である奥平氏の子孫が一般公募で売却に出したことと、V6の岡田准一さん主演の大河ドラマ「軍師官兵衛」で一躍有名になった中津市最大の観光名所です。
この周防灘を望む中津川のすぐ側にあるこのお城は、黒田官兵衛が築城し、細川忠興が完成させた日本三大水城の一つです。見所の一つである石垣は、現存する世城郭の石垣としては九州最古のものです。
黒田氏の時代と細川氏の時代の石垣では形も違い、つなぎ目もはっきりとしているのでチェックしてみるとおもしろいかもしれません。ちなみに黒田氏時代は四角い石が多く使われており、対して細川氏時代は丸みをおびた石が多く使われています。
中津観光スポットランキング②崖に立つ洞窟寺!羅漢寺
耶馬溪(やばけい)は大分県中津市にある渓谷で、自然の力強さを感じる岩山の風景が印象的です。そんな岩肌を切り開き、崖のような断崖絶壁に建造されているお寺がこの羅漢寺です。
山の中腹にある本堂へは、徒歩で行くこともできますが、おすすめはリフトです。昔ながらの1人乗りリフトが運行しているのでぜひ利用してください。駐車場から少し登って左手です。下り時には耶馬溪の大自然が目の前に広がります。リフトで着いた先には十六羅漢や3700体もの石仏があり見応え充分。とてもおすすめの観光スポットです。
中津観光スポットランキング③手掘りトンネルの大作!青の洞門
耶馬溪は迫力のある岩肌が魅力の景勝地ですが、そのため開拓もしづらく、この青の洞門ができるまでは下を流れる山国川に転落して命を落とす人も多かったそうです。
そんな中、僧侶である禅海が30年もの歳月をかけてのみと槌だけで掘った手彫りのトンネルがこの青の洞門です。菊地寛の小説「恩警の彼方に」のモチーフにもなったトンネルです。
中津観光スポットランキング④ドライブ&ハイキングに!八面山
四方八方どこから見ても同じ形に見えるということから「八面山」と名づけられたといわれています。山頂近くまで道路も遊歩道も整備されており、天気の良い日には山頂から中津の町が一望できます。
スカイツリーよりも高いので、山頂から眺める景色も良し、下から八面山を見上げる景色も雄大で綺麗です。裾野に広がる三光コスモス園が満開の時期にはコスモスをバックに八面山を眺めるのがおすすめです。
もう少し晴れてたらもっと綺麗に海とか見えたのに🥺
でも綺麗でした(*ˊᗜˋ*)/
#天空の道
#八面山 pic.twitter.com/ybpLJodYC4— まー🍙 (@SR2020_0222) October 16, 2022
中津観光スポットランキング⑤一万円札の1号券がここに!福沢諭吉旧居・記念館
慶應義塾大学創始者で、「学問のすゝめ」や、一万円札の顔としても有名な福沢諭吉。日本でこの人を知らない人はいないでしょう。
実は19歳までここ中津市で過ごしたということで、中津には今でも旧居である母屋と勉学に励んだという土蔵が残されています。また、記念館には「学問のすゝめ」の初版本と一万円札の1号券が展示されています。
- 【HP】福澤諭吉旧居・福澤記念館
- 【住所】〒871-0088 大分県中津市留守居町586
- 【最寄り】中津駅
- 【地図】福澤諭吉旧居・福澤記念館 の地図