新潟県へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
地元民がおすすめする温泉のご紹介です☆新潟は温泉地が北海道・長野県についで第3位!150か所もあります。以外でしょ~☆
大きな温泉地はありませんが県内各地に沢山の温泉処があり、県民の湯治場として、保養や休養・そして観光の一環の場として活用されています。
温泉は好みがあるかと思いますが、できるだけ沢山の方が納得できる温泉であり、湯量が多く、源泉であることを限りなく追及しながら~個性ある温泉地を選抜してみました☆
今回は新潟県の地元民おすすめ温泉ランキングのご紹介です!
新潟県温泉ランキング①霊峰・妙高山の麓の温泉ソムリエがいる「赤倉温泉」
赤倉といったら?やっぱりスキー場のイメージが強いでしょうか。妙高山(みょうこうさん)は古くから霊山としてあがめられ入山の制限があった山でした。
赤倉温泉はその山裾にある県内一の湯量を誇る温泉地で、1810年代(江戸時代)に高田藩が運営を担当した日本唯一の藩が経営していた藩営温泉でした。
明治、大正期を通じて文豪たちにも愛され尾崎紅葉、岡倉天心、与謝野晶子らの有名文人もこの地を訪れ、特に天心は赤倉を最期を迎える場所として選んでいます。
源泉は妙高山より引かれ、源泉から届く間に最も気持ちのよい適温42度前後に自然に調整されます。湯質も2つの泉質を併せ持ったという珍しい名湯です。源泉かけ流しはもちろんのこと、神経痛、リウマチ、肩こり、腰痛、疲労回復などの温泉に共通する効能があります。他にも「美肌づくり」や「傷の治癒」に定評があります。
また、日本初の温泉ソムリエの認定制度があり、温泉の基礎知識や正しい入浴法を身につけられるようにと温泉入浴に関して指導してくれるアドバイザーがいる温泉地です。
参照:新潟県妙高市赤湯温泉
- 【HP】赤倉温泉 滝の湯
- 【住所】〒949-2111 新潟県妙高市赤倉585−1
- 【地図】赤倉温泉 滝の湯 の地図
新潟県温泉ランキング②日本三大薬湯の一つ!松之山温泉
歴史は古く、7~8百年前の南北朝時代に傷ついた一羽の鷹が毎日同じ場所に舞い降り、茂みにいるのを不思議に思ったきこりが、その茂みを探してみたところ、そこに湧き出る熱泉がありました。鷹はその湯で傷を癒していたと言います。そこから源泉は「鷹の湯」・「霊鷹の湯」と呼ばれ、越後守護上杉家の隠し湯であったという説もある温泉です。
群馬県の草津温泉、兵庫県の有馬温泉とともに「日本三大薬湯」のひとつであり、効能は通常の温泉基準値の15倍もの温泉成分が含まれる湯質の良さです。ホウ酸の含有量が日本一多く、山間部にあるのにもかかわらず塩分濃度が高く、太平洋戦争中は塩の採取も行われていたと言います。
それは1200万年前の化石海水が地中に閉じ込められていて、その海水が地圧で噴出したものといわれ「ジオプレッシャー型温泉」と呼ばれるそうです。
新潟でも特に豪雪地帯と呼ばれる地域ですが、それ故に美しい山里と豊かな自然が残されている温泉地です。
- 【HP】松之山温泉郷
- 【住所】〒942-1432 新潟県十日町市松之山
- 【地図】松之山温泉郷 の地図
新潟県温泉ランキング③越後芸妓発生の地!岩室温泉
新潟の奥座敷と呼ばれる岩室温泉(いわむろおんせん)は、雁(がん)が温泉で傷を癒しているところから発見されたといいます。古くは「霊雁の湯」と呼ばれ、江戸時代より北国街道の宿場町として、又、弥彦神社の参拝者の精進落としの遊里として栄えてきた300年の歴史がある温泉です。お座敷情緒を演出する越後芸妓発生の地でもあります
リューマチに効能があるだけでなく湯上りの肌はつややかになるといわれています。現在は小さいながらも温泉地の風情がたっぷり味わえ、13件程のお宿があります。
こちらの名物は手焼きの瓦煎餅、街を歩けば手焼きの甘いお煎餅の香りがただよいます。外は固く中はサクサクしており、茶色に焼かれたその姿はどこか懐かしい瓦煎餅です。
9月6日は #黒の日 らしいですよ🖤
黒といえば #岩室温泉 の #黒湯 ですね😌💭
温泉に含まれる硫黄と鉄が結合した硫化鉄の細かい粒子が湯口や湯船に付着し入るとお尻や手足が黒くなることから『黒湯』と呼ばれるようになりました…🙌
岩室温泉にお越しの際はぜひ #黒湯 に浸かっておくつろぎください🎶 pic.twitter.com/bWW7LuvoSS— 岩室温泉観光協会【公式】 (@iwamurokanko) September 6, 2022
新潟県温泉ランキング④新潟美人の温泉!月岡温泉
新潟からお車で30分位、美人になれる温泉として知られているのが、こちらの「月岡温泉」です。全国でも屈指の硫黄成分含有量を誇り、源泉で50度位あります。泉質は「含硫黄ナトリウム塩化物泉」(弱アルカリ性低張性高温泉)で、エメラルドグリーンに輝く美しい色をしており、日本でも湯質はトップクラスといわれます。
入浴すると皮膚の角質を溶かす作用で肌がつるつるに若返り、長時間体内に残ることから「美人の湯」「不老長寿の湯」といわれ、月岡に近づくと硫黄の臭いがして温泉情緒もたっぷりです。
元は石油を掘る為の工事の最中に掘り当てたものですが、磐梯熱海温泉(ばんだいあたみおんせん)、いわき湯本温泉とともに「磐越(ばんえつ)三美人湯」として県民はもちろんですが県内外から多くのお客様に親しまれている温泉です。
新潟県温泉ランキング⑤エメラルドグリーンが美しい!咲花温泉
開湯は1954年(昭和29年)と新しい温泉地で、その昔は「先花・先鼻」と呼ばれていた地域でしたが、阿賀野川の河畔に湯の花が噴出していたところから「咲花温泉(さきはなおんせん)」とその名を変えました。
硫黄泉でありながら硫黄が強過ぎず、弱アルカリでさらに成分的には硫酸塩泉の条件も満たしている欲張りな温泉です。つまり美肌に効能があると言われるの4つの条件のうち、3つを満たしている湯あたりが少ない優しい温泉ということでしょうか。
源泉は湧出時は無色ですが、空気に触れて反応するとエメラルドグリーンに色づきます。阿賀野川沿いに温泉街があり、温泉旅館等は8軒ほどの小さな温泉街です。
阿賀野川ライン下りの終着点であり、咲花独特のイベントとして水面に仕掛けられた花火「水中花火大会」が名物となっております。家族や仲間と咲花温泉に泊まってゆっくり鑑賞するのがおすすめです☆