金沢は北陸随一のおでんの街。おでんの看板をあげるお店が市内に50件以上あり、季節を問わず食べたい時におでんを楽しむことができます。
今回は、数あるおでんのお店の中でも金沢人が認めるおでんが食べれる老舗を集めてみました!
金沢おでんは日本一★地元民おすすめ10店
①昭和漂うノスタルジー 高砂
参照:http://www.kakinokibatake.com/shop_detail.php?id=46
創業昭和11年。金沢随一の繁華街片町から少し入った商店街の中にある昭和の香りたっぷりのノスタルジックなお店。決して広いと言えない店ですが、いつも会社帰りの金沢リーマンで混み合っています。
高砂のおでんだしは、濃口醤油とかつおだしで時間をかけて煮込んだ関東風です。おでんの具に生姜味噌をかけて食べるのが高砂風。おでんの他にも、季節ごとに入荷した旬の素材を使った小料理も味わうことができます。
住所:金沢市片町1-3-29
②ケンミンSHOWで紹介! 赤玉
参照:http://www.oden-akadama.com/
秘密のケンミンSHOWでも紹介されました。創業は、昭和2年。だしのみならず、火加減にもこだわった赤玉のだしのおいしさには定評があります。
だしに自信のある赤玉では、具材にだしをたっぷりかけてお客さんに出しています。このだしは、おでんだけではなく、牛筋の煮込みや茶飯にも使われているとのこと。だしだけでも味わう価値ありです。
金沢のおでんの普及に積極的な店主は、静岡や小田原のイベントでもおでんを出品しています。
住所:金沢市片町2丁目21番地2号
③どて焼きもうまい! 菊一
創業は、昭和9年。薄口だけれどもこくのあるおでんだしが特徴の金沢風おでんを前面に出した店です。別鍋でじっくりと煮込んだ大根もだしがしっかりと染み込んでいて一押し。季節ごとの素材を使ったメニューもお楽しみ。鉄板の上に盛られた味噌で、じゅっと焼いてくれるアツアツの“どて焼き”も試してみて下さい。
住所:金沢市片町2丁目1-23
④古都加賀おでん みひろ
みひろのおでんの特徴は、素材の味を活かすこと。素材は、だしに長時間つけません。店主は、毎日市場にその日の素材を仕入れに出かけています。常連客には裏メニューもありの“おでん通”向けのお店です。おでんの他にも麺類やご飯もののメニューもあります。深夜3時までの営業なのでおでんを片手にゆっくりしたい時のお店です。
住所:石川県 金沢市三馬2丁目
⑤おでん三幸 本店
おでんの具が常に40種類以上あるので、どれを食べるか迷いそう!もちろん、全ての具に挑戦するもよしです。冬場には、ズワイガニの雌の一杯分をおでんだしで煮込んだ下町の贅沢な一品、「カニ面」がお勧め。冬に金沢を訪れる方、是非試してみて下さい。
住所:金沢市片町1丁目10-3
⑥金沢駅の構内で食える! 黒百合
参照:http://www.oden-kuroyuri.com/oden/
昭和28年、国鉄金沢駅地下ステーションデパート内にオープンした“おでん黒百合”。今も駅ビルの中で創業当時の味を50年以上守っているおでん屋です。初代から3代までが、今も店頭でお客さんをお迎えしています。
おでんの他にも、おでんに合う美味しい地酒や季節の料理も楽しむことができます。黒百合という名前は、白山に咲く県の花、黒百合から。金沢駅の構内にあるので、時間の無いお客様にも手軽に本場金沢おでんを味わうことのできるお店です。
住所 金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街「あんと」
⑦よし坊
参照:http://odenyoshibow.blog.fc2.com/
店主のこだわりは、地元の素材を地元で消費するという店主のこだわりで、海藻や加賀特産の野菜を使ったおでんなど日替わりで25種類以上のおでんが楽しめます。
季節の味覚として、”トマトの冷やしおでん”、”まつたけのおでん”やズワイガニの雌の一杯分を煮込んだ「カニ面」がおすすめです。よし坊では、金沢港でその日の朝に上がった地物の魚を使ったお料理(ここでしか食べられません!)もお手頃な価格で楽しめます。
住所:金沢市香林坊2-4-21
最後に
金沢おでんの特徴は、通年営業のおでんの専門店が多いこと、地元オリジナルの旬の素材が具として豊富に使われていることです。通年営業だからこそ、創業以来のだしの味もそのままです。金沢おでんは、その具材として季節に応じた海の先、山の幸を使っており、年間を通して季節に応じた現地の食材を味わうことができることも特徴です。全国のおでんファンのみなさん。おでんが食べたくなったら、いつでも金沢にお越し下さい。
金沢おでんは日本一★地元民おすすめ7店
①高砂
②赤玉
③菊一
④古都加賀おでん みひろ
⑤おでん三幸 本店
⑥黒百合
⑦よし坊