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北海道は函館市温泉ランキング★地元民おすすめ10選

北海道

2016.01.142023.04.03

水無海浜温泉

北海道は函館へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ！

函館といえば「夜景」「海鮮」そして「温泉」です。函館ではおサルだって温泉に入るんです！

函館の谷地頭で温泉が見つかったのは明治のはじめ。そのおかげで多くの旅館や料亭が建ち並び、函館の奥座敷として発展しました。

この記事では、そんな北海道は函館市の温泉から、地域に根づいた地元の温泉と、観光客用に発展したホテルや老舗旅館の温泉とを合わせて地元民ランキングをご紹介いたします！

函館温泉ランキング①函館で温泉といえばココ！谷地頭温泉

函館の温泉といえば普通は湯の川温泉を思い出しますよね？ですが函館市民の間では違います。函館の温泉といえば「谷地頭温泉」です☆小学校の授業で担任の先生からそう教わりました。筆者の印象としては“函館のテロマエロマエ”といったところですネ☆あくまで印象であり、そういわれているわけではありませんのでご注意を！今、勝手に筆者がそう名づけました。

中はけっこう広く、地元のご長寿さん方の寝転ぶ姿がまったり感をかもしだしています。函館弁で裸の付き合いのできる温泉といった感じです。元は市営でいかにもといった風情ある温泉だったのですが、2013年に民営化されリニューアルされました。昔の方が風情があったのに！という市民の声もありますが、そういいつつもいつも賑わっています。

お湯は40度～44度と熱めです。洗い場がたくさんあり、広いのも人気の一つ。高級旅館の温泉もいいですが、ここの温泉にハマる人も多いです。ちょっと塩素臭のあるのがたまにきず☆お風呂上りに函館自慢の山川牛乳ソフトクリームをどうぞ！

【ナトリウム。塩化物泉】【100%天然温泉源泉かけ流し】【温度：熱め】【茶褐色】【大人420円】【石鹸・シャンプー・タオル有料】【第2第4火曜休】

【HP】谷地頭温泉
【住所】函館市谷地頭町20-7
【最寄り】市電「谷地頭」電停徒歩5分
【地図】谷地頭温泉の地図

函館温泉ランキング②森崎博之さんもギブアップ！永寿湯温泉

湯の川にある創業70年の銭湯です。実家から徒歩圏内にあるにもかかわらず知りませんでした。初めて知ったのはテレビでです。「ハナタレックス☆ちょいのり」でリーダーの森崎博之さんがこの「永寿湯」に入ったのですが、その入ったときの印象があまりにも強烈すぎて覚えました☆

その印象とは？！実はこの銭湯は湯船の熱さが道内一位！いえ日本一！かもしれません！その熱さはハンパないのです！低温湯で「45～48度」。中温は「50度」。高温になるとなんと「54度」！と人間が入れる温度を超えている！ような気がします！

湯の川温泉の源泉地帯真横の共同浴場、永寿湯温泉。加水しないと47℃🙅‍♂️でムリ〜 pic.twitter.com/eypssJtvOG

— 鈴太郎 (@suzutarow) November 7, 2021

このピリピリ感がたまらないと通う地元客で賑わっています。我こそは高温チャレンジャーという方がおりましたら、どうぞ入ってみてください。チャレンジしすぎないように注意してくださいね！湯船には1合升が置いてあって、飲めるになっています。

【含土類石膏食塩泉（中性等張性高温泉）】【源泉かけ流し】【温度：かなり熱め】【無色透明】【420円】【石鹸、シャンプー、タオル、ドライヤー有料】【木曜定休】

【HP】永寿湯温泉
【住所】函館市湯川町1-7-14
【最寄り】市電・函館バス「湯の川温泉電停前」徒歩8分
【地図】永寿湯温泉の地図

函館温泉ランキング③海の中の天然温泉！水無海浜温泉

普段は海の中に水没している温泉スペースが潮が引くと出てくるという、これぞまさしく天然温泉！温泉に入れるのは一日のうちたったの4時間です。波が高いときや天候が悪いときもムリですので、本当に自然そのままですね。

磯ガニや、フナムシがいる時期もあり、そんなところもまたデンジャラスです（笑）温度は40度とけっこう温かいんですって。ごめんなさい。筆者ちょっと勇気がなく入れませんでした。ですが好きな人は本当に好きです！特に夏は海水浴と温泉が一緒にできる。とけっこう人気なんですヨ☆滅多にできない貴重な経験ですからお近くまでいらしたら是非入ってみてください。

夜中の人気番組「水曜どうでしょう」で大泉洋さんも入っていました☆底に石や木片がありますので、入浴するときはサンダルがあると便利です。脱衣所があり、混浴ですので水着着用可ですが、裸で入るのももちろんＯＫ！

すぐ近くには休憩所や食事処を完備した「ホテル恵風・湯ったり館とどぽっくる」もあり、400円で入れますので海の温泉のあとはこちらで体を流すこともできますよ。秘境感あり！行く価値はあります！

【ナトリウム塩化物、硫酸塩泉】【100%天然！】【温度：普通】【色：海の色！】【料金無料】【年中無休、時間：干潮時】【アメニティ無し】【脱衣所アリ・水着可】

【HP】水無海浜温泉
【住所】函館市恵山岬
【最寄り】JR「函館」駅から車で1時間半（または函館バスで2時間「椴法華（とどほっけ）」バス停下車徒歩40分）
【地図】水無海浜温泉の地図

函館温泉ランキング④日本最多の部屋露天！湯の川プリンスホテル渚亭

「部屋つき露天風呂の客室数日本最多」の旅館です！全客室175室のうち115室が「温泉露天風呂付き」！そう聞くと、「高いんじゃない？！」と思ってしまうかもしれませんが、いえいえ、こちら1泊8000円からなんです。お部屋に露天風呂がついていてこのお値段でしたらけっこうリーズナブルですよね。

さらには修学旅行生を一切受け入れていませんので、まったり大人の時間が過ごせるようになっています。お部屋の露天風呂からは津軽海峡が一望できて、夜はイカ釣りの漁火を見ることもできるんですよ～！ものすごく贅沢じゃありませんか？！

お部屋のお風呂の他に、広さが自慢の大浴場もあり、サウナも大変広く、海に向かってデッキチェアが並ぶ様子はちょっとしたサンルーム！窓からは静かで穏やかな海が見えて、本当にリラックスできます♪

【ナトリウム、カルシウム塩化物泉】【100%天然温泉源泉かけ流し】【39～42度】

【HP】湯の川プリンスホテル渚亭
【住所】函館市湯川町1-2-25
【最寄り】市電・函館バス「湯の川温泉」徒歩8分（または函館バス「湯の川プリンスホテル渚亭前」徒歩1分）
【地図】湯の川プリンスホテル渚亭の地図

函館温泉ランキング⑤露天で花火！ラビスタ函館ベイ

こちらは「トリップアドバイザー・朝食の美味しいホテル」で連続日本一に選ばれた大人気のホテルです！でも温泉もいいんですよ～☆ここの温泉のすごいところは展望台露天風呂から函館の花火大会が見られるところです！花火を見ながらの露天風呂なんて最高じゃないですか？！しかも打ち上げられるのは目の前です！

お風呂上りのリラックススペースも全面ガラス張りで、無料で食べられるアイスキャンディー食べ放題もついており、リクライニングチェアーで夜景と花火を見ながら食べるアイスなんて、贅沢じゃないですか～？！

ホテル全体もとっても可愛いんです。館内全体が大正浪漫を思わせるレトロモダンな装飾になっていて、お部屋にはこれまた可愛い温泉に持ち歩くための専用“湯かご”がそなえられてあります。たとえ函館に実家があっても、一度は泊まってみたくなるホテルです！

【ナトリウム、塩化物強塩泉】【源泉かけ流し】【ぬるめ】【にごり湯】

【HP】ラビスタ函館ベイ
【住所】函館市豊川町12-6
【最寄り】JR「函館」駅　徒歩15分
【地図】ラビスタ函館ベイの地図

函館温泉ランキング⑥老舗旅館のおもてなし！割烹旅館若松

「温泉っていいもんなんだな～」と初めて思わせてくれたのがここでした。思い起こせば、筆者の温泉好きはここから始まったんですね。内湯から外の露天に出ると、目の前に日本海がバーーッと広がり、潮風がすごく気持ちいいのです。裸で潮風に吹かれるのがこんなに気持ちよく、開放的になれるものとは思いませんでした。日常の煩わしいことの全てが吹っ飛びましたよ。

こちらは創業大正11年。「ミシュランガイド北海道」で１つ星を獲得した老舗の割烹旅館です。昭和天皇が函館で唯一ご宿泊された温泉宿でもあります。自前で源泉を持っていて湯元としても古く、玄関ではその源泉が湧き出る様子を見ることができます。どこまでも続く浜辺と180度に広がる水平線。行き交うカモメの鳴き声と日本海。そしてお部屋で受ける最高のおもてなし！ちょっとお高めですので、筆者、まだ2回しか入ったことがないのですが、ここぞというときのとっておきの場所にしています。

【ナトリウム、カルシウム塩化物泉】【源泉かけ流し】【温度：普通】【無色透明】【日帰りプランあり】

【HP】割烹旅館若松
【住所】函館市湯川町1-2-27
【最寄り】市電・函館バス「湯の川温泉」徒歩5分（または函館バス「湯の川プリンスホテル渚亭前」徒歩2分）
【地図】割烹旅館若松の地図

函館温泉ランキング⑦贅沢なひととき！望楼NOGUCHI函館

思いっきりの贅沢を味わいたかったらここです。都会の高級マンションにでもいるかのような広さと設備のお部屋に専用の露天風呂がついています。ここにいると函館にいること自体を忘れるかもしれません。

館内バーの前にはライブラリーが併設されていて、カクテルを飲みながらの読書や、湯の川一の高さにあるという展望露天風呂からは街の灯りを独り占めできます。

「ミシュランガイド北海道」にて北海道で、２つ星を獲得した旅館は１軒。１つ星を獲得した旅館は２軒。掲載はされているけれども星がつかないところもあり、それでもミシュランに掲載されるだけですごいと言われているミシュランガイドで、「望楼ＮＯＧＵＣＨＩ函館」は旅館部門の最高評価であるファイブレッドパビリオンを受賞しました！函館に実家があるにもかかわらず、何万円も出して泊まってもいい！と思わせるものがここにはあります。これ以上、優雅で贅沢な時間は他では過ごせないかもしれません。

そしてここの温泉にしかないすごいところはといえば、展望露天風呂から飛行機の滑走路が見られるということです。至近距離を飛ぶ飛行機の大迫力を前に、航空機ファンでなくとも大興奮！明け方の日の出も感動的です☆

【ナトリウム、カルシウム一塩化物泉】【湯の川温泉・加水】【温度：低温～高温】

【HP】望楼NOGUCHI函館
【住所】函館市湯川町1-17-22
【最寄り】市電・函館バス「湯の川温泉」徒歩5分（または函館バス「湯の川プリンスホテル渚亭前」徒歩10分）
【地図】望楼NOGUCHI函館の地図

函館温泉ランキング⑧美味しい料理と和の風情！竹葉新葉亭

ここは一言でいうと雰囲気がいいです。「NOGUCHI」のそれとはまた違い、「若松」の老舗伝統の雰囲気ともまた違う。北海道に来たはずなのに、京都にでもいるのかと勘違いしそうになる純和風の旅館です。太川陽介さんとカイヤさんが、函館を巡る旅番組でこちらの温泉に入っていかれました。

昭和24年創業の老舗旅館。中庭がとても美しく、お風呂ではその中庭を眺められるようになっています。りんごの木が愛らしい日本庭園のあるお風呂と、竹を植え込んだ庭園のあるお風呂とが男女で朝夕入れ替えになります。朝と夜に入ると両方堪能できますネ。

お風呂自体はそれほど大きくないのですが、中庭がなんともいえず落ち着きます。お風呂には両方とも遠赤外線を出す天然鉱石が敷き詰められ、体が芯から暖まってとてもいいです。

特筆すべきはお料理が美味しいということ。創業時、料理長を務めたのは当事函館で1、2を争う料理人。そこから始まったこの旅館は美味しいお料理が出ることで有名です。静かな落ち着いた大人の旅館で日本庭園を眺めながらくつろぎのお湯につかり、それに美味しいお料理まで堪能できるのであればいうことないですね。

【含二酸化炭素-ナトリウム-塩化物泉】【100%天然温泉源泉かけ流し】【温度：普通】【無色透明】

【HP】竹葉新葉亭
【住所】函館市湯川町2-6-22
【最寄り】市電「湯の川温泉」電停徒歩11分
【地図】竹葉新葉亭の地図

函館温泉ランキング⑨地元で人気の「函館市南かやべ保養センター（ひろめ荘）」

地元民の間で流行っている噂の温泉です。「隣の○○さんが行って、すごく良かったって！」「△△さんも行って、良かったっていってたよ！」「じゃ、うちも行こうか！」というノリで筆者も家族で行ってきました。すごくよかったです。

日本全国いろいろな温泉に行きました。函館の全ての温泉に入ったというわけではありません。なので、これは本当に個人的な感想なのですが、今まで行った温泉の中で一番よかったです～☆旅館や食事は正直それほどでもなかったのですが、外の露天の湯質がすごくいいんですよね～。鈍い筆者の体に初めて効いた温泉でした。

小高いところから山を眺めながら入るのもまたいいです。乳白色のお湯につかりながら見る青い空と緑の山々。ものすごく気持ちいいですよねー！かなりへんぴな所にありますが、隣接の旅館「ひろめ荘」に宿泊を予約すると、ワゴン車が迎えに来てくれます。宿泊なしの日帰り温泉もやっていますが、ここは場所的に泊まらずに帰るのはムリだと思いますよ？！

参照URL(http://www.hjcc.jp/index.html）

もし行くのであれば、途中で紹介される道の駅「函館縄文文化交流センター」には必ず寄ってください！そしてそこで売っている「栗ソフト」を是非とも食べてください！ものすごく美味しいソフトクリームだそうで、筆者、道の駅で降りたにもかかわらず、食べなかったことを深く後悔しています。（苦笑）何もないところですので、この旅館に行く他、寄ることもないだろう道の駅です。どうぞお見逃しなく！

【含重曹食塩泉・露天は含硫黄ナトリウム硫化塩泉】【温度：普通】【薄緑がかった白濁色】【日帰り400円】

【HP】南かやべ保養センター
【住所】函館市大船町832
【最寄り】JR「函館」駅から車で1時間
【地図】南かやべ保養センターの地図

函館温泉ランキング⑩映画の舞台にもなった「大正湯」【閉店】

108年の歴史幕を下ろすことになった函館市の大正湯さん…
一度行ったことがあったが、函館にはもう残ってないような昔ながらのレトロな銭湯でいい雰囲気だった思い出があっただけに残念…
ピンクが鮮やかな１９２８年築の函館らしい和洋折衷建築だけは、せめてでも残されてほしい。 pic.twitter.com/fFWoNzcdXB

— mimizuku@廃墟と街巡り (@hopigon) September 1, 2022