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面白い金沢弁★笑われる方言のセリフ10選

面白い金沢の方言⑥なごうなっていきまっしね

方言の意味:ゆっくりと横になって身体を休めていってくださいね

「なごうなる」は金沢の旅館や民宿で耳にする言葉で、「横になって、体を休める」という意味です。「なごうなっていきまっしね」と言われたら、「ゆっくりと横になって身体を休めていってくださいね」という意味です。

「きまっしね」というのも金沢弁の丁寧語で「・・・して下さい」という意味です。

面白い金沢の方言⑦「コケ」を採りに行く!

方言の意味:キノコ狩りに行く!

何と金沢弁では、「キノコ」のことを「コケ」と言います。「コケ」を取りに行くと言ったら「キノコ狩り」に行くこと。「コケを食べる」と言えばキノコを食べること。コケを取りに行くならまだ誤解されても大丈夫ですが、秋の金沢の料亭で「コケ料理をどうぞ」と言われたら引いてしまいますよね。

面白い金沢の方言⑧ねんね

方言の意味:子供

「ねんね」は金沢弁で「子供」の意味。赤ちゃんから成人まで自分の「子供」を指すときに使います。「ねんね」と聞くと小さなこどもを連想しますよね。実際、「私のねんね」ですと立派に成人した子供たちを紹介されて戸惑いを見せる県外の人の多いこと・・・金沢では、ごくごく普通に使われています。

面白い金沢の方言⑨あいつ、ガンコやなぁ!

方言の意味:あいつ、すごいなぁ!

金沢弁で「がんこ」は『頑固」という意味ではありません。「がんこ」は英語で言うところの「Cool」に近い意味になります。「すごい!」「はなはだしい」「やるなぁ」という意味に使われます。たとえば、素晴らしく凝った建築を「がんこな!」と褒めたり、一夜漬けの勉強で試験に合格した人のことを「あいつ、ガンコやなぁ」という風に使います。

面白い金沢の方言⑩かわいや

方言の意味:かわいそう

音的に「可愛い」と思ってしまいそうですが、金沢弁では「かわいそう」であるとか「いじらしい」という意味になります。外で一人で遊んでいる子供に「かわいや」と金沢人がつぶやいたら、「可愛い」ではなく「かわいそうに」と思っているのです。

最後に

これまでの私の経験上、似ているが故に誤解を招いた金沢弁を集めてみました。今回取り上げた意味が伝わらない金沢弁は、地元で暮らしてみないと語感を理解できないものばかりです。同じ日本語でも、所変われば意味が変わったり使われ方が変わったり。それでも、方言は地方の文化の一部で県民性の形成にも深く関わっている部分です。

ここで紹介した金沢弁のトリビアを念頭に金沢人(加賀人)と会話をすると、話がスムーズに通じることは間違いなしです。北陸新幹線も開業し、金沢へのアクセスもスムーズになります。皆さん、是非、金沢で古い伝統文化と今もバリバリに現役な金沢弁を堪能しに来てください。

以上、最後までご覧いただき有難うございます。

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