面白い新潟弁★笑われちゃう方言のセリフ10選

photo by 新潟Tシャツ委員会
新潟県は、南から上越・中越・下越・佐渡地方に分けられます。いつも思うのは新潟県は、東北六県には入れてもらえず、北陸三県にも入れてもらえず、関東地方と呼ぶには東京よりはるか遠く~(笑)電力区域で分けると東北電力と北陸電力の2社が入っていて、何故か電力供給の無い東京電力の新潟本社が2015年に設立されるという不思議な地域。

そのせいか?(全く関係ないけど)方言も地域によってかなりの差があります。イントネーションと語尾の違いが地域の違いを大きく表しているような気がします。今回は面白い新潟弁の方言のセリフをご紹介します。

 

面白い新潟弁★笑われちゃう方言のセリフ10選

 


面白い新潟弁①新潟の「ばか」「ばっか」といったら?

新潟の方言で「ばか」というと「すごく」とか「とても」という意味になります。

そう、新潟の「ばか」はどちらかといえば褒め言葉。頭が悪い意味の「馬鹿」とはちがうのです。「これはばかでっけ~=これはすごく大きい!」とか「ばっかいいね~=すごくいいね」とか言った感じかな。でもこれは一般的に見たら~?ちょっと変な使い方なのかかもしれません。他県の人に使い間違えると人間関係に亀裂はいっちゃうかもです。

佐渡地域は「ばか」は通常の「馬鹿」で使う時もあるので、両方使い分けていることになります。ばかよりもばっかのほうが最上級の方言になります。

面白い新潟弁②今、おおばら~!

「おおばら」とは?太っ腹とか大盤振舞とかいう意味ではなく、「散らかしている」という意味の方言になります。使う時は「大ばらっけしてるときに来た」「ごめんね~今大ばらよ」と使います。初めて聞いたら「太っ腹」を意味してるように聞こえちゃうとは友人の弁。「お腹がいっぱい」という意味にも聞こえるようです。ちなみに同じ新潟県人なのに初めて聞いた時「おおばら~」の意味が私はわかりませんでした(汗)

面白い新潟弁③しんでもえーよ

いやいや、こうして書き記すとこの方言、すごくひどいセリフですよね(笑)実はこのセリフの前に「やーけ」という言葉を入れてくれるとすぐに意味が通じます。「や~け、しんでもええよ。」え?これでも通じませんか?

実はそう、この意味は「嫌だったら、やらなくてもいいよ。」という意味になります。例えば「暑っうて手伝いしとーね!」「や~け、しんでもええよ。そんかわりこづかいやらん」という感じで使います。そういえばよく私も母に「や~きゃ~しんでえ~よ」といわれてました。」間違えても「嫌だったら、死んでもいいよ」という意味ではないので、お間違えなく。(笑)

面白い新潟弁④先生にかけられた~!

新潟の人は実はこの方言を自然に使います。中にはこれが標準語だと信じている方も多々。私は初めて聞いた時、すぐに聞き返しましたけど「え?かけられた?何を?」と。

これは先生に授業中などに指名されたされた時のことを「先生にかけられた」と表現します。同じ新潟県でも私の地域(佐渡)は「当てられた」といいます。不思議なのですが何度か聞いていると普通に「声をかけられた=指名された」に聞こえるのようになってきます。方言って『慣れ』なんでしょうか?

面白い新潟弁⑤ 飴がなく

新潟弁で私が一番びっくりされる独特な表現の一つに「飴がなく」という方言があります。これは食べる飴が暑さや熱で溶けてべたべたになっている状態のことを「飴がなく」というのですが、まるで物である飴に命があるように感じませんか?でも、新潟では普通に飴が溶けちゃった状態を「飴がなく」と表現するのです。実に新潟の人は詩人だと思います。


面白い新潟弁⑥きろみとしろみ

これは玉子の黄身と白身のことなのですが、「白身」は日本全国どこへいっても「しろみ」なのに玉子の黄身のことはみなさん「きみ」って言うんですよね。(当たり前ですけど~)

他の地域に引っ越した時に「きろみ」っていったら、友人たちに爆笑されました。「何それ?なんのこと?」って。「しろみときろみ」言葉のごろ合わせ的にもすごくいいと思うのですけど…と弁解しましたが、笑いが止まらずそれ以後、間違えても「きろみ」とは言わないように意識して生活しました。同じことを言って笑われた新潟県民他にいませんでしょうか~?

面白い新潟弁⑦車に「つけておく」

私の母が普段何気に使う方言で、意味は車に「乗せておく」ことをいいます。別段、全く不思議に思わなかったのですが、確かに「つける」って表現がおかしいですよね(汗)

たとえば「この荷物、車につけとけ」とか、「これ車につけられっかなー」(乗せられるかなー)なんて表現します。

面白い新潟弁⑧なじらね? なじら?

「どうですか?」とか「如何ですか?」とかそういう意味合いに使うのがこの「なじらね?」という方言です。

新潟県人は、代表的な挨拶としてこの言葉をよく使います。すごく広い意味合いで相手の気持ちを伺う時に使われるので、ある意味すごく便利な言葉です。間違えても「何時だね?」と時間を聞いてきてるのではないので。(ちなみに私は初めて言われたときは、意味が解らず聞き返しました。)

新潟に引っ越してきて「どう?なじらね?」と言われたら、「はい、お蔭様で」とか、という風に答えれば良いし、お買い物をしていて「なじらね?」と言われたら「如何ですか?こちらを買いませんか?」といった意味合いにも使われます。食べ物を食べていて「なじらね?」と言われたら「美味しいですか?」と聞かれていることなので「はい、美味しいですよ」と答えればいいわけで~非常に便利と言えば便利な言葉です。この方言は新潟に旅行される方も覚えておくと便利ですよ。

面白い新潟弁⑨しかも、しかもか

「しかも」とは、通常は「前述の事柄を受けて、さらに別の事柄を加えるときに用いる。(goo辞典より)」という意味合いで使用されていると思いますが、新潟弁の場合は「しかも、しかもか」は、「とても」とか「すごく」とか「非常に」の意味合いで使用されます。

表現的には「あの店しかもか安いよ」とか、「しがもかすげ~よ」など若い人も自然に使っています。受け取る側は、新潟県人以外は多分「その上」の意味合いで受け止めてくれていると思いますが、割と通常はそれで会話が成り立つのであまり不思議に方言ともとらわれずに使われている気がします。

ご年配者と話すときはちょっと変な表現?と気づくかもしれませんが~とにかく新潟弁で「しかもか」という言葉を聞いたら「その上」ではなく「すごく、とても」の意味合いで受け止めると間違えはないと思いますよ。

面白い新潟弁⑩「旅んもん」と飲めない「ちゃ」?

佐渡ヶ島では、島以外の人を「旅んもん」といいます。「旅んもん=旅の人=ほかの地域の人」のことで例えば新潟県以外に嫁いだ場合は「旅んもんにくれてやった」などといいます。

「どこへいってきたんだっちゃ?おぅ、ちーっとたびに行ってきたちゃ」とか、「ありゃどこんもんさ、ありゃたびんもんらっちゃ」と言う風に使ったりもします。語尾に使用している「ちゃ」は佐渡の方言で、語尾につけて使用しますが、イントネーションがちょっと難しいのです。「そうだよ」と言う時も「そうだっちゃ」と表現します。「ちゃ」の発音が上手にできたら貴方は立派な佐渡方言マスターです!


 

最後に

新潟の方言如何でしたか?同じ新潟県でも上越・中越・下越・佐渡地方と南北に細長い新潟は方言も多種多用。その中でも有名で面白いものを個人的に選抜してみました。方言は、他県の人に指摘されて初めて気が付くことが多いもの。私の個人的な経験を含め、書かせていただきました。

面白い新潟弁★笑われちゃう方言のセリフ10選
①新潟の「ばか」「ばっか」といったら?
②今、おおばら~!
③しんでもえーよ
④先生にかけられた~!
⑤飴がなく
⑥きろみとしろみ
⑦車に「つけておく」
⑧なじらね? なじら?
⑨しかも
⑩「旅んもん」と飲めない「ちゃ」?