山梨県の年間ぶどう収穫量は全国第1位。なんと国内収穫量の25%を占め、第2位の長野県とは約1.8倍もの差をつけています。山梨のぶどうは品種も多く、県オリジナルのブランドも持っています。
そんな山梨県内には、ぶどう狩りを楽しめる農園がたくさんあります。今回はぶどう狩りをガチで楽しむためのポイントを伝授致します!
山梨県のぶどう狩り★MAX楽しむ為の10の注意
【農園選び編】開園時期に注意すること
「ぶどうのシーズンって言ったら夏なんだから、7月や8月に行けば大丈夫でしょ?」と考えてしまいがちですが、それではお目当ての農園の開園期間を逃してしまう可能性があります。
山梨では実は同じぶどう狩りでも、農園によって開園時期にかなりの差があるのです。7月中旬~11月中旬まで開いている農園もあれば、8月中だけの所や8月末~9月末という場所もあります。予め開園時期をチェックしてから、計画を立てましょう。
【農園選び編】料金システムを把握すること
ぶどう狩りの料金システムは農園毎に全く違います。
①入園料が無料で、狩った分だけ量り売りしてもらうタイプ
②一定の入園料はかかるが、狩り放題なタイプ
③入園料を払えば狩り放題だけど、持ち帰りたい分は量り売りになるタイプ
・・・など、様々です。自分たちの狩りスタイルに合った料金システムの農園を選びましょう。筆者は②のタイプをお勧めします。持ち帰りは一切出来ませんが、後先のことを考えずにぶどう狩りを楽しめるからです。「お土産は要らない」という方には②がベストだと思います。
【農園選び編】制限時間の有無を確認
候補に挙がっている農園が、時間制限アリか無制限なのかを調べておきましょう。基本的には2時間もあれば十分ですが、時間を気にせずゆっくりしたい方は迷わず無制限の方を選びましょう。特に、小さな子どもがいる場合は無制限の方が良いと思います。
【農園選び編】屋根の有無は?
ぶどう畑と言えば外、というイメージかもしれませんが、ぶどう狩りを開いている農園の中には屋根付きの所もあるのです。屋根のある農園であれば、天候に左右されることはありませんし、日焼けの心配も要りません。
【農園選び編】持ち込みOKか
競争率の高い山梨のぶどう狩り業界。数ある農園の中には、なんと食べ物の持ち込みOKという所があるのです。また、ぶどう畑の中にバーベキューの施設付きという農園もあります。飽きやすい小さな子どものいる家庭にとっては嬉しいサービスかもしれません。
【農園選び編】あなたの好きなぶどうの品種があるのか
当たり前の様で忘れがちですが、農園毎に作っている品種や種類の数は違います。あなたのお目当ての品種がある農園を探すようにしましょう。また、ぶどうの種類が多い農園へ行けば、食べ比べを楽しむことも出来ますよ。
【服装編】動きやすい服装で行き、虫対策を怠らないこと
ぶどう狩りへ行く時は、動きやすく、汚れても構わない服を着ていきましょう。そして、虫刺されや怪我を防止するために長めのズボンを履いてください。靴もヒールなどは避け、歩きやすいものを履きましょう。雨の場合は長靴がベストです。ちょっとダサい格好になるかと思いますが、怪我をしたり変な虫に刺されるよりはマシだと思って耐えましょう。
【持ち物編】ぶどう狩り3点セットを忘れずに!
ほとんどの山梨の農園は手ぶらで行っても問題はありません。農園の人たちも、お客さんが手ぶらで来ることを想定して、色々と準備してくれています。
しかし、よりぶどう狩りを快適に楽しむため、次のものを持っていきましょう。虫除けスプレー・軍手などの手袋・ウェットティッシュの3点です。虫除けスプレーはこまめに使いましょう。軍手は貸出してくれる農園もありますが、自分用のモノを持って行った方が気兼ねなく使えると思います。ウェットティッシュは、ぶどうを食べている時に手がベタベタになったら使ってください。一番使用頻度が高いのは、意外なことにこのウェットティッシュなのです。
【裏技編①】まばらな房を狙え
実がまばらで隙間の出来ている房。これが甘いぶどうの特徴です。びっしりと実が付いている綺麗な房よりも、まばらで少し見栄えの悪い房の方が甘くて美味しいのです。
また、ぶどうを美味しく食べたいという方は食べ方にも注意しましょう。ぶどうは枝に近い実の方が甘くなっているので、房の先の方から食べていくのがお勧めです。食べ進めて行けば行くほど甘くなっていくので、パクパクと食べられちゃいますよ。
【裏技編②】狩ったぶどうは氷で冷やせ
もぎたてのぶどうは美味しいのですが、・・・ぬるいですよね。やはりぶどうはキンキンに冷やしたモノが一番美味しいです。そこで、ペットボトルや水筒に水を入れて凍らせたものを持って行きましょう。狩ったぶどうを冷やしながら食べることが出来ますよ。
最後に
山梨県のぶどう狩り★MAX楽しむ為の10の注意
①【農園選び編】開園時期に注意すること
②【農園選び編】料金システムを把握すること
③【農園選び編】制限時間の有無を確認
④【農園選び編】屋根の有無は?
⑤【農園選び編】持ち込みOKか
⑥【農園選び編】あなたの好きなぶどうの品種があるのか
⑦【服装編】動きやすい服装で行き、虫対策を怠らないこと
⑧【持ち物編】ぶどう狩り3点セットを忘れずに!
⑨【裏技編①】まばらな房を狙え
⑩【裏技編②】狩ったぶどうは氷で冷やせ