山形県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
山形県は、海の幸、山の幸とおいしいものがたくさん!まさに、食の宝庫といってもいいでしょう。
それでは、本記事では「山形県郷土料理ランキング★地元民おすすめ10選」をご紹介いたします!
山形県郷土料理ランキング①「冬の山形といえば!あったか♡寒鱈汁」
トップバッターは、温かい汁物から!
どんがら汁とも呼ばれている寒鱈汁は、冬の山形・庄内地方の代名詞。寒鱈の身がぶつ切りで入っていて、それ以外にも内臓や頭まで余すことなくお鍋で煮込むダイナミック漁師料理!
食べる直前に岩のりを入れると、おいしさがさらに倍増♡
- 【ここで食べれます!】割烹 大多喜亭 (冬季のみ/要予約)
- 【HP】大多喜亭 | 食の都・庄内 鶴岡の料亭
- 【住所】山形県鶴岡市三光町2-36
- 【アクセス】JR羽越本線 鶴岡駅から、車で約10分
- 【地図】割烹 大多喜亭の地図
山形県郷土料理ランキング②「酒粕の汁で冷えた身体も温まる♡粕汁」
山形県と言えば、日本酒の名産地。酒処・山形の隠れ郷土料理の、粕汁は、大根とうち豆を酒粕で煮込み、塩鮭を加えています。
山形県では、「借りものをしないで、かす(粕)ことができるように」というような、縁起を担いだ料理としても親しまれていて、昔から愛されている郷土料理なんですよ。
- 【ここで食べれます!】手打ちそば さぶん
- 【住所】山形県新庄市小田島町7-48
- 【アクセス】新庄駅から919m
- 【地図】手打ちそば さぶんの地図
山形県郷土料理ランキング③「細長いうるち餅は何にでも合う!べろべろ餅」
鶴岡市の温海地区に伝わる郷土食・べろべろ餅。
ネーミングが面白いこちらは、マタギが狩猟で山籠もりをするときの保存食として食されていました。そのため、「マタギ餅」と呼ばれていたんだとか。
うるち米の特性から、柔らかくなった後に煮崩れしないというところから、いろんな料理にアレンジされています♪アレンジの幅は鍋だけではなく、グラタンなどといった洋食にまで!
勿論、そのまま食べることもできますよ♪
- 【ここで買えます!】道の駅 あつみ しゃりん
- 【HP】道の駅 あつみ しゃりん
- 【住所】山形県鶴岡市早田字戸ノ浦606
- 【アクセス】JR鶴岡駅から羽越本線いなほ約20分、あつみ温泉駅下車後、タクシーで約10分
- 【地図】道の駅 あつみ しゃりんの地図
山形県郷土料理ランキング④「縁起担ぎ効果!正月料理、ひょう干し」
正月料理・ひょう干しとは、「今年もひよっとして良いことがあるように」と、縁起の良い食べ物して山形県全体に食されています。うち豆、油揚げ、ちくわ、ニンジンなどと一緒に煮込まれた郷土煮物料理♪
「ひょう」というのは、野草「すべりひゆ」のこと。これは夏の畑地に生える野草で、これを天日干しすることで、ビタミンDが豊富になり、栄養満点の保存食となるんです!
まさに、山形の知恵ですね♪
- 【ここで買えます!】山形県内の産地所などで買えます!
山形県郷土料理ランキング⑤「食べ方いっぱい!デザート感覚で♡庄内笹巻き」
庄内笹巻きは、主に端午の節句に食べられる伝統郷土料理。もち米を笹で巻き、煮込まれたもの!しかし、最近は手間と時間がかかることから、手作りしない家庭も増えているんだとか。
笹巻きは、地域によって様々な食べ方がありますが、主に黒蜜やきな粉をかけて食べて楽しみます!
今では庄内地方だけでなく、割と山形全域で味えます!例えば、米沢出身の筆者の母は、祖母からよく笹巻を送ってもらっていました。筆者は、きな粉を付けて味わっていました♪今でも大好きな山形料理です。
- 【ここで食べれます!】庄内観光物産館ふるさと本舗
- 【住所】山形県鶴岡市布目字中通80-1
- 【アクセス】鶴岡駅より車で10分
- 【地図】庄内観光物産館ふるさと本舗の地図
山形県郷土料理ランキング⑥「あの上杉謙信公も愛食?!冷汁(ひやじる)」
あの知名度の高い上杉藩のおひざ元、米沢を中心に食されている冷や汁は、具だくさんのおひたしのようなもの!
上杉謙信公が、出陣の献立の一つとして味わったという話が残っているんです!
今では、普段の食多にモノ上がっていて、季節の野菜をふんだんにつかっていることから、季節によって入っている野菜が違うことも特徴です♪
- 【ここで食べれます!】 そばと割烹 なかむら
- 【HP】そばと割烹 なかむら:やまがたへの旅/山形県観光情報ポータル
- 【住所】山形県米沢市相生町2-68-8
- 【アクセス】JR奥羽本線 米沢駅 西口 徒歩15分
- 【地図】そばと割烹 なかむらの地図
山形県郷土料理ランキング⑦「元祖山形の郷土料理、納豆汁」
かつては山形の家庭でも、よく自家製納豆が作られていました。
山形の冬(12月~ 2月)にしか出回らないとされているのが、納豆汁です!
主に最上地方の冬の風物詩ですが、山形県の一風変わった冬の郷土料理として全国に知られています。
どちらかというと家庭料理である納豆汁は、店舗でも提供している場所が少なく、山形県でも味わえるお店も限られていることから、店舗で食べられたあなたはラッキーかも?!
山形県郷土料理ランキング⑧「汁ものじゃないよ!夏の食事のお供、山形のだし」
東京のスーパーで見かけることもある、野菜ふんだんのこの食べ物!
実は、山形発祥の「だし」と呼ばれる、山形県民大好きグルメなんです!
ミョウガの花が出てくる夏から秋にかけて季節になると食され始めます。
昔から親しまれている「だし」は、夏野菜がふんだんに使われています。ついついご飯に乗せて食べがちですが、酒のつまみや、冷たいおそばやうどん、冷奴とも相性抜群で栄養満点!
食欲がない時でも、「だし」があれば食がはかどります♪
- 【ここで食べれます!】山形炉端と郷土料理 おしょうしな総本店
- 【住所】山形県山形市十日町4-2-2
- 【アクセス】JR 山形駅 東口 徒歩8分
- 【地図】山形炉端と郷土料理 おしょうしな総本店の地図
山形県郷土料理ランキング⑨「食わず嫌い厳禁!食べてみたらとてもおいしい♡鯉の甘煮」
山形県の郷土料理には、鯉を食べるというものも!
鯉は、かつての内陸農村部にとっての最高のたんぱく源でした。
特に水産資源に乏しかった米沢で、貴重なたんぱく源の補給のために上杉家十代藩主、上杉鷹山が推奨し、発祥となったのです。
鯉は今では、米沢のABC(舘山林檎、米沢牛、鯉)と言われているくらいの名産品に名を連ねるようになったのです。
置賜地方の鯉は、臭みもなく、冬の厳しさにより身が引き締まり、おいしく頂けますよ♡
ちなみに筆者の祖母はネイティブ米沢。毎年お歳暮、お祝い事があった時には、鯉の甘煮を送ってくれました。骨は多いけど、本当に臭みもなく、甘く煮込まれた鯉はとてもおいしいです!
- 【ここで食べれます!】米沢鯉 六十里
- 【住所】山形県米沢市東1-8-18
- 【アクセス】・JR米沢駅より徒歩12分(850m)・JR南米沢駅より車で12分(3km)・米沢南陽道路「米沢北I.C.」より車で20分(7km)・東北道「福島飯坂I.C.」より車で50分(36km)・市民バス(米沢市役所・万世線)「東1丁目」停留所下車し、徒歩6分 ・米沢駅から701m
- 【地図】米沢鯉 六十里の地図
山形県郷土料理ランキング⑩「山形郷土料理の王者!芋煮」
やはり山形の郷土料理には、芋煮は外せません!
芋煮自体は、東北地方で広く食べられています。ですが山形の芋煮の特徴は、季節の野菜、そして牛肉!さらには「芋煮会」というイベントでしょう!
毎年、「芋煮会」という集まりが山形県各所の河原で繰り広げられている程で、巨大な大鍋で芋煮をつくり、3万食を毎年ふるまう一大イベントには、全国からも報道陣が訪れるほど!
photo by 山形長屋酒場
- 【ここで食べられます!】山形長屋酒場
- 【HP】ここ一軒で山形県!!「山形長屋酒場」山形郷土料理と地酒の居酒屋
- 【住所】山形県山形市香澄町1-8-8 山形第1ビル 1F
- 【アクセス】山形駅から約157m
- 【地図】山形長屋酒場の地図
最後に
山形県は、山や海からの様々な恵みによって、たくさんの郷土料理があります。どれもほかの地域では味わうことができない、山形ならではの味ばかり!
山形に訪れた折には、山形の人たちが生んでくれた郷土料理を、たくさん味わっちゃいましょう♪
山形県郷土料理ランキング★地元民おすすめ10選
- ①冬の山形といえば!あったか♡寒鱈汁
- ②酒粕の汁で冷えた身体も温まる♡粕汁
- ③細長いうるち餅は何にでも合う!べろべろ餅
- ④縁起担ぎ効果!正月料理、ひょう干し
- ⑤食べ方いっぱい!デザート感覚で♡庄内笹巻き
- ⑥あの上杉謙信公も愛食?!冷汁(ひやじる)
- ⑦元祖山形の郷土料理、納豆汁
- ⑧汁ものじゃないよ!夏の食事のお供、山形のだし
- ⑨食わず嫌い厳禁!食べてみたらとてもおいしい♡鯉の甘煮
- ⑩山形郷土料理の王者!芋煮
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。