大阪・岸和田だんじり祭に行く前に知っておきたい10のこと

 

ライター chie
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大阪府出身の知り合いがいたり、大阪府へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!

だんじり祭は全国的にも有名。岸和田のだんじりは激しいことで知られています。テレビでおなじみですが、実際に見に行くには押さえておきたいポイントもあります。

それでは、本記事では「大阪・岸和田だんじり祭に行く前に知っておきたい10のこと」をご紹介いたします!

①だんじり祭は9月と10月に行なわれる!

岸和田だんじり祭り 2010年photo by Hajime Nagahata

岸和田のだんじり祭は、毎年9月と10月に行われます。9月に出るか10月に出るかは町によって異なり、岸和田だんじり祭は数十もの町がだんじりを出して賑わいます。9月は敬老の日の前日と前々日、10月は体育の日の前日と前々日に開催されます。3連休のタイミングで岸和田市内のみならず府の内外から見物客が訪れ、盛り上がりが見られます。

②町によってはっぴやうちわのデザインが違う

写真提供:岸和田市

だんじりは一つ一つの地区、「町」ごとに出されます。町はきっちりした縦社会になっており、統率の下でだんじりが曳かれているのです。だんじりの関係者は自分の町に強い愛着を持ち、絆の強さもかなりのもの。

街によってはっぴやうちわなど、アイテムのデザインが異なっており、それぞれに特色があります。だんじりを見物する際は、それらのデザインに注目してみるのも楽しみ方の一つ。かっこいいものやちょっと個性的なものなど、目を楽しませてくれますよ。

③だんじりの「彫り物」にも注目!

テレビでだんじりが激しく町を走っていく様からはちょっと意外かもしれませんが、近づいてよく見るとだんじり内部に彫り物が施されています。

専門の職人さんが施す繊細な彫刻で、人々の躍動感が表現されているのが見えるはず。歌舞伎や戦記物語などの名場面を再現しているものが多く、祭りの熱気とともにこちらも熱さを増しているように感じられます。

④だんじりの始まりは、五穀豊穣の稲荷祭

だんじりは最初からあれほど激しかったわけではありません。起源は300年ほど前にさかのぼり、岸和田藩主岡部長泰(おかべながやす)公の時代。京都の伏見稲荷をお城の三の丸に勧請し、五穀豊穣を祈ったことが始まりです。

その際、一般の藩民も城内に立ち入ることを許可。民衆はそれを喜び、地車に太鼓を積み込んだものを鳴らして城内に入ったのが、今のだんじりにつながったといわれます。

最初はシンプルでしたが屋根がつき、彫り物が施され、時代とともに豪勢な今の形になりました。

⑤だんじりの見どころスポットはこの3つ!

写真提供:岸和田市

初めて行こうとしている方だと、「だんじりはどこで見たらいいの?」と疑問が湧くはず。ときには事故もある激しいだんじり、慣れた地元民ならともかく、適当に道の端にいるのは危険です。

おすすめスポットの

  • 1つは「岸和田駅前パレード」、商店街のアーケードを次々にだんじりが駆け抜けていきます。
  • 2つ目は岸城神社に宮入りする前の「こなから坂」、一気に駆け上がるだんじりが見られます。
  • 3つ目は海方面へ行った「カンカン場」で、観覧席があり初めての方も見物しやすいです。

⑥昼は「やりまわし」の躍動感が見もの!

写真提供:岸和田市

だんじりが勢いよくカーブを曲がる「やりまわし」。曲がりきれず建物にぶつかったりする映像は全国的にもおなじみですよね。もちろん、しょっちゅう事故が起こるわけではありません。昼にだんじりを見るなら、やりまわしの躍動感をぜひ感じてみてください。事故に巻き込まれないよう立ち入れる場所に制限がありますが、いい場所を押さえられたらぜひ!

【平成最後】平成30年 9月15日 岸和田だんじり祭 宵宮 午前曳行 カンカン場 全やりまわし その1

⑦夜は灯入れ曳行でしっとりと

写真提供:岸和田市

昼の躍動感と打って変わって、夜はしっとりと楽しめます。提灯に灯りをともして、ゆっくりとだんじりが曳かれていきますよ。秋の夜に映える光景でちょっとロマンティック。仲間や恋人と眺めてもよしです。

⑧じっくり見たいなら「試験曳き」で

本番のだんじりは、お昼はスピード感があり、夜はちょっと薄暗くて、彫り物などだんじりそのものを見るのには見づらいという側面があります。人波にもまれながらというのも実際のところ。だんじりをじっくり見たいなら、本番の前に行なわれる試験曳きで見物してみましょう。

その年ごとに日時が違うので、ネットで要チェック。くれぐれも地元の方の邪魔にならないようにお願いします。

⑨当日の混雑を避けるなら、南海「和泉大宮」駅を利用

だんじり祭の当日は、岸和田地区と春木地区がだんじりのメイン会場となるため、駅は大混雑。駅での混雑を避けるには、岸和田と春木の間にある和泉大宮駅を利用すると、いくらかスムーズに。少々時間はかかりますが、どちらへも徒歩でアクセスできます。各駅停車で停まる駅なので、急行などに乗った場合は途中で乗り換えが必要です。

⑩もっと知りたいなら「だんじり会館」へ!

写真提供:岸和田市

岸和田城のすぐ近くに「だんじり会館」があります。だんじりのシーズンでなくても、映像と音でリアルにだんじりの雰囲気を楽しめる施設。町ごとのはっぴが展示してあったり、大工方や鳴り物の体験をできるコーナーがあったり。大人も子供も楽しめますよ。お祭りには行けないけれど体感してみたいという方、だんじり祭に行ってみてもっと知りたいと思った方はぜひ訪れてみてください。

  • 所在地:大阪府岸和田市本町11−23
  • 最寄駅:南海本線「蛸地蔵」駅より徒歩7分
  • HP:だんじり会館

最後に

単に激しいだけではないのがだんじりの面白さ。訪れる人によって楽しみ方も変わります。ぜひ祭りシーズンに足を運んで、その熱さを体感してくださいね!

大阪・岸和田だんじり祭に行く前に知っておきたい10のこと

  • ①だんじり祭は9月と10月に行なわれる!
  • ②町によってはっぴやうちわのデザインが違う
  • ③だんじりの「彫り物」にも注目!
  • ④だんじりの始まりは、五穀豊穣の稲荷祭
  • ⑤だんじりの見どころスポットはこの3つ!
  • ⑥昼は「やりまわし」の躍動感が見もの!
  • ⑦夜は灯入れ曳行でしっとりと
  • ⑧じっくり見たいなら「試験曳き」で
  • ⑨当日の混雑を避けるなら、南海「和泉大宮」駅を利用
  • ⑩もっと知りたいなら「だんじり会館」へ!

最後までご覧いただきありがとうございました。


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この記事を書いた人
chie

宮城県生まれ、茨城県育ち、大阪府在住です。図書館司書、イベント業を経て現在フリーライター。宮城の松島へは高校時代以来、数年ごとに訪れてパワーチャージしています。読者のみなさまの旅が何倍も楽しめるような記事を書いていきたいです。

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