新潟県は佐渡へ旅行や引っ越し、仕事でいらっしゃる方へ!
佐渡の方は若者でもかなり、佐渡弁を使います。本人たちは標準語を話しているつもりでしょうがこれだけ標準語が蔓延しているのにもかかわらず、それを使わずとも会話が出来ているので、他の地方よりは方言は残っている地域になるかと思います。
この記事では、面白い新潟県の佐渡弁をご紹介します!佐渡に行ったらぜひ、島民に話しかけてください。面白い方言が聞けること間違いなしですよ!
面白い佐渡の方言①佐渡の「ちゃ」は飲めない「ちゃ」
佐渡の方言をマスターするには語尾につける「ちゃ」をどう発音できるかで佐渡の人か、そうでないか判断ができるほど難しいです。
佐渡弁は語尾に「ちゃ」が付くとよくネットなどでも書かれているのでご存知の方も多いと思いますが、佐渡弁は難しいのは発音なのです。
これまた何とも言えない発音で
- 「そうだっちゃ」(意味:そうだね)
- 「だちかんちゃ」(意味:らちがあかない=ダメの意味)
などと語尾につけて使いますが、何でもかんでも語尾につけるわけではないのでご注意くださいませ。
「うる星やつら」のラムちゃんがいくらか近い使い方と発音をします~。ラムちゃんの発音はかなりきれいな「ちゃ」ですけどね(笑)
面白い佐渡の方言②「おら、おぼえたっちゃ!」
普通、「おぼえた」といったら?「覚えた」ですよね(笑)佐渡では「おぼえる」と言ったらびっくりした!おどろいた!の意味になります。なのでタイトルの「おら、おぼえたっちゃ」は「私はびっくりしました」の意味合いになります。
最上級のいい方はなく、声の大きさでびっくりした強さを表します。ちなみにおらというのは、自分のことですが普段は「おら」とは言わないです。どちらかといえば「オレ=俺」ですね。なぜかびっくりしたというときにのみついてくる自然な表現と思われます。
面白い佐渡の方言③「がっちゃへご!」
「めちゃくちゃになってしまった」「ごちゃごちゃに散らかしてる」そういった意味合いでつかわれる「がっちゃへご!」何となく可愛い表現に思えてきませんか?
例えば車をぶつけて「車ががっちゃへごになってしもーぅた」とか散らかってる部屋を見て「こりゃ~家ん中がっちゃへごらねかさ」などと使います。「いや~なんもんも、がっちゃへごだっちゃ~」と言うように精神的に疲れて心が乱れて疲れているときなども使ったりもしてるようです。
面白い佐渡の方言④「しょうしねぇ」と「よんどこない」
発音が難しいのですが「いやっちゃ、そんな恰好、しょうしねぇっちゃ」と言った感じで話します。近い言葉に「よんどこない」という方言もありますが、「しょうしねぇ」は単純に恥ずかしいの表現で「よんどこない」は「拠り所がない=そうするしかない、仕方ない」の意味合いとまた少し違う感じ、内面性からくる恥ずかしさ、申し訳なさとか、いてもたってもいられなくて困った時とかに違う表現でしょうか。その時にしか使えない意味のある方言の一つかと思います。
面白い佐渡の方言⑤「ととくそ」
こんな表現、他に日本語であるのでしょうか?(笑)「ととくそ」だけだと変だけど「ととくそもん」と言ったら意味が通じるでしょうか?全く通じませんか?そうです「あわてんぼう」とか「そそっかしい」「おっちょこちょい」という意味で使います。
「ととくそもんらしけ~そういうことになるんっちゃ」
(意味:そそっかしいから、そういうことになるんだよ)
と言った感じで使います。よく「佐渡弁で話してみて!」と頼まれてフルに佐渡弁で話すと「どこの言葉かわかりません」と大笑いされます。海辺は声が大きくて早口、内陸部、平野部の方は少しゆっくり目でお話をします。どちらにしても佐渡の方言は意味不明と言われます。