沖縄と言えば、沖縄料理や方言など、日本の他の地域にない独特な文化がある地域ですが、沖縄の人(=うちなーんちゅ、っていいます)の名前も珍しいものだらけです。
ということで、仕事で4年間沖縄に住んでいた私が実際に出会った、珍しい苗字をご紹介いたします!あなたも気軽に移住してみれば(笑)きっと出会えること間違いなし(?)です。
沖縄の珍しい苗字特集★この7人集めれば願いが叶う!?
珍しい苗字1.喜屋武さん(きゃん)
沖縄戦激戦の地 沖縄本島最南端:喜屋武岬 photo by ぺ有家音
こちらは私が出会った珍しい苗字No.1。よみかたは「きゃん」さんです。こちらは沖縄本島の一番南にある、「喜屋武岬(きゃんみさき)」あたりの地域に由来する名前です。すごくかわいい響きですが、お会いしたのはとある役場のおじさまでした。
珍しい苗字2.東風平さん(こちんだ)
こちらの読み方は「こちんだ」さん。「東風(こち)」だけなら読めそうなのですが、合わせて「こちんだ」となるとわかりません。とあるディーラーの取引先の営業さんでした。ちなみに沖縄南部に、東風平町、という自治体の名前でもあるので、少し沖縄に住んじゃえばわかる読み方であります。
珍しい苗字3.大見謝さん(おおみじゃ)
こちらも難しいですね!読み方は「おおみじゃ」さん。内地(沖縄の方は本土のことをこういいます)で「謝」を使う苗字はそうそう見られませんが、沖縄ではその他、謝花(じゃはな)さん、謝敷(じゃしき)さんなど、「謝」が付く苗字もあり、割と多い名前です。こちらは地元某金融機関の営業の方でした。
珍しい苗字4.喜舎場さん(きしゃば)
出典 喜舎場スマートIC地区協議会
こちらは何となく読めるかもしれません。その通り読んで「きしゃば」さんです。名前の由来は沖縄中部、北中城村(きたなかぐすくそん ←こちらもスンナリとは読めないですね)にある地名が由来となっており、沖縄自動車道初のスマートIC「喜舎場IC」もあります。こちらは某士業の女性の方でした。
珍しい苗字5.當銘さん(とうめ)
こちらのよみかたは、「とうめ」と読みます。まあまあかわいいアルバイトの女の子でした(照)。この苗字のミソはまず「當」の字がいわゆる常用漢字でない為難しい。由来は、その2でご紹介した「東風平町」にある地名、「当銘(とうめ)」が由来ですが、「當」の字を使うパターンは沖縄以外ではそうそう見られないですよね。
ちなみに似たパターンで「當間(とうま)」さん、「當山(とうやま)」という苗字もあります。
珍しい苗字6.瑞慶覧さん(ずけらん)
こちらは初めてご覧になる方は難しいですよね。読み方は「ずけらん」。珍しい苗字であるのですが、沖縄中部の地名が由来となっていて、沖縄本島内の大きな米軍施設「キャンプ瑞慶覧」というのが有名です。
珍しい苗字7.平安名さん(へんな)
最後はこちら。普通に読めば、へいあんな、さん、なのですが、正解は「へんな」さんです。由来となる地名は沖縄中部、うるま市にある地名となります。近くには有名な「海中道路」があります。なかなか多くない苗字ですので、こちらも実際には1人しかあったこことはないです。決して変な方ではありませんでしたよ(笑)。
沖縄ドライブの定番スポット、海中道路です。
最後に
沖縄の珍しい苗字特集!この7人集めれば願いが叶う!?
その1.喜屋武さん(きゃん)
その2.東風平さん(こちんだ)
その3.大見謝さん(おおみじゃ)
その4.喜舎場さん(きしゃば)
その5.當銘さん(とうめ)
その6.瑞慶覧さん(ずけらん)
その7.平安名さん(へんな)